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2016年05月05日


パッヘルベル:カノン ニ長調


パッヘルベルのカノン/バロック名曲集
オルフェウス室内管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-11-08)
おすすめ度の平均: 5.0
5心が落ち着きます。
5選曲も値段も大満足
5爽やか系バロック名曲集
5癒されます。


♪黄金の和音進行は現代のポップスでも基本

“カノン”とは「かえるのうた」の輪唱のように、ひとつの旋律を
複数のパートで追っかけながら演奏する形式のことです。

「パッヘルベルのカノン」の場合、3つのヴァイオリンパートが
2小節ずつ遅れて同じ旋律を演奏します。
バックでは通奏低音がひとつの進行をずっと繰り返しています。

この和音(コード)進行は現在のJ-POPなどにも多用され
“黄金のコード進行(カノン進行)”などとも言われています。

今から約300年以上も前の音楽基礎が、
現代でも連綿と生き続けているのはすごいことですよね!

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*以前、テレビでカノンのコード進行について触れる番組がありました。
パッヘルベルは“元祖一発屋”だという考察もあり面白かったのですが、
せっかくですので、ここで“カノン進行”のヒット曲をいくつか挙げてみます。
ほんとうは星の数ほどありますが、きりがないのでごく一部です。
(番組で登場した曲も含みます。コード進行は C-G-Am-Em-F-C-F-G です。)

J-POP
守ってあげたい/ 松任谷由美
YaYa(あの時代を忘れない)/ サザン・オールスターズ
青春の影/ チューリップ
負けないで/ ZARD
夢をあきらめないで/ 岡村孝子
大阪で生まれた女/ BORO
遠くで汽笛を聞きながら/ アリス
想い出がいっぱい/ H2O
Tomorrow/ 岡本真夜
愛は勝つ/ KAN
それが大事/ 大事マン・ブラザーズバンド
恋におちて/ 小林明子

その他・バリエーション
HOWEVER/ GLAY
my graduation/ SPEED
Seasons/ 浜崎あゆみ
終わりなき旅/ Mr.Children
Best Friend/ Kiroro
明日/ 平原綾香
LOVE BRACE/ 華原朋美
Endless Rain/ X Japan
Over and Over/ Every Little Thing

ベース音は総じて C-B-A-G-F と下降させるのが特徴です。

更に…
クラシックではJ.S.バッハがこの進行を基本形として多用しています。

G線上のアリア
アリオソ(ピアノ協奏曲第5番 第2楽章)
羊は安らかに草を食み
ゴールドベルク変奏曲 2.アリア など。

また、チャイコフスキー:交響曲第5番 第2楽章(第2主題)などは一際、印象的です。

洋楽でも60年代頃からカノン進行は多用されています。

男が女を愛する時/ パーシー・スレッジ
ハロー・グッドバイ/ ザ・ビートルズ
青い影/ プロコル・ハルム
アイル・ビー・ゼア/ ジャクソン5
ピアノ・マン/ ビリー・ジョエル
イエスタデイ・ワンスモア/ カーペンターズ
そよ風の誘惑/ オリビア・ニュートン・ジョン
マインド・ゲームス/ ジョン・レノン
リッチ・ガール/ ホール&オーツ
アイ・ドント・ライク・マンディ/ ブームタウン・ラッツ
愛はかげろうのように/ シャーリーン

…そして新しいところでは、AKB48の「ポニーテールとシュシュ」などもカノン進行です。




パッヘルベル:カノン ニ長調
Johann Pachelbel : Cannon in D


https://classical-sound.up.seesaa.net/image/Pachelbel-Cannon.mp3



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posted by アンドウトワ at 08:26 | 弦楽合奏曲 (String ensemble) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月17日


バーバー:弦楽のためのアダージョ

Barber.jpg ♪20世紀の弦楽曲中でも突出した魅力を持つ名作

このブログでは初めて取り上げる、20世紀生まれの作曲家です。

バーバーが活動したのは現代音楽の真っ只中の時代でしたが、
伝統を重んじた作風や、その豊かな旋律美から“新ロマン主義”
あるいは“最後のロマンティスト”と呼ばれました。


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自身の弦楽四重奏曲第2楽章を編曲した「弦楽のためのアダージョ」は、
彼の代表作のひとつであり、ジョン・F・ケネディの葬儀、アメリカ同時多発テロ慰霊祭など、
公的な場でレクイエムとして使用されることも多い名曲です。

1月17日の今日は阪神淡路大震災からちょうど12年です。
この曲を被災者の方すべてに捧げさせていただきたいと思います。

*記事投稿時(2007-01-17)


バーバー:弦楽のためのアダージョ
フィルハーモニック・ヴィルトゥオーゾ・ベルリン
カメラータ東京(2002-12-10)
おすすめ度の平均: 4.0
4弦楽アンサンブルの佳曲集
4名盤なれどなにもそこまで


バーバー:弦楽のためのアダージョ
Samuel Barber:Adagio for Strings


*楽曲の著作権が継続中のため音源はストリーミング再生のみです



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posted by アンドウトワ at 12:52 | 弦楽合奏曲 (String ensemble) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月26日


パーセル:アブデラザール組曲 Z.570 - 第2曲 ロンド


ベスト・オブ・ベスト バロック名曲[全84曲]
価格:
ドイツ・バッハ・ゾリステン
ビクターエンタテインメント(2007-05-22)
売り上げランキング: 426


♪イギリスが誇る大作曲家の名品

ヘンリー・パーセルはバロック時代のイングランドの作曲家です。

英国では数少ない大作曲家のひとりと言われ、その系譜の復活は、
後のエルガーやブリテンの出現まで待つことになります。

パーセルは当時のイタリアやフランスの音楽の影響を受けつつも、
エリザベス朝時代の多声音楽を融合し、英国バロック音楽を創出しました。

彼はオペラや劇音楽も多数手がけていて、そのひとつである
「アブデラザール、もしくはムーア人の復讐」の劇付随音楽を
まとめたのが、組曲《アブデラザール》です。

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この中の第2曲「ロンド」は特に有名で、ブリテン作曲の
「青少年のための管弦楽入門」の主題としても知られています。

また最近ではダイハツ新型ムーヴCM曲として話題になりました。

パーセルは36歳という短い生涯の間に400曲以上の作品を残しました。



パーセル:アブデラザール組曲 Z.570 - 第2曲 ロンド
Henry Purcell:Abdelazar Suite, Z. 570
2. Rondeau [1:46]


http://classical-sound.up/Purcell-Abdelazar-Suite-Rondeau.mp3



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posted by アンドウトワ at 09:38 | 弦楽合奏曲 (String ensemble) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月26日


ヘンデル:ハープシコード組曲 第2集 第4番 サラバンド HWV437 [弦楽合奏版]

パッヘルペルのカノン〜バロック名曲集
新品最安価格:17%OFF ¥ 1,520 (7店出品)
中古最安価格:76%OFF ¥ 439 (6店出品)

5.0点 これはやっぱり楽しい!
発売日:1996-10-21
メーカー:ソニーレコード
プロダクトタイプ:ABIS_MUSIC
アーティスト:イギリス室内管弦楽団

♪生前に出版されたヘンデルのただひとつの鍵盤音楽作品

1685年、一月違いで共にドイツに生まれた、二人の偉大な作曲家ヘンデルとバッハ。
ヘンデルはイギリス国王に仕える大作曲家として名の知れ渡った存在。
方やバッハは当時、ライプチヒのローカルな作曲家に過ぎませんでした。

ヘンデルを深く尊敬し、会うことも望んだバッハは、ヘンデルの作品を写譜して、
妻と共に演奏したほどでしたが、ヘンデルにすればバッハの存在は気にもとまらず、
同時代の同じドイツ出身でありながら、ついに二人が会うことはありませんでした。
余談ですが二人は晩年に目をわるくして、同じ医者にかかりどちらも失明しています。

バッハは教会のオルガニストとして、優れた鍵盤奏者だったイメージがありますが、
対するヘンデルには歌劇や「メサイア」などのオラトリオの印象が強く、
あまり鍵盤楽器の演奏家や作曲家としてのイメージが濃くはありません。

しかし実際は、17歳にしてハレ教会堂のオルガン奏者を務め、
劇場では美しく魅力的な即興演奏も得意とした、優れたオルガンの演奏家でした。
当時の歌劇やオラトリオでは、感興をたかめるために、合間にオルガンと
管弦楽のための協奏曲が演奏されていましたが、ヘンデルの即興があまりに良く、
終わりには劇よりそちらの方に、聴衆の期待がかけられたと伝えられています。

ヘンデルは生前に、ふたつのハープシコード組曲集を出版しています。
これは自らが編集した唯一のもので、イギリスのウェールス公の王女アンと
キャサリンの音楽教師をしていたため、これに役立つよう編集されたと考えられます。

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第1集(1720年)は8つの組曲、第2集(1733年)は9つの組曲からなっていて、
第1集の第5曲には有名な『調子のよい鍛冶屋』が第4楽章に置かれています。
そして今回の『サラバンド』は、第2集の第4曲に含まれた作品です。

セゴビアのギター演奏により一気に知名度を上げたのち、1975年公開の
スタンリー・キューブリック監督の映画『バリー・リンドン (Barry Lyndon)』では、
規模を拡大した壮大な弦楽オーケストラ版がサントラに使用されました。
またイギリスのソプラノ歌手サラ・ブライトマンがポップス・アレンジでカバーするなど、
様々な場所で様々な編曲によって演奏され、親しまれている曲です。

以前はギターによる演奏で(音をふたつ上げて)公開していましたが、
今回はヴァイオリンを主体にした弦楽合奏版(原曲の調 = キー)でお送りします。





ヘンデル:ハープシコード組曲 第2集 第4番 サラバンド HWV437 [弦楽合奏版] [4:58]
Georg Friedrich Handel:Harpsichord Suite No.4 Sarabande HWV437



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posted by アンドウトワ at 17:33 | 弦楽合奏曲 (String ensemble) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月12日


バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 1. 棒踊り (弦楽合奏版)

プロムナード・コンサート
定価:¥ 1,050
新品最安価格:14%OFF ¥ 903 (4店出品)
5.0点 弦楽合奏の魅力凝縮
5.0点 弦楽合奏の宝石箱
発売日:2006-12-20
メーカー:コロムビアミュージックエンタテインメント
アーティスト:イタリア合奏団

♪親しみやすい旋律と手ごろさが人気のピアノ小品集

1915年に作曲された6曲からなるピアノの小品「ルーマニア民俗舞曲」は、
バルトークの民謡採集と研究から生まれた人気の組曲です。
当時ハンガリー王国の一部であったルーマニアの各地の民謡を題材にしたもので、
1909年トランシルヴァニアで採集されたルーマニア人の民謡が主に用いられています。

作曲された1915年、バルトークが34歳のこの年は「ルーマニア音楽の年」と呼ばれ、
この曲の他に「ソナチネ」「ルーマニアのクリスマスの歌」など、
ルーマニア民謡による多くの編曲作品が作曲されています。

「ルーマニア民俗舞曲」は旋法(モード)を中心とした音楽です。
旋律などの原型はそのままに保ちつつ、そこに独特な和声を用いることで、
素朴な民謡という素材に新たな生命が与えられています。

親しみやすさと手ごろな長さから演奏会にはしばしば取り上げられ、
ピアニストだったバルトーク自身もコンサートの際にはよく演奏していました。
元来は「ハンガリーにおけるルーマニア民俗舞曲」という題名でしたが、
作曲当時、ハンガリー領にあったルーマニアは第一次世界大戦により、
領土の大半を失ったため、ハンガリーの名をとり現在の題名になりました。

この組曲は1917年に自身によって小オーケストラ版に編曲された他、
ハンガリー弦楽四重奏団の主宰者でバルトークと親しかったヴァイオリニストの、
セーケイ・ゾルターンによるヴァイオリンとピアノによる編曲版(1926年)、
アーサー・ウィルナーによる弦楽合奏版、管楽アンサンブル版などが存在します。

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ヴァイオリン版は大変親しまれており、メニューイン、シェリングといった大家から、
現代の名だたるヴァイオリニストたちまで、様々な演奏がCDでも聴けます。
また弦楽合奏版はイ・ムジチ(未CD化)やイタリア合奏団でも知られています。

組曲は7つの舞曲の旋律を用いて6つの部分で構成されています。

1. 棒踊り Bot-tanc (Stick Dance)
2. 飾り帯の踊り Braul
3. 足踏み踊り Topogo (The Stomper)
4. ブチュム人の踊り Bucsumi tanc (Bucsumi Dance)
5. ルーマニア風ポルカ Roman polka (Romanian Polka)
6. 速い踊り Aprozo (Quick Dance)

第5,6曲はテレビ朝日の「大改造!!劇的ビフォーアフター」で使用されています。

*今回の演奏はオリジナルの弦楽合奏版です。





バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 1. 棒踊り (弦楽合奏版)
Bartók Béla Viktor János:Romanian Folk Dances, Sz.56, BB68
1. Bot tánc / Jocul cu bâtă (Stick Dance) - Strings ver.



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