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2016年08月03日


山田耕筰:赤とんぼ (2016年1月1日よりパブリックドメイン)


UTAU(2枚組)
新品最安価格:17%OFF ¥ 2,900 (11店出品)
レビュー平均: 4.9点 (16人がレビュー投稿)
5.0点 ことばの間に感じられる深い余韻までが素晴らしい
5.0点 絶品
5.0点 「老けた」のかもしれないが、いいアルバムだと思う。
発売日:2010-11-10
メーカー:commmons
アーティスト:大貫妙子 & 坂本龍一


♪世代を越えて日本人に最も愛されている童謡

作詞:三木露風、作曲:山田耕筰による楽曲『赤とんぼ』(赤蜻蛉)は、
日本の代表的な童謡のひとつにして、日本人に最も愛されている唱歌です。

1921年(大正10年)、32歳の露風は北海道のトラピスト修道院にいました。
そこに講師として招かれ、文学を教えていたのです。
ある日の夕方、窓の外を見る露風の目に赤とんぼが写りました。

静かな空気と光の中、竿の先にじっととまっているその姿に、
露風は幼いころの自身の思い出を重ね、『赤とんぼ』の歌詞を書いたのです。


夕焼け、小焼の、赤とんぼ、
負われて見たのは、いつの日か。

山の畑の、桑の實を、
小籠に摘んだは、まぼろしか。

十五で姐やは、嫁に行き、
お里のたよりも、絶えはてた。

夕焼け、小焼の、赤とんぼ、
とまっているよ、竿の先。


幼い露風は子守娘に背負われ、山の夕焼けと赤とんぼを見ていました。
やがて娘は里へ帰り、嫁に行ったという出来事が、そのまま詞になっています。

そして『とまっているよ、竿の先。』には、実は裏の意味があるといいます。
トラピストで洗礼を受けた露風は、カトリックのクリスチャンでした。
ですから竿先の赤とんぼの姿を、十字架の形に重ねていたのです。

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親の離婚による母親との別れ、また慕っていた子守娘との別れという寂しさと、
それに対する救いと希望の念が、『赤とんぼ』には込められています。

この詞が発表された後の1927年(昭和2年)に、親友の山田耕筰が曲をつけ、
誕生した童謡『赤とんぼ』は、日本の歌百選に入る名歌になっていきました。
先日のNHK名曲アルバムのアンケートでも、「未来に残したい名曲」として、
日本の楽曲では最も人気を集めていました(2位 故郷、3位 荒城の月)。

茅ヶ崎に住んでいた耕筰が、東京行きの電車で作曲したということです。
彼の代表作にして、世界からも愛される日本の童謡になっています。


*作曲者である山田耕筰の没後50年が経過し、2015年12月に著作権保護期間が終了しました。
2016年1月1日よりパブリックドメインとなったため、ダウンロード及び素材使用可能な、
「フリー音楽素材」として再掲載しました。




山田耕筰:赤とんぼ
Yamada, Kosaku:Akatonbo


http://classical-sound.up.seesaa.net/image/Yamada-Kosaku-Akatonbo.mp3



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posted by アンドウトワ at 07:12 | 国歌・賛美歌・民謡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 第4楽章


モーツァルト:交響曲第25番&第40番
ワルター(ブルーノ)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(2004-11-17)
おすすめ度の平均: 4.5
5普遍的定番?
5永遠の名演
3意外と現代的な演奏だと感じました
5定番ですね
5すばらしい!!!!!


