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2020年03月08日


ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』より「序曲」 [2020][AR] / Carl Maria von Weber:Der Freischutz Overture

Weber.jpg♪ワーグナーなど後世の作曲家たちに多大な影響を及ぼした歌劇

『魔弾の射手』は、カール・マリア・フォン・ウェーバーが作曲した全3幕のオペラ。

台本はヨハン・アウグスト・アーペル、フリードリヒ・ラウンの『怪談集』を元にヨハン・フリードリヒ・キーントが書きました。

初演は1821年6月18日にベルリンの王立劇場にて行われました。

原題はドイツの民間伝説に登場する、意のままに命中する弾(Freikugel)を所持する射撃手(Schutz)の意です。この伝説では7発中6発は射手の望むところに必ず命中するが、残りの1発は悪魔の望む箇所へ命中するとされています。

舞台は1650年頃のボヘミアと設定されています。当時のボヘミアはドイツ=神聖ローマ帝国支配下にあり、ドイツ人も多数住んでいた地域(14世紀には帝都が置かれていたこともある)でした。



ドイツの民話を題材とし、魔の潜む深い森や、封建時代の素朴な中にも良き生活を描いたこの作品は、オペラにおけるドイツ・ロマン主義を確立した記念碑的作品です。

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ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲:第4部 スイス軍隊の行進 [2020][AR] / Gioachino Antonio Rossini:William Tell Overture

Rossini-01.jpg♪ロッシーニが最後に作曲したオペラの有名な序曲

ロッシーニは、多数のオペラを作曲したことで知られるイタリアの作曲家です。『セビリアの理髪師』『チェネレントラ』などのオペラの定番をはじめ、『タンクレーディ』『セミラーミデ』などのオペラ・セリアも作曲しました。

人生の半ばに相当する37歳の時に、フランスに移ってグランド・オペラ『ウィリアム・テル』を作曲した後は、オペラ作曲はせずにサロン風の歌曲やピアノ曲、宗教作品を中心に作曲を行いました。

オペラの作曲から離れた後半生は、料理研究に没頭したほどの美食家としても知られています。ある時、ドイツの作曲家ワーグナーがイタリアのロッシーニを訪ね、オペラの作曲について話を聴こうとしたところ、食材の話ばかりで一向に作曲法に触れなかったため、ワーグナーを憤慨させたといわれています。

ロッシーニは作曲をやめた理由について、「モーツァルトがあれだけの完璧な作品を遺したというのに、これ以上何をすることがあるだろう?」と語ったと言われています。



ウィリアム・テル序曲は、1829年にロッシーニが作曲したオペラ『ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)』のための序曲。日本でも特に広く知られるクラシック音楽作品のひとつです。

フリードリヒ・フォン・シラーが1804年に書いた戯曲『ヴィルヘルム・テル』(独: Wilhelm Tell)を元に、1829年にロッシーニがオペラ『ギヨーム・テル』(仏: Guillaume Tell)を作曲。その序曲が日本で一般に『ウィリアム・テル序曲』(英: William Tell Overture, 伊: Guglielmo Tell Introduzione)と呼ばれています。

特に第4部「スイス軍の行進」はコンサートやレコーディングの際の演奏曲目としてよく取り上げられているほか、ラジオやテレビなど、さまざまな場面で使用されています。映画『時計じかけのオレンジ』や『大英雄』では、序曲の一部が重要な場面で使われています。

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2019年12月05日


ビゼー:歌劇 《カルメン》 前奏曲 - レ・トレアドール [2019][AR] / Georges Bizet:"Carmen" Suite No.1 "Prelude - Le Toreadors"

Bizet-04.jpg♪スペインを舞台に自由奔放に生きる女"カルメン"を描いた傑作オペラ

ビゼーが生きた19世紀半ばのフランスオペラは、オッフェンバックに代表されるような、
肩肘張らずに気軽に楽しめるオペレッタ(喜歌劇)が主流でした。

ウィーンではワルツ王ヨハン・シュトラウス二世が喜歌劇界に転向しようかという時期に、
ビゼーが着手したオペラが、後の名作として名高い「カルメン」でした。

1872年にパリのオペラコミック劇場から新作の依頼を受けたビゼーは、
当時のパリのオペラ界に新風を呼ぶ、革新的な作品を作ろうと考えました。
そこで題材として選んだのが、フランスの文豪メリメの「カルメン」でした。

メリメの書いた物語は、人殺しや密輸入が登場するリアルで血生臭い話でした。
これにはオペラコミックの支配人ルーヴァンが猛反対しました。
家族そろって楽しめる劇場として、とても出せる話ではないと考えたのです。




そこでビゼーは台本作家と相談し、原作にはない人物を登場させたり、
設定を変更するなどして、ようやくと支配人の納得する作品として完成させました。

しかし、美しいヒロインが登場するきれいな舞台を期待した観客は、
「カルメン」で描かれる薄汚れたタバコ工場や、そこで働く女工といった
あまりに現実的な内容に失望し、75年の初演は惨憺たる結果に終わってしまいました。

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2019年11月12日


マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲 [2019][AR] / Pietro Mascagni:Cavalleria Rusticana:Intermezzo Sinfonico

Mascani001.gif♪歌劇の幕間に演奏される天上的調べの美しい間奏曲

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、ピエトロ・マスカーニがイタリアの小説家、
ジョヴァンニ・ヴェルガの戯曲に基づいて作曲した1幕物のオペラ(1890年初演)です。

1889年、ミラノの音楽出版者ソンツォーニョは、1幕物の歌劇を募集しました。
当時は旅芸団の興行や、市立楽団の指揮者で生活していたマスカーニでしたが、
歌劇募集の話に、わずか8日間で「カヴァレリア・ルスティカーナ」を書き上げ、見事入選。
26歳にして名声は世界的なものとなりました。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」は一幕ものですが、長いので二場に別れています。
その間で演奏されるのが美しい間奏曲です。




序奏の天上的な響きは特に印象的で、こちらをメインと考えてもいいぐらいです。

コンクールに応募するオペラの題材が決定する前からマスカーニは、
後に「カヴァレリア」の有名な間奏曲となる美しい旋律をピアノ譜の形で書き出していました。
しかし、それが何らかのオペラに使用することが目的だったのかは明確ではありません。

間奏曲は楽曲自体があまりに魅力的なことから、現在では歌劇とは関係なく
独立した演目として演奏されることも多い作品です。

また「アヴェ・マリア」として歌詞がつけられた歌曲版としても親しまれています。


*演奏と音響を改めた新録音です。演奏内容は全面的に変更しました。


オペラ前奏曲、間奏曲集
カラヤン(ヘルベルト・フォン)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2007-12-12)
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マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲 [2019][AR]
Pietro Mascagni:Cavalleria Rusticana :Intermezzo Sinfonico [4:32]



Mascagni-Cavalleria-Rusticana-Intermezzo-2019-AR.mp3



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2019年08月19日


ワーグナー:楽劇 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 第1幕への前奏曲 [2019][AR] / Richard Wagner:Die Meistersinger von Nuernberg Vorspiel act 1

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楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、神話や架空の世界を舞台とする
壮大なスケールの他の多くのワーグナー作品とは違い、
中世ドイツのマイスタージンガーたちの実生活を題材とした、
ワーグナーとしては珍しくユーモラスで楽しい作品です。

作曲は1845年に着手され1867年に完成、翌年にミュンヘンで初演されました。
抒情的で美しい旋律の「懸賞の歌」は、劇中でも最も知られています。

14世紀ドイツには、職人たちの親方でありながら詩人、音楽家としても活動する
「マイスタージンガー」と呼ばれる存在が多くいました。
ことにニュルンベルク地方で盛んで、今もギルドの集会所などに面影を残しています。




第1幕への前奏曲は、ベートーヴェンの交響曲にも通じるような高貴さ、気高さを持ち、
オペラの前奏曲のみに留まらない、独立した作品として成立する力があります。

「ジュピター」「運命」「グレイト」「ブラ1」「ブル8」「死と変容」など、
ハ長調で肯定的に力強く集結する楽曲のひとつとして、特別な輝きを放っています。




ワーグナー:楽劇 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 第1幕への前奏曲 [2019][AR]
Richard Wagner:Die Meistersinger von Nuernberg Vorspiel act 1 [10:38]



Wagner-Die-Meistersinger-von-Nuernberg-Vorspiel-act1-2019-AR.mp3



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2019年02月15日


ヴェルディ:レクイエム「怒りの日」[2019新録音][AR]

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ヴェルディ:レクイエム「怒りの日」[2019][AR]
Giuseppe Fortunino Francesco Verdi:Messa da Requiem "Dies Irae" [3:00]




Verdi-Requiem-Dies-Irae-2017-AR.mp3



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2017年01月04日


ビゼー:歌劇 《カルメン》 前奏曲 - 闘牛士 [新録音2017]

ビゼー:「カルメン」第1組曲、「アルルの女」第1組曲&第2組曲
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♪スペインを舞台に自由奔放に生きる女"カルメン"を描いた傑作オペラ

ビゼーが生きた19世紀半ばのフランスオペラは、オッフェンバックに代表されるような、
肩肘張らずに気軽に楽しめるオペレッタ(喜歌劇)が主流でした。

ウィーンではワルツ王ヨハン・シュトラウス二世が喜歌劇界に転向しようかという時期に、
ビゼーが着手したオペラが、後の名作として名高い「カルメン」でした。

1872年にパリのオペラコミック劇場から新作の依頼を受けたビゼーは、
当時のパリのオペラ界に新風を呼ぶ、革新的な作品を作ろうと考えました。
そこで題材として選んだのが、フランスの文豪メリメの「カルメン」でした。

メリメの書いた物語は、人殺しや密輸入が登場するリアルで血生臭い話でした。
これにはオペラコミックの支配人ルーヴァンが猛反対しました。
家族そろって楽しめる劇場として、とても出せる話ではないと考えたのです。

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そこでビゼーは台本作家と相談し、原作にはない人物を登場させたり、
設定を変更するなどして、ようやくと支配人の納得する作品として完成させました。

しかし、美しいヒロインが登場するきれいな舞台を期待した観客は、
「カルメン」で描かれる薄汚れたタバコ工場や、そこで働く女工といった
あまりに現実的な内容に失望し、75年の初演は惨憺たる結果に終わってしまいました。

結局ビゼーは「カルメン」の成功を見ぬまま、初演から3か月後に亡くなってしまいました。
しかし、パリでの初演は不評だったものの、その後、ウィーンを始めヨーロッパ中で火がつき、
後にはチャイコフスキーやサン=サーンスも認める、不動の地位を手に入れるに至りました。
ヒロインの生き方に惚れ込んだというニーチェは、「カルメン」を20回は観たと記述しています。


* 2007年1月以来、ちょうど10年ぶりの録音となります。
演奏自体はテンポを速め、よりメリハリがきくよう心がけました。


ビゼー:歌劇 《カルメン》 前奏曲 [2017]
Georges Bizet:"Carmen" Suite No.1 "Prelude - Le Toreadors" [2:18]

http://classical.seesaa.net/Bizet-CarmenSuite-No1-Prelude-Le-Toreadors.mp3



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2016年07月23日


モーツァルト:歌劇 《フィガロの結婚》 序曲 K.492 [新録音2016]




♪陽光のきらめきを思わせる軽やかで踊るような序曲

歌劇「フィガロの結婚」はフランスの作家ボーマルシェの戯曲が原作です。
モーツァルトがパリに滞在した際、大評判のこの物語を原語で読み、
その時から歌劇にすることを考えていたといいます。

のちにダ・ポンテがこれを台本にしたことを受け、
モーツァルトは歌劇「フィガロの結婚」の作曲に取り掛かりました。
そして完成した作品は、1786年のウィーンで初演されました。

「フィガロの結婚」はロッシーニの「セビリャの理髪師」の続編的内容ですが、
作曲は当然のことながら、モーツァルトの方が先ということになります。

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ボーマルシェの戯曲は当時の支配階級の堕落を批判した内容で、
これが1789年のフランス革命へつながったとの見方もされています。

序曲は単独でもよく演奏される有名曲で、
流れるような旋律が淀みなく続く、モーツァルトならではの傑作です。


* 9年前の録音ではテンポを落として巨匠風を装いましたが、
今回はよりスピーディーに、原曲の軽やかさを引き出すよう心がけました。




モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》序曲 K.492 [新録音2016]
W.A.Mozart:Le Nozze di Figaro Overture K.492 [4:13]


http://classical-seesaa.net/Mozart-Marriage-of-Figaro-Overture-2016.mp3



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2016年07月21日


マスカーニ:歌劇 《カヴァレリア・ルスティカーナ》 間奏曲


マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ 全曲
セラフィン(トゥリオ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2004-11-26)
おすすめ度の平均: 4.5
5歌手、オケ、録音と三拍子揃った名演奏
4豪華なカヴァレリア・ルスティカーナ


♪歌劇の幕間に奏される天上的調べの間奏曲

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」はマスカーニの出世作にして代表作です。

1889年、ミラノの音楽出版者ソンツォーニョは、一幕ものの歌劇を募集しました。
当時は旅芸団の興行や、市立楽団の指揮者で生活していたマスカーニでしたが、
歌劇募集の話に、わずか8日間で「カヴァレリア・ルスティカーナ」を書き上げ、見事入選。
26歳にして名声は世界的なものとなりました。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」は一幕ものですが、長いので二場に別れています。
その間で演奏されるのが美しい間奏曲です。

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序奏の天上的な響きは特に印象的で、こちらをメインと考えてもいいぐらいです。

実はこの間奏曲は歌劇の創作以前に、すでにピアノ譜ができあがっていたらしく、
それだけに楽曲自体の魅力からか、現在では歌劇とは関係なく
独立した演目として演奏されることも多い作品です。

また「アヴェ・マリア」として歌詞がつけられた歌曲版もとても親しまれています。




マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲
Pietro Mascagni:