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2016年07月21日


ヘンデル:歌劇《クセルクセス》から アリア「オンブラ・マイ・フ」


ヘンデル:アリア集~オンブラ・マイ・フ
ルネ・フレミング
ユニバーサル ミュージック クラシック(2004-09-22)
おすすめ度の平均: 4.0
4安心して聞けるヘンデルです


♪ヘンデルのラルゴとしても有名なアリア

ヘンデルはバッハとほぼ同時代を生きたバロック時代の作曲家です。
ドイツで生まれ、やがて英国に帰化しそこで一生を終えています。

「音楽の父」と呼ばれるバッハが主に教会音楽に力を注いだのに対し、
「音楽の母」とも呼ばれるヘンデルは、オペラやオラトリオなどの劇場音楽で名作を残しました。

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「ヘンデルのラルゴ」としても知られるこの曲は、歌劇「クセルクセス」の中で
カストラートによって歌われたアリア「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」です。

現在ではオペラはほとんど上演されず、このアリアだけが様々な編曲で演奏されています。

今回は主旋律がヴァイオリンによる演奏でお届けします。




ヘンデル:歌劇《クセルクセス》から アリア「オンブラ・マイ・フ」
George Frideric Handel:"Ombra mai fu" from Serse, Xerxes


http://classical-music.aki.gs/Handel-Ombra-mai-fu.mp3


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posted by アンドウトワ at 11:57 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」 第3楽章-第4楽章


ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調<運命>
フルトヴェングラー/ベルリン・フィルハーモニー
ポリドール (1997-08-06)
おすすめ度の平均: 5.0
5 歴史に残る名盤
2 フルトヴェングラーのベートーヴェンは・・・
5 時代を超えた名盤
5 ティタニア・パラストの第五
5 何度でも感動します。


♪苦悩を突き抜けて歓喜へ・・・飛翔する魂の凱歌

第3楽章と第4楽章は、途切れることなく続けて演奏されます。

第3楽章では振り払っても尚、迫り来る運命の過酷さを描いたあと、
一転してすべてを笑い飛ばすかのような、大胆不敵な姿を見せています。

続く第4楽章では新たにピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンといった
当時まだ珍しかった楽器が追加され、盛大に勝ちどきの凱歌を上げ続けます。

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「運命」では第1楽章が圧倒的に有名ですが、本当の主役は第4楽章だと思います。
これは演奏時間にかけられた長さからも明らかです。

第4楽章では"勝ち負け"といった、この世的な二元論の次元を越えた、
いわば“絶対勝利”とでもいうべき深遠な世界が描かれています。

地上のしがらみから解き放たれた自由な精神が翼を纏い、
無限の宇宙に向かってどこまでも飛翔していくかのようです。




ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」 第3楽章-第4楽章
Ludwig van Beethoven:Symphony No.5 in C minor, Op.67
3. Allegro-attacca - 4. Allegro


http://classical-music.aki.gs/Beethoven-Symphony-No5-3rd-4th-Re.mp3



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posted by アンドウトワ at 11:31 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」 第1楽章


ベートーヴェン:「運命」& 交響曲第8番
クレンペラー(オットー)
EMIミュージック・ジャパン (2004-06-23)
おすすめ度の平均: 5.0
5 力強く、軽やかに
5 フルトヴェングラーとは違った意味の名演


♪“運命”はこのように扉を叩く・・・クラシック音楽の代名詞

“宿命”と“運命”は違うといいます。
宿命は生まれた時代や場所、家柄など自分ではどうにもならないもの。
運命は人間の意志と選択で自由に変えていけるもののことです。

ベートーヴェンが音楽を通して一番描きたかったのは、この“意志の力”だと思います。

第1楽章はハ短調で悲壮感に満ちた音楽。
運命を切り開き、自分の弱さに打ち克とうという気迫が漲っています。
何事にも前向きな姿勢で臨むベートーヴェンのモットーが感じられます。

自らの運命から逃げずに正面から向き合うことを決意した時、
初めてほんとうの意味での人生がスタートするのかもしれません。

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第5は「田園」と同時期に並行して書かれ、両者は対極的な内容を持っています。
男性的で勇ましい「運命」と女性的で嫋やかな「田園」。
ベートーヴェンはふたつを同時に書くことで精神のバランスを保ち、
2曲をあたかも姉妹編のように考えていたのかもしれません。