♪ト短調の交響曲第25番にも通じる疾走感

モーツァルトの大変な愛好家で知られるアインシュタインは、
この楽章の展開部の大胆な転調を「魂の深淵への墜落」と評しました。

モーツァルトの音楽は流れが自然なため、そうとは気づかせないものの、
実際は驚くばかりの革新的な試みも少なくありません。

"ディモーニッシュ"とも評されるそうした独特の展開は、
一見、華やかなモーツァルトの音楽の、強いスパイスにもなっています。

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革新性と言えば第40番と第41番の最後の二つの交響曲も突出しています。
その先進性や規模には、それまでの古典派の交響曲とは次元の違うものが感じられます。

後のロマン派の大交響曲時代への布石が、エッセンスとして凝縮されているかのようです。




モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第4楽章
Wolfgang Amadeus Mozart:Symphony No.40 in G minor, K.550
4. Allegro assai


http://classical-music.sakura.ne.jp/Mozart-SymNo40-4.mp3



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posted by アンドウトワ at 07:02 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日


モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 第3楽章


モーツァルト:交響曲第40番&第41番
ミンコフスキ(マルク)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-07-26)
おすすめ度の平均: 4.5
5ニュー・スタンダード!
4「ジュピター」では風格すら漂う。


♪真冬の木立を歩くかのような緊張感あるメヌエット

モーツァルトに関しては天才を思わせる逸話ばかりが先行しますが、
実際の彼は必ずしもそうした面ばかりを、持ち合わせていたとは言えないようです。

例えば傑作として知られる歌劇「魔笛」。
今も残る直筆の譜面を見ると、至る所に手直しの痕跡があり、
余白にはいら立ちからか、ペンを突き立てた跡が見られると言います。

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天才と呼ばれるモーツァルトでさえも、思うように筆が進まず、
作曲に苦悩したことをうかがわせます。

第40番にはそうしたモーツァルトの、普段は表に出ない
影の部分が表現されているように感じます。

自らの最後を予感した天才が、初めて赤裸々な心情を明かしたかのようです。




モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 第3楽章
Wolfgang Amadeus Mozart:Symphony No.40 in G minor, K.550
3. Menuetto - Allegretto


http://classical-music.sakura.ne.jp/Mozart-SymNo40-3.mp3



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posted by アンドウトワ at 12:29 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 第2楽章


モーツァルト:交響曲第38番&第39番&第40番&第41番
サヴァリッシュ
コロムビアミュージックエンタテインメント(2006-12-20)
おすすめ度の平均: 5.0
5サヴァリッシュは職人


♪哀しみも浄化されるような響きのアンダンテ

モーツァルトは一瞬のひらめきの中に、交響曲の全楽章のイメージが湧き上がったといいます。
机に向かう前にすでに頭の中には全スコアがあったわけです。
ですから作曲もピアノに向かって絞り出すのではなく、会話をしながら頭の中のスコアを、
事務的に書きとめるといった感じだったようです。

ベートーヴェンの場合、例えば第5のワンフレーズを10数回書き直し、
結局1回目と最後が同じだった... というような模索のあとも見えるのですが、
モーツァルトの場合、そういった書き直しやミスは一切なかったといいます。

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またモーツァルトの音楽には強く“天国性”が感じられます。
ですから、お酒の麹をはじめ植物や動物に至るまで、
その音楽を聴かせるとおいしくなったり、成長がよくなったりするのでしょう。

何か特別な波動のようなものが出ているのかもしれません。




モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 第2楽章
Wolfgang Amadeus Mozart:Symphony No.40 in G minor, K.550
2. Andante


http://classical-music.sakura.ne.jp/Mozart-SymNo40-2.mp3



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posted by アンドウトワ at 11:49 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 第1楽章


モーツァルト交響曲第40番&第41番
ベーム(カール)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2005-12-14)
おすすめ度の平均: 5.0
5ベームのすべてがここに…
5これしかない・・・。
5やはりお勧め
5天空への魂の飛翔
4ベームの慈愛に満ちた風格のある演奏


♪モーツァルトの短くも薄幸な生涯を思わせる短調の交響曲

後期3大交響曲のひとつ第40番は、2曲しかないモーツァルトの短調の交響曲のひとつです。

交響曲は全41曲あるのですから、その数はまことに少ないと言えます。
そして、ト短調の25番と40番はどちらもとりわけ名作とされています。

1788年はモーツァルトの後期3大交響曲が一気に書かれた年です。
この3曲は6月28日から8月10日の間にまとめて作曲されました。
ことに、第40番は7月15日から7月25日のわずか10日間で完成したとされ、
病で体力も落ちた最中での、驚異的な集中力を感じさせます。

