2016年02月29日


セリーヌ・ディオン:マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン


ザ・ベリー・ベスト
ザ・ベリー・ベスト
posted with あまなつ on 2009.06.14
セリーヌ・ディオン
エピックレコードジャパン(1999-11-13)
おすすめ度の平均: 5.0
5う、うーん。上手い!
5セリーヌを誰よりも愛す。
4「TO LOVE YOU MORE」が短縮版。
5セリーヌ大好き!!
5セリーヌ最高!


♪世界的大ヒット映画「タイタニック」の主題歌にしてセリーヌ・ディオンの代表曲

97年公開の大ヒット映画「タイタニック」の主題歌としてあまりに有名です。
世界各国でNo.1を獲得したセリーヌ・ディオン最大のヒット曲にして、
近年ではホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」と並び、
最も成功した女性ヴォーカル曲として認定されています。

作曲のジェームズ・ホーナーは監督のジェームズ・キャメロンの反対を押し切り、
この曲を映画のエンディングに挿入しました。
キャメロンにとってはそれがいかにも宣伝的で気に入らなかったのです。
しかし結果としてこの効果は絶大なもので、
映画自体の大ヒットにも大きく影響を与えました。

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また、セリーヌ・ディオンも初めて曲を聴かされた時は、
自分の今までのキャリアにないタイプの曲ということで歌うことを渋ったようです。
それをマネージャーで夫のレネ・アンジェリルが説得。
なんとか録音されたデモ版を聴き返したキャメロン監督は、
この曲をエンドクレジットで使用することを認めたのでした。

歌詞は大体、映画の筋に沿った内容です。


そばにいようと 離れていようと
どこにいようと 愛は生き続けると私は信じる

あなたはここにいる だから私は何も怖れない
私たちは永遠にこの道を行く
私の心の中にあなたはやすらかに生き
そして私からあなたへの想いは
このままずっと続いていく・・・


「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」の映画音楽としての成功はその後、
「アルマゲドン」のテーマ曲、エアロスミスの「ミス・ア・シング」などの
多くの追従者を生んでいくことになります。



ケロオケ
セリーヌ・ディオン:マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
Celine Dion(James Horner):My Heart Will Go On


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久石譲:風の谷のナウシカ - 風の伝説


風の谷のナウシカ シンフォニー 風の伝説
J・C・オーケストラ
徳間ジャパンコミュニケーションズ(2004-08-25)
おすすめ度の平均: 5.0
5一番のお気に入りです
5「風の伝説」を聴いてほしい。
5ナウシカを聴くなら、ぜひこのアルバムも


♪ジブリ映画で傑作を残した久石譲の代表作

宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」という作品の中で、
個人的に見る度にまた読む度に変わらず感動してしまう場面があります。
それは物語の序盤で怒りにいきり立つキツネリスに片腕を噛まれながらもじっと耐え、
「こわくない」とナウシカが逆に相手を思いばかりなだめるシーンです。
ナウシカのその態度にキツネリスの怒りの色はすうっと引き、
今度は自らが噛んだ傷口をペロペロと舐め始めるのです。

「風の谷のナウシカ」は環境破壊や戦争を越えて、人類がどう存続していくべきか?
といった大きなテーマを提示していますが、
そうしたことすべてへの答えがこの1シーンに表れていると思うのです。

宮崎さんの作品はどれも女性が主役ですが、これにも必然性があると思います。
つまり20世紀までの人類は戦争と殺戮を軸とした男性中心の社会。
それに対して子供を生み育む女性原理こそが、
これからの人類を導く鍵であると監督はメッセージしているように感じます。
清濁併せ呑む懐の広い母性こそが傷ついた地球や人々を癒し、
新たな未来へと一歩踏み出す力をもたらしてくれるのです。

「風の谷のナウシカ」は映画化にあたり、
当初は細野晴臣さんが劇伴音楽を担当する予定でしたが、
先行して作られた久石譲さんによるイメージアルバムを宮崎さんと高畑さんが気に入り、
結局そちらが映画のサントラになりました。
しかし安田成美さんが歌った細野晴臣さんによるイメージソングは
「映画の内容にそぐわない」と主題歌から外されたとはいえ、
音楽的には大変すばらしい名曲です。

話がそれましたがこの作品で初めて宮崎アニメに起用された久石さんは、
ご存知の通りその後のジブリ映画になくてはならない存在として
音楽を提供し続けています。


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ナウシカ以前の久石さんは単純な音形を繰り返す現代音楽の形態のひとつである
“ミニマル・ミュージック”に従事していました。
ですからナウシカとの出会いは久石さんにとって、世間的にも広く認知されまた、
自らの作風の大転換のきっかけにもなったターニングポイントと言えるかもしれません。

最近の久石さんは新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラを率いて、
自作曲のみならず映画音楽からクラシックまで、幅広く本格的な指揮活動も展開されています。
前回の坂本龍一さんがクラシックを基盤としながら民俗音楽に系統していった作曲家だとすれば、
久石譲さんは同じくクラシックを基盤としながらも、
よりアカデミックな映画音楽的方向へと向かっていった作曲家だと言えるでしょう。

これは余談ですが以前にも「君をのせて」で少し触れましたが、
私が見たコンサートで久石さんはショルダー・キーボードをさげて
なんとヴォーカルをとっていました。

「地上の楽園」というアルバムから「ロスト・パラダイス」という
平和へのメッセージ性の強い歌を力強くシャウトしていました。
久石譲さんはそうした熱い一面も持った方なのです。


久石譲:風の谷のナウシカ - 風の伝説
Joh Hisaishi:Kaze no Densetsu


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2016年02月14日


E.モリコーネ:映画「ミッション」から “ガブリエルのオーボエ”

Morricone.jpg ♪史実に基づく映画から生まれたオーボエの名曲

映画「ニューシネマ・パラダイス」で知られるイタリア映画音楽の巨匠、
エンニオ・モリコーネを代表する曲として近年、特に人気の高い作品です。

モリコーネが作曲を担当した1986年のイギリス映画「ミッション」は、
1750年代の南米・パラナ川上流域(現在のパラグアイ付近)を舞台に、
先住民族へのキリスト教布教に従事するイエズス会宣教師たちの姿を描いています。
布教活動は困難を極め、先住民に襲われ命を落とす者もいたほど。

宣教師ガブリエルはそんな状況下、ひとり森林に分け入り、
神への賛美の曲を自らのオーボエで奏でます。
それに惹かれ、警戒しながらも少しずつガブリエルに近づく先住民たち…。


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やがて音楽の音色は両者を結びつけ、ジャングルに「賛美の教会」が建てられます。
この音楽が「ガブリエルのオーボエ」として知られる曲です。
劇中では無伴奏の演奏で、途中で途切れてしまいますが、
他にモリコーネ自身のオーケストラ版を始め、様々な編曲版があります。

サラ・ブライトマンが歌う「ネッラ・ファンタジア」は、この曲に歌詞をつけたものです。
歌にすることを断り続けるモリコーネに対し、何度にも渡る手紙での交渉の末、
やっとのことで許可に至ったとサラ・ブライトマンは語っています。
その後イル・ディーヴォやポール・ポッツ等、多くの歌手がこの歌をカバーしています。

美しい旋律はフィギュア・スケートにもぴったりで、演技曲としてよく用いられています。
また最近では韓国ドラマ「ベートーベン・ウィルス」での演奏シーンが印象的でした。

*フィギュア・スケート安藤美姫選手が使用していたのは、ヨーヨー・マのチェロ盤です。


モリコーネ・プレイズ・モリコーネ
定価:¥ 1,680
新品最安価格:15%OFF ¥ 1,424 (6店出品)
レビュー平均: 4.0点 (1人がレビュー投稿)
4.0点 映画のハイライト的な趣向
発売日:2004-11-17
メーカー:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
クリエーター:モリコーネ(エンニオ)(指揮)


E.モリコーネ:映画「ミッション」から “ガブリエルのオーボエ”
Ennio Morricone:Gabriel's Oboe from "The Mission"


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サザンオールスターズ:真夏の果実


真夏の果実
真夏の果実
posted with あまなつ on 2009.05.22
サザンオールスターズ
ビクターエンタテインメント(2005-06-25)

おすすめ度の平均: 5.0
5あまりにも切ない至高のバラード
5最高のバラード
5これをキッカケに、サザンファン13年
5桑田佳祐が作った最高傑作
5聴いて泣いた。


♪天才・桑田佳祐を代表する名旋律

茅ヶ崎の海岸沿いには往復約18kmに渡るサイクリングロードがあります。
友愛の象徴であるオブジェ・茅ヶ崎サザンCのあたりから
江の島に向かって歩いていくと、そこはまさにサザンの歌の世界。
歌詞にも登場する烏帽子岩や江の島の光景を眺めていると、
頭の中には自然とサザンの曲が流れてきます。
「勝手にシンドバッド」から始まりいくつか口ずさんだりするのですが、
やっぱり最後は「真夏の果実」になります。

特に意識はしていないのですが、多分一番自分が好きなサザンの曲なのでしょう。
そこで調べてみるとこの曲はファン投票でも1位であり、
また桑田さん自身もサザンで一番好きな曲のひとつと語っているようです。

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しかし、意外なことに「真夏の果実」の当時のチャートランキング
最高位は4位と聞いて驚きました。
レコード大賞も「おどるポンポコリン」と競い合い敗れたとのことでした。
名曲は必ずしも即座に評価されるものではないとあらためて感じました。

私は個人的にはこの曲のサビでの、原由子さんのハモりのメロディラインがすごく好きで、
巷で流れてくると桑田さんよりむしろ原さんの声に耳がいってしまいます。
特に「♪忘れられない Heart & Soul」の部分の駆け上がっていくラインがいいですね。
こんなにもハモりが印象的な曲も珍しいのではないでしょうか?

さて、このハモりのアイディアは誰によるものなのでしょう。
サザンのメンバー?、プロデューサーの小林武史さん?気になるところです。
最後のサビの繰り返しは1回多くしてみました。

*あらためてオリジナルを聴いてみると、原さんのハモりは
この録音のような半音階ではなく、ペンタトニックスケールでした。
もちろんその方が絶対にいいです。



ケロオケ
サザンオールスターズ:真夏の果実
Southern All Stars:Manatsu no Kajitsu


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マイヤーズ:カヴァティーナ


カヴァティーナ [XRCD]
村治佳織
ビクターエンタテインメント(1999-09-22)
おすすめ度の平均: 5.0
5太陽の光そのもの!
5映画音楽も入っていて親しみやすい選曲
5cafeって感じのクラシック
5マイナスイオンたっぷり。。。


♪映画「ディア・ハンター」発のギター・スタンダード

スタンリー・マイヤーズ(1933-1993)は英国の作曲家です。
主に映画音楽でその名を知られますが、彼の代表作といえば1979年公開で
ロバート・デ・ニーロ主演の映画「ディア・ハンター」のテーマ曲である
「カヴァティーナ」があげられるでしょう。

ギタリスト、ジョン・ウィリアムスの演奏によるこの曲は、
あたかも「禁じられた遊び」のように映画発のスタンダードとして、
ギター・レパートリーの世界にも浸透していきました。
今では“ギター名曲集”CDなどに欠かせない1曲になっています。

マイヤーズとウィリアムスが出会ったのは1969年のこと。
当時作曲中だったテレビ映画用の音楽のフレーズをマイヤーズが聴かせたところ、
ウィリアムスはそれをとても気に入り、
2年後の自らのアルバムに収録します。これがオリジナルです。

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このオリジナル盤を聴いた映画監督のマイケル・チミノが自作映画への使用を切望。
しかしクリント・イーストウッド主演の第1作ではこれはかなわず、
2作目となった「ディア・ハンター」でようやく実現することになります。
ウィリアムスは映画のためにあらためてオーバー・ダブで録音
(メロディ部と伴奏部の2本録りをミックス)し直し、
これが映画の中で効果的に使われサントラと共に世界中に広まっていきました。

演奏会ではギター1本でメロディ部も伴奏部も表現しなければならず、
途切れなく歌わせながら弾くことは上級者にも難しいといわれます。
「ディア・ハンター」というベトナム戦争を扱った全編に重苦しさの漂う映画の中で、
その対極にあるような「カヴァティーナ」の穏やかな旋律は、
強烈なコントラストとなって見る者の胸に印象づけられます。




マイヤーズ:カヴァティーナ
Stanley Myers:Cavatine


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