Merry Christmas and Pray for Peace / Tchaikovsky's "The Nutcrucker" - Misato Nagai Presents

ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 - アンドウトワ指揮 CMSL SYMPHONIC ORCHESTRA [Teaser1]

ベートーヴェン:ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」 - 永井美里 [Teaser2]

ベートーヴェン:ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」 - 永井美里 [Teaser1]

CMSL SYMPHONIC ORCHESTRA PROMOTION VIDEO Part5 / コンサートマスター 風華レア

CMSL SYMPHONIC ORCHESTRA PROMOTION VIDEO Part4 / 指揮者 アンドウトワ

CMSL SYMPHONIC ORCHESTRA PROMOTION VIDEO Part3 / ピアニスト 永井美里


Beethoven Symphony No.9 in D minor, Op.125 - CMSL Symphonic Orchestra / Towa Ando [Teaser2]

Beethoven Symphony No.9 in D minor, Op.125 - CMSL Symphonic Orchestra / Towa Ando [Teaser1]

Pray for Peace - Towa Ando conducts Beethoven's last symphony

2020年02月22日


スコット・ジョプリン:ジ・エンターテイナー [2020][AR] / Scott Joplin:The Entertainer

ScottJoplin01.jpg♪アカデミー賞受賞映画『スティング』のテーマ曲として一躍有名に

スコット・ジョプリンはアメリカ合衆国のアフリカ系アメリカ人の作曲家、ピアノ演奏家。ラグタイムで有名な演奏家・作曲家であり、「ラグタイム王」(King of Ragtime)と呼ばれています。

「ジ・エンターテイナー」(The Entertainer)は、1902年に作曲されたピアノのためのラグタイム。後に、1973年のアカデミー賞受賞映画『スティング』のテーマ曲として使用され、1970年代のラグタイム復興に影響を与えました。



マーヴィン・ハムリッシュによる編曲版は、翌1974年のビルボード Hot 100で3位、イージー・リスニング・チャートで1位を記録しました。しかし、『スティング』の時代設定である1930年代においては、スコット・ジョプリンによるオリジナル・バージョンはほとんど注目されていませんでした。

「ジ・エンターテイナー」には「ラグタイム・トゥー・ステップ」(A rag time two step)という副題がつけられています。これは、1911年頃に流行したダンスの一種で、当時作られたラグタイム曲に良く用いられていたものです。

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シューベルト:4つの即興曲 作品90、D899 第3曲 [2020][AR] / Franz Peter Schubert:Impromptus Op90、D899:III. Andante

Schubert04.jpg♪あたかも歌曲のような琴線に触れる名旋律

4つの即興曲 作品90はフランツ・シューベルトが晩年の1827年頃に作曲したピアノ独奏曲。構成的な追求よりも自由な旋律美を優先させています。

同時期に作曲された4つの即興曲 作品142、D935がひとつのソナタに見たてられるのと異なり、それぞれが自由に彩りある個性を見せています。

作曲年に第1・2曲のみ出版され、1857年に後半の2曲が出版されました。表題はトビアス・ハスリンガーの出版社により与えられたものです。



第3曲、変ト長調のアンダンテは、無言歌風の落ち着いた和声に、中声部の三連符アルペジオが装飾を施す構造。2分の2拍子を表す記号が2つ並べられているので、作者本人による「2分の4拍子」の指定とされています。

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2020年02月11日


メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 Op.90『イタリア』第1楽章 [2020][AR] / Felix Mendelssohn:Symphony No.4 in A major, Op.90 "Italian":I. Allegro vivace

Mendelssohn-07.jpg♪イタリア旅行の快活な気分を描いた躍動感あふれる音楽

交響曲第4番イ長調『イタリア』はフェリックス・メンデルスゾーンが1831年から1833年にかけて作曲した交響曲です。

メンデルスゾーンの交響曲は全部で17曲におよびますが、はじめの「弦楽のための交響曲」12曲は弦楽合奏用の習作的なものであり、その後の5曲が番号付き交響曲として数えられています。

「第4番」は出版順で「イタリア」は5曲の中では第1番、第5番「宗教改革」に次いで実質3番目に完成されました。「イタリア」の後の作曲順は、第2番「賛歌」、第3番「スコットランド」です。

イタリア旅行中に書き始められたこの曲は、躍動的なリズム、叙情と熱狂、長調と短調の交錯による明暗の表出が特徴的で、メンデルスゾーンの交響曲の中でも最も親しまれています。



1830年10月から翌1831年4月にかけてイタリアに旅行したメンデルスゾーンは、ローマでは謝肉祭や教皇グレゴリウス16世の就任式などを目にしました。その間にこの曲の着想を得て、作曲に取りかかったことが彼の手紙などから分かっています。しかし作曲は旅行中には仕上がらず、一度は中断しました。

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リヒャルト・シュトラウス:交響詩 《死と変容》 Op.24 [2020][AR] / Richard Strauss:Tod und Verklarung Op.24

R-Strauss-03.jpg♪現世での激しい闘争の果てに天上界から射すひと筋の光

ベートーヴェン、ワーグナー、ブルックナー、ブラームスなど、ドイツ・オーストリア系の偉大な管弦楽曲の系譜を継ぐ名作です。

この曲には上記の作曲家たちの最良の部分が濃縮されており、それでいながら巨大な管弦楽を巧みに駆使したシュトラウス自身の力量も示されています。

シュトラウスには優れた交響詩が多くありますが、そのどれとも違う異質な次元の音楽です。

題材はシュトラウスをワーグナーに開眼させたマイニンゲンのヴァイオリニスト、アレキサンドル・リッテルの詩に基づくとされますが、実際はシュトラウスの音楽をリッテルがあとから詩に置き換えたとも言われています。

― ひとつの灯火しかない淋しいみじめな部屋に病人が寝ている。
死が沈黙のうちに彼の元へと近づいてくる。
彼は死の苦悶に悶えながら、それに対し必死に抵抗する。

そして激しい闘いの果てに、かすかな光と共にあの世の世界が開けてくる。
その浄らかな光明に病人は両手を伸ばしつつ息を絶つ。
しかし横たわる彼の顔は崇厳な微笑を湛えていた…



「死と変容」には現世に執着し、欲望の中に迷い苦しむ人間(肉体)の姿と、浄化された精神的な存在(意識)としての姿が対照的に描かれています。

それは極めて宗教的な世界観で、仏教が示す泥沼の現世と、そこから茎を伸ばし大輪の花を咲かせる蓮の花のようでもあります。

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2020年01月28日


シューベルト:交響曲 第8番 ロ短調 D759『未完成』第1楽章 [2020][AR] / Franz Peter Schubert:Symphony No.8 in B minor, D.759 "Unfinished":I. Allegro moderato

Schubert02.jpg
♪未完のままに終わった理由は今も謎のまま…

交響曲第8番『未完成』はオーストリアの作曲家、フランツ・シューベルトが1822年に作曲した未完の交響曲です。

シューベルトの代表作のひとつであり、ベートーヴェンの『運命』、ドヴォルザークの『新世界』などと並んで「三大交響曲」に数えられることもある人気作です。かつてのレコード業界では『運命』と『未完成』は定番のカップリングでした。



シューベルトは25歳でグラーツ楽友協会から「名誉ディプロマ」を授与された際、返礼として交響曲の作曲に取り掛かりました。しかし、シューベルトが送付したのは第1楽章と第2楽章だけで、残りの楽章は送付しなかったとされています。

そのままシューベルトは別の交響曲(ハ長調 D 944)の作曲を開始。結局、ロ短調交響曲を完成させる前に逝去しました。シューベルトの名声が確実なものとなった没後数十年を経て、残された2楽章分のみが出版されることになりました。

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2020年01月22日


ビゼー: 《アルルの女》第2組曲 第4曲:ファランドール [2020][AR] / Georges Bizet: L'Arlesienne: Orchestral suite No.2:IV. Farandole

Bizet-04.jpg♪友人エルネスト・ギローの手により完成された壮大な終曲

『アルルの女』(L'Arlesienne)は、ジョルジュ・ビゼーによる全27曲の付随音楽。アルフォンス・ドーデの同名の短編小説『アルルの女(フランス語版)』およびそれに基づく戯曲の上演のために1872年に作曲されました。

付随音楽から編曲された2つの組曲が一般には最も広く知られています。

作曲期間が短く、契約の関係で極めて小編成のオーケストラしか使えなかったため、作曲には大変苦労したという話が伝わっています。初演の評価は芳しくなく、6年後に再演された時は大好評のうちに迎えられましたが、その時すでにビゼーはこの世の人ではありませんでした。

一般に知られているのは、演奏会用に劇付随音楽から数曲を選んだ組曲で、第1組曲はビゼー自身が通常オーケストラ向けに編成を拡大して組曲としたものです。劇付随音楽が初演された直後の1872年11月10日に初演されて成功を収めました。