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第40番は楽器編成がシンプルなことも特徴です。
ティンパニーとトランペットは入っておらず、初稿ではクラリネットもなしでした。
後にクラリネットはモーツァルト自身の手によって追加されました。

今回はそのクラリネット入りのバージョンでお届けします。




モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第1楽章
Wolfgang Amadeus Mozart:Symphony No.40 in G minor, K.550
1. Molto allegro


http://classical-sound.up.seesaa.net/Mozart-Symphony-No40-1st.mp3



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posted by アンドウトワ at 11:19 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月23日


モーツァルト:歌劇 《フィガロの結婚》 序曲 K.492 [新録音2016]




♪陽光のきらめきを思わせる軽やかで踊るような序曲

歌劇「フィガロの結婚」はフランスの作家ボーマルシェの戯曲が原作です。
モーツァルトがパリに滞在した際、大評判のこの物語を原語で読み、
その時から歌劇にすることを考えていたといいます。

のちにダ・ポンテがこれを台本にしたことを受け、
モーツァルトは歌劇「フィガロの結婚」の作曲に取り掛かりました。
そして完成した作品は、1786年のウィーンで初演されました。

「フィガロの結婚」はロッシーニの「セビリャの理髪師」の続編的内容ですが、
作曲は当然のことながら、モーツァルトの方が先ということになります。

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ボーマルシェの戯曲は当時の支配階級の堕落を批判した内容で、
これが1789年のフランス革命へつながったとの見方もされています。

序曲は単独でもよく演奏される有名曲で、
流れるような旋律が淀みなく続く、モーツァルトならではの傑作です。


* 9年前の録音ではテンポを落として巨匠風を装いましたが、
今回はよりスピーディーに、原曲の軽やかさを引き出すよう心がけました。




モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》序曲 K.492 [新録音2016]
W.A.Mozart:Le Nozze di Figaro Overture K.492 [4:13]


http://classical-seesaa.net/Mozart-Marriage-of-Figaro-Overture-2016.mp3



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posted by アンドウトワ at 10:05 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日


マスカーニ:歌劇 《カヴァレリア・ルスティカーナ》 間奏曲


マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ 全曲
セラフィン(トゥリオ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2004-11-26)
おすすめ度の平均: 4.5
5歌手、オケ、録音と三拍子揃った名演奏
4豪華なカヴァレリア・ルスティカーナ


♪歌劇の幕間に奏される天上的調べの間奏曲

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」はマスカーニの出世作にして代表作です。

1889年、ミラノの音楽出版者ソンツォーニョは、一幕ものの歌劇を募集しました。
当時は旅芸団の興行や、市立楽団の指揮者で生活していたマスカーニでしたが、
歌劇募集の話に、わずか8日間で「カヴァレリア・ルスティカーナ」を書き上げ、見事入選。
26歳にして名声は世界的なものとなりました。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」は一幕ものですが、長いので二場に別れています。
その間で演奏されるのが美しい間奏曲です。

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序奏の天上的な響きは特に印象的で、こちらをメインと考えてもいいぐらいです。

実はこの間奏曲は歌劇の創作以前に、すでにピアノ譜ができあがっていたらしく、
それだけに楽曲自体の魅力からか、現在では歌劇とは関係なく
独立した演目として演奏されることも多い作品です。

また「アヴェ・マリア」として歌詞がつけられた歌曲版もとても親しまれています。




マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲
Pietro Mascagni:Cavalleria Rusticana :Intermezzo Sinfonico


http://classical-sound.up.seesaa.net/Mascagni-Cavalleria-Rusticana.mp3



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posted by アンドウトワ at 12:31 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする