オフコースは80年代に何度かアメリカ進出を試みていました。全編が英語詞のフルアルバムも用意した程で、その意気込みは本格的なものでした。けれども結果としてその試みは実らず、その時にレコーディングした音源のみが残されています。オフコースのアルバム「Over」に収録された「哀しいくらい」は三度に渡り違う英語詞がつけられています。私はそのうちの「City Nights」が好きで、よく夜中にひっそりと部屋で聴いたりしていました。ほとんど洋楽感覚で聴ける曲で、当時の洗練されたオフコースの音楽性が表れていると思います。何度も英語詞がつけられたことからも、小田さんご自身にアメリカ進出の中核になる曲との自負があったものと考えています。聴くたびに穏やかな気持ちになる素敵な曲です。(美里)
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