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2016年02月09日


L.アンダーソン:トランペット吹きの休日

トランペット吹きの休日 〜ルロイ・アンダーソン名曲集
新品最安価格:15%OFF ¥ 1,543 (4店出品)
レビュー平均: 4.7点 (9人がレビュー投稿)
5.0点 ルロイ・アンダーソン名曲集
5.0点 楽しねっ!
5.0点 楽しいアンダーソン
発売日:2000-05-24
メーカー:BMGインターナショナル
アーティスト:ボストン・ポップス・オーケストラ

♪多彩な才能を見せるアメリカ軽音楽の巨匠

コンサートのステージ上に所狭しと並べられた、音楽とは無関係に見える品々…。
壁掛け時計、タイプライター、犬、猫、馬、鞭、などなど。
そして現れた主役の作曲家は演奏中に、猫を鷲づかみにして鳴かせ、
馬を引いて歩かせたり、タイプライターを打ち続けたりとやりたい放題。
初めての観客はコンサートなのか、手品ショーなのかわからなくなったといいます。

この作曲家こそ数々のセミ・クラシカルな作品で知られるルロイ・アンダーソン。
全盛時にはオーケストラで最も取り上げられる米国の作曲家といわれた人物です。

教会オルガニストを務める母親からピアノの手ほどきを受けたアンダーソンは、
ハーバード大学に進むとそこで楽理、対位法、和声、作曲を学びました。
またニューイングランド音楽院にも通い、ピアノとコントラバスのレッスンを受けました。

その後、大学で教鞭を執るかたわら、バンドマスターやダンスホールのベース奏者、
学生合唱団の指揮者や教会オルガニストなどを務め、
1942年に音楽家になるまでの間は、博士号を持つ言語学者として研究を続けました。
音楽においても芸術学学士号と修士号を得ていたアンダーソン。
何足もの草鞋を同時に履く天才肌の人だったのです。


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彼を見出した指揮者アーサー・フィードラーの勧めで作曲した「ジャズ・ピチカート」は、
その後のアンダーソンの人生を決めるようなヒットとなり、以降、彼の作品の多くは、
フィードラー指揮のボストン・ポップスによって世に送られていきました。

「トランペット吹きの休日」はカバレフスキーの「道化師のギャロップ」や、
オッフェンバックの「天国と地獄」などと並ぶ、運動会の定番BGMとしても知られます。
アンダーソンの作品には他にも「そりすべり」「タイプライター」など、
誰もが一度は耳にしたことがあるおなじみの曲が数多くあります。
しかし「曲は知っているが作曲家は知らない」と扱われることが多いのも事実です。

作曲家ジョン・ウィリアムズはアンダーソンを「アメリカ軽音楽の巨匠」と評しています。


L.アンダーソン:トランペット吹きの休日
Leroy Anderson:Buglers Holiday


*楽曲の著作権が継続中のため音源はストリーミング再生のみです


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posted by アンドウトワ at 10:19 | 吹奏楽曲 (Wind music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月26日


J.F.ワーグナー:双頭の鷲の旗の下に

双頭の鷲の旗の下に/ドイツ名行進曲集
定価:¥ 2,345
レビュー平均: 4.5点 (2人がレビュー投稿)
4.0点 この値段でこの曲数はお買い得品です
5.0点 妥協無き指揮者の妥協無き行進曲集
発売日:1991-07-16
メーカー:ポリドール
アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル

♪“オーストリアのマーチ王” - J.F.ワーグナーの代表作

ヨーゼフ・フランツ・ワーグナーはオーストリアの軍楽隊長・作曲家です。
1856年-1908年という、マーラーとほぼ同時代を生きた人でした。
また、同じく同時代のスーザにちなみ“オーストリアのマーチ王”と呼ばれました。

軍楽隊長だった1880年代を中心に、ワーグナーは実に多くの行進曲を作りました。
舞曲や行進曲をあわせると、生涯に作曲した作品は数百にのぼるといわれます。

尚、あの有名なリヒャルト・ワーグナーとはまったく関係ありません。
そこで区別するために、J.F.ワーグナーと表記されています。

「双頭の鷲の旗の下に」は、日本では運動会などでも有名です。
ワーグナーがオーストリア・ハンガリー帝国の軍楽隊長だった頃に、
当時のオーストリア国防大臣だった、クリーグハマーのために作曲されました。

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「双頭の鷲」とは、オーストリア・ハンガリー二重帝国の象徴です。
オーストリア・ハンガリー帝国はハプスブルク家の君主が統治した
多民族の同君連合国家として、1867年から1918年まで存続しました。
「双頭の鷲」はハプスブルク家の紋章でもあったのです。

この曲を気に入ったスーザが、3度に渡り録音したことがきっかけで、
「双頭の鷲の旗の下に」は行進曲のスタンダードとして広まっていきました。
現在ではオーストリア陸軍第2師団の公式な行進曲にも採用されています。

1878年から1899年まで、軍楽隊の楽長を勤めたJ.F.ワーグナーは、
後に民間の音楽界へ転身し、ウィーンで活躍し続けたということです。





J.F.ワーグナー:双頭の鷲の旗の下に
J.F.Wagner:Under the Double Eagle



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posted by アンドウトワ at 06:09 | 吹奏楽曲 (Wind music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月26日