初演はこのふたつの交響曲をプログラムする長大なコンサートとなりました。




ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」 第1楽章
Ludwig van Beethoven:Symphony No.5 in C minor, Op.67
1. Allegro con brio


http://classical-music.aki.gs/Beethoven-Symphony-No5-1st-Re.mp3



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posted by アンドウトワ at 11:05 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月16日


チャイコフスキー:バレエ音楽 《白鳥の湖》 第2幕 「情景」 [新録音2016]


チャイコフスキー:交響曲第4番/バレエ組曲「白鳥の湖」
価格:
ヘルベルト・フォン・カラヤン
ユニバーサル ミュージック クラシック(2012-05-08)
売り上げランキング: 2655


♪ドイツの伝説「白鳥の湖」に基づくバレエ音楽の最高峰

1871年の夏のことです。

妹のアレクサンドラの家で過ごしていたチャイコフスキーは、
妹の子供たちのために、ある音楽を作曲しました。
それはドイツの伝説として知られる白鳥の女王の物語「白鳥の湖」を、
家庭用の小さなバレエ音楽にまとめた作品でした。

それから4年後のこと、モスクワのボリショイ劇場からバレエ音楽の
作曲依頼を受けたチャイコフスキーは、すぐに「白鳥の湖」を思い浮かべました。
そして、1875年8月から翌年の4月10日にかけて、
チャイコフスキーにとって初のバレエ音楽「白鳥の湖」は作曲されたのでした。

しかし、初演当時の反応は芳しくありませんでした。
それまでのバレエ音楽といえば、一場ごとにつけたBGM的なもので、
全幕を通した物語としての一貫性はなく、またチャイコフスキーのような
壮大な交響的趣きや芸術性も持ち合わせてはいなかったのです。

ですから、初めて「白鳥の湖」を聴いた聴衆が理解できなかったのも、
無理からぬことであったのです。
「白鳥の湖」は大きな成功を収めぬまま、やがて上演されなくなっていきました。

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しかし、チャイコフスキーの死後、プティバとイワノフの2人の振付師により、
新たな振付を施された「白鳥の湖」は、1895年1月15日の再演で成功を収めました。
以来、「白鳥の湖」はバレエ音楽の最高峰として、
現在に至るまで世界中で愛され続けているのです。


* 9年前に録音した際には単なる有名な作品のひとつとして、
特に深い思いを及ぼすこともありませんでしたが、
あれから様々なできごともあったせいか、
今ではこの曲が持つ、もっと深い精神性を感じています。

人として地上に生きる者の根源的な孤独、寂しさ、哀しみが旋律に感じられ、
録音中は気持ちの昂ぶりを抑えられませんでした。




チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》 第2幕 「情景」
P.I.Tchaikovsky:SwanLake act2 "Seane" [3:14]


http://classical-sound.up.seesaa.net/Tchaikovsky-SwanLake-Seane-2016.mp3



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posted by アンドウトワ at 08:23 | バレエ音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月09日


J.S.バッハ:マタイ受難曲 第39番 「憐れみたまえ、わが神よ」 [新録音2016]


バッハ:マタイ受難曲 BWV244
価格:
カール・リヒター
ポリドール(1991-11-30)
売り上げランキング: 5743


♪キリストの受難を克明に描いた音楽劇

8世紀ごろに姿を現し、バッハによってその頂点を極めた「受難曲」は、
キリストが捕らわれてから十字架に張り付けられるまでを、
順を追って刻々と描いていく音楽劇です。

新約聖書“マタイによる福音書”に基づくこの作品は、
クラシック音楽の最高峰との呼び声も高い、
バッハ生涯最大の傑作で、全曲で2時間半を越える長大作です。

今でこそ不動の位置にある傑作の「マタイ受難曲」ですが、
発表されてから100年もの間、まったく顧みられることはありませんでした。

それを発掘し蘇演したのが、その時若干20歳だったメンデルスゾーンです。
バッハ再認識のきっかけを作ったこの演奏会は、
作曲と並ぶメンデルスゾーンの大きな功績とされています。

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嘆くような短調の旋律が染み入る、第39番「憐れみたまえ、わが神よ」は、
預言通りイエスと共にいたことを三度否認してしまった、
ペテロの深い悲しみが表現されたアリアで、全曲中でも特に知られる名作です。


* 前回は主旋律をチェロで奏でた演奏でしたが、
今回は音色をオーボエに替え、オケにパイプオルガンを追加するなど、
演奏内容にかなりの変化を加えました。
また、ホール音響も全面的に変わっています。

(さらにKARAOKE音源も同時に掲載しました)




J.S.バッハ:マタイ受難曲 第39番 「憐れみたまえ、わが神よ」 BWV244
J.S.Bach:Matthaus Passion No.39 BWV244


http://classical-sound.up.seesaa.net/J.S.Bach-Matthaus-Passion-No.39.mp3


J.S.バッハ:マタイ受難曲 第39番 「憐れみたまえ、わが神よ」 BWV244
J.S.Bach:Matthaus Passion No.39 BWV244 [KARAOKE]


http://classical-sound.up.seesaa.net/J.S.Bach-Matthaus-Passion-KARAOKE.mp3



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posted by アンドウトワ at 07:57 | 声楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月05日


ベートーヴェン:エグモント序曲 Op.84


スケーターズワルツ〜管弦楽名曲
トスカニーニ/NBC交響楽団
BMGメディアジャパン (1999-05-21)
おすすめ度の平均: 5.0
5 名指揮者。


♪人生の劇的な展開が凝縮された序曲の名作

ベートーヴェンの序曲としては特に有名で、演奏機会も多い作品です。

史実に基づくゲーテの戯曲「エグモント」のために書かれた10の付随音楽の序曲で、
“暗から明へ”というベートーヴェンのモットーが象徴的に表現されています。

また、“♪タタタ・タン”という「運命」にも通じる動機を主軸に据えるなど、
差し詰め“ミニチュア版「運命」”といえる程に充実した内容を持っています。

コンパクトなものの音に無駄がなく、“序曲”で済ますにはあまりに濃い音楽です。

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この曲についてリストは次のように語っています。

「ベートーヴェンが大詩人の言葉に霊感を得て描き出した最初の一例である」

名曲「エグモント序曲」は、1809年から1810年にかけて作曲されました。




ベートーヴェン:エグモント序曲 Op.84
Ludwig van Beethoven:Egmont Overture Op.84


http://classical-music.sakura.ne.jp/Beethoven-Egmont-Overture.mp3



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posted by アンドウトワ at 10:08 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワーグナー:楽劇 《ニュルンベルグのマイスタージンガー》 第1幕への前奏曲


R.シュトラウス:交響詩〈ドン・ファン〉
クレンペラー(オットー)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-02-15)
おすすめ度の平均: 4.0
4至純なワーグナー


♪神々しい崇高さを湛えた美しく力強い前奏曲

ドイツロマン派を代表する作曲家のワーグナーはただの作曲家というより、
自ら歌劇、楽劇の台本、作曲を手掛け、大道具のような裏方から、歌劇場の建築にも携わった、
さながら“スーパーマルチプロデューサー”とも言える特殊な存在です。

いわゆる一般的なイタリアオペラなどを俗物とし、
自分のオペラこそが神聖な真の芸術作品だという意味で、
あえて“歌劇”ではなく“楽劇”と呼び、差別化を図りました。

また、バイロイトに自分の作品を専門に演奏する歌劇場を建て、
そこで自作品のみを上演し続けるという徹底ぶりでした。
この慣わしは現在でも、バイロイト祝祭劇場で毎年7月から8月にかけて開催される、
夏の一大イベント「バイロイト音楽祭」へと受け継がれています。

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“楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕前奏曲”は、
この楽劇のライトモチーフ(人物や状況を表す短い動機)を集めたいわば“ハイライト”的な内容です。
また、単にそれにとどまらない、精神的に崇高なものを感じさせる傑作です。
その高揚感はベートーヴェンの交響曲を聴いたあとの気分にも通じるものがあります。

晴々とした響きから、大学の入学式などでもよく演奏されるので、ご存知の方も多いでしょう。

ワーグナーと親交もあった哲学者ニーチェは、好んでこの曲をピアノで弾いていたようです。




ワーグナー:楽劇 《ニュルンベルグのマイスタージンガー》 第1幕への前奏曲
R.Wagner:Die Meistersinger von Nuernberg Vorspiel act 1


http://classical-music.aki.gs/Wagner-Die-Meistersinger-Vorspiel-act1.mp3



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posted by アンドウトワ at 08:30 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする