メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
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アバド(クラウディオ) ミルシテイン(ナタン)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2006-11-08)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2006-11-08)
おすすめ度の平均: 

ヴァイオリンの貴公子
格調高く美しい
完璧なるミルシテインの技巧と音色!
バイオリンを弾いてみたくなります♪美しい旋律の歌にあふれる第2楽章
1835年からの5年間、メンデルスゾーンはライプチヒの
ケヴァントハウス管弦楽団の指揮者として活躍し、
自作曲のほかバッハやモーツァルト、ベートーヴェンなどの、
埋もれた作品の演奏と紹介に力を入れていました。
このオーケストラのコンサート・マスターを努めていた
フェルディナント・ダヴィッドはメンデルスゾーンよりひとつ年下の、
ヨーロッパ中に名の知れたヴァイオリンの名手でした。
1838年にメンデルスゾーンは、ホ短調のヴァイオリン協奏曲を
書いてみたいとの意向をダヴィッドに伝えました。
しかしその後、ベルリンで芸術総合アカデミーの音楽部主任になるなど、
あまりの多忙から6年間、作曲に取りかかることはありませんでした。
ようやくと重い腰を上げたメンデルスゾーンは、
ダヴィッドに細かい部分まで助言を求めながら協奏曲作曲の筆を進めました。
ダヴィッドもヴァイオリニストとしての立場からの協力を惜しみませんでした。
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こうして完成したヴァイオリン協奏曲はダヴィッドの独奏で初演され、
その親しみやすい旋律と演奏者を引き立たせる技巧性により、
当時の音楽界に旋風を巻き起こす大成功を収めました。
この協奏曲の特徴は全3楽章が切れ目なく演奏される点で、
メンデルスゾーンはそのことを通して曲全体に統一感をもたらそうと考えたのです。
激しく情熱的な第1楽章から一転、第2楽章は夢見るような
穏やかな旋律が、心ゆくまで歌い上げられます。