第2組曲は、ビゼーの死後の1879年に彼の友人エルネスト・ギローの手により完成されました。ギローは管弦楽法に長けており、「アルルの女」以外の楽曲も加えて編曲しました。

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ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Op.8『四季』より「夏」第3楽章 [2020][AR] / Antonio Lucio Vivaldi:Four Seasons Op.8 - L'Estate:III. Presto

vivaldi-01.jpg♪農作物を襲う夏の雷鳴と雹を弦で表現

「四季」(The Four Seasons)は、アントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』(Il cimento dell'armonia e dell'inventione) 作品8のうち、 第1から第4曲の「春」「夏」「秋」「冬」の総称。ヴィヴァルディ自身は作品8の献辞以外でこれら4曲を「四季」と称したことはありません。

各曲はそれぞれ3つの楽章から成り立っており、各楽章にはソネットが付されています。これらのソネットの作者は不明でですが、ヴィヴァルディ自身の作という説もあります。



「四季」は4つの楽曲から構成されています。構成4楽曲全てを通しで演奏する場合の演奏時間は約40分。

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フォーレ:月の光 Op.46-2(Clair de lune)[2020][AR] / Gabriel Urbain Faure:Clair de lune Op.46-2

Faure.gif♪ヴェルレーヌの詩に作曲された美しい歌曲

『月の光』は、ポール・ヴェルレーヌによる1869年のフランス語詩です。

この詩はドビュッシーのベルガマスク組曲(1890年)の中の、最も有名な同名の第3曲に着想を与えました。ドビュッシーはこの他に、声楽とピアノ伴奏のためにこの詩の楽曲(歌曲)を2曲作りました。

またガブリエル・フォーレおよびユゼフ・シュルツ (英語版)によるこの詩の歌曲も作られています。



フォーレの『月の光』は、歌曲集『2つの歌』Op.46の第2曲。これ以後の7年間、フォーレはヴェルレーヌの詩に集中的に作曲するようになります。

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イサーク・アルベニス:《アストゥリアス (伝説曲)》[2020][AR] / Isaac Albeniz:Asturias (Leyenda)

albeniz.jpg♪ピアノのオリジナルからギターに編曲されて有名に

《アストゥリアス (伝説曲)》は、イサーク・アルベニスのピアノ曲の一つ。元来は、《スペインの歌》作品232の第1曲「前奏曲」として書かれた曲です。

アルベニスは全8曲から成る《スペイン組曲( "Suite Espanola" )》を構想していましたが、実際に作曲したのは第1〜3曲、第8曲のみで、残る第4〜7曲はタイトルしか残しませんでした。

アルベニス没後にこの曲集が《スペイン組曲( "Suite Espanola" )第1集》作品47として出版された際、実在しない第4〜7曲にはアルベニスの他の作品が宛てられました。

第5曲アストゥリアス (Asturias)に宛てられたのが前出の「前奏曲」です。その後、原題より「アストゥリアス」のタイトルの方がよく知られるようになりました。



《スペイン組曲》の中でも最も印象的な楽曲の一つ。アレグロ・マ・ノン・トロッポ、ト短調、4分の3拍子で、コーダの付いた3部形式。

後にアンドレス・セゴビアによりギター曲として編曲されました。その際、調性は音域上の問題からホ短調に移調されており、16部音符による同音連打は一部3連符に変更されています。

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リスト:『パガニーニによる大練習曲』第3番 嬰ト短調『ラ・カンパネラ』[2020][AR] / Franz Liszt:Grandes Etudes de Paganini, S.141 No.3 "La Campanella"

Liszt-01.jpg♪煌びやかなピアノの高音で繊細な鐘の音を表現

『ラ・カンパネラ』(La Campanella)は、フランツ・リストのピアノ曲。ニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章のロンド『ラ・カンパネラ』の主題を編曲して書かれました。

題名の『Campanella』は、イタリア語で「鐘」という意味です。

リストが「ラ・カンパネラ」を扱った作品は4曲存在し、最終稿の『パガニーニによる大練習曲』第3番は、数多くあるリストの作品の中でも最も有名なものの一つです。



1851年に作曲された最も有名な版で、今日「ラ・カンパネラ」として演奏されるほぼ全てがこの作品です。以前の作である『パガニーニによる超絶技巧練習曲』と比較して曲全体の構成が洗練され、リストはピアノの高音による鐘の音色を全面に押し出しました。

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