アーサー・プライヤー:口笛吹きと犬

あの頃のクラシック1 家路~トランペット吹きの休日/オーケストラへの誘い
定価:¥ 2,000
新品最安価格:5%OFF ¥ 1,896 (2店出品)
発売日:2007-03-21
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:オムニバス(クラシック)

♪スーザ楽団の花形トロンボーン奏者だったアーサー・プライヤー

マーチ王フィリップ・スーザの楽団の伝説的トロンボーン奏者アーサー・プライヤー。
彼の卓越したテクニックはトロンボーンの可能性を大きく広げたといわれます。

12年間在籍したスーザ楽団でプライヤーは、バンマス、ソリストとして活躍しました。
晩年にはアメリカの民主党の政治家としての顔も持っていました。

プライヤーは早くからトロンボーンの才能を見せ始め、
15歳の時には熟達した技術で、父親のバンドで演奏をしていました。
その後、デンバーでスタンリーオペラカンパニーを指揮し、
22歳で初めて、スーザ楽団でソリストを務めました。

そして12年後の1903年にスーザ楽団を脱退して自らの楽団を結成。
同年の11月にはニューヨークのマジェスティック劇場でデビューを果たしました。

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「口笛吹きと犬」は作曲家としてのプライヤーの代表作です。
1905年に彼が飼っていたロキシーという名の犬をモデルに作曲されました。
日曜日の朝の公園で口笛を吹く少年と、彼に駆け寄って来た子犬が、
楽しげにじゃれあい、やがてスキップしながら去っていく様子を描いています。

プライヤーの楽曲では他に、スコットランド民謡をトロンボーン用に編曲した作品、
「スコットランドの釣鐘草変奏曲」などが有名です。





アーサー・プライヤー:口笛吹きと犬
Arthur Pryor:The Whistler and His Dog



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posted by アンドウトワ at 13:43 | 吹奏楽曲 (Wind music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月25日


タイケ:旧友

星条旗よ永遠なれ~マーチ名曲集
東京佼成ウィンド・オーケストラ
コロムビアミュージックエンタテインメント(2003-07-23)
おすすめ度の平均: 3.0
5士気〜気分高揚・笑顔物!
4誰もが知ってるマーチがたくさん
3マ−チングかっこょぃぃぃぃぃvvv
3懐かしい〜

♪ドイツを代表する世界的な軍隊行進曲

カール・タイケは多くの吹奏楽作品を残したドイツの作曲家です。
14歳から音楽の学習を始め、様々な楽器を習得。
19歳でヴュルテンベルク王国の陸軍に楽隊員として入隊しました。

25歳頃のことです。
タイケに作曲を教えてくれた楽隊長が去り、
替わって新たな人物が楽隊長としてやってきました。

タイケは彼に完成した新しい行進曲の楽譜を見せました。
この曲に自信を持っていたタイケでしたが、その思いは砕かれます。

「行進曲は十分間に合っている。こんな曲はストーブの薪にして燃してしまえ」

楽隊長は冷たく言い放ち、楽譜をつき返しました。
失意のタイケはすっかり気を落とし、やがて軍楽隊を去ることになります。

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その時、かつての同僚たちがタイケの送別会を催し、
この行進曲を演奏してくれたのです。
感激したタイケは同僚たちに感謝の思いを込め、
この曲を「旧友」と名付けたといわれます。

当時、大変な安値で出版社に売られた「旧友」でしたが、
徐々にその支持を広め、今ではタイケというより
ドイツを代表する行進曲として、世界中で親しまれています。

軍隊を退いた後のタイケは警察官となり、勤務の傍ら作曲活動を続けました。






Carl Albert Hermann Teike:Alte Kameraden
タイケ:旧友.mp3



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posted by アンドウトワ at 12:23 | 吹奏楽曲 (Wind music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日


チャイコフスキー:大序曲 《1812年》 Op.49

チャイコフスキー:1812年
ストコフスキー(レオポルド)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2002-03-27)
おすすめ度の平均: 4.5
5この演奏の魅力は迫力だけじゃない
5ヘンテコ強烈録音
4これはいったいなんなのでしょうか?
5ストコフスキーって凄かったんですね!
5だまされたと思って聴いてみて!

♪ナポレオン軍に対するロシア軍の勝利を高らかに謳う序曲

新年の一曲めということで勇壮で華々しい音楽をお届けします。
この曲はこれまで有名な後半部分のみを公開していましたが、
今回は新録音にあたって全編通しで新たに制作し直しました。

この序曲はフランス国歌のラ・マルセイエーズや
ロシア国歌の旋律によって、ナポレオン率いるフランス軍と
対するロシア軍の、激しい攻防を描いています。

最後部にはフランスを抑えてロシアの旋律が流れ、
戦いにロシア軍が勝利したことが示されます。
やがて高らかに演奏されるロシア国歌と共に寺院の鐘が鳴り響き、
祝砲がとどろき渡るのです。

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大寺院前の広場で行われた初演では、本物の鐘や大砲が使われ、
聴衆はこれに熱狂したと伝えられています。

1812年当時にはラ・マルセイエーズはまだ国歌ではなく、
ロシアにも国歌はありませんでしたが、
チャイコフスキーはこれらの旋律を巧みに取り入れ、
象徴的に使うことで序曲の劇的な演出に成功しています。




P.I.Tchaikovsky:Overture 1812 Op.49

https://classical-sound.up.seesaa.net/Tchaikovsky-1812-Overture.mp3



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posted by アンドウトワ at 16:13 | 吹奏楽曲 (Wind music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする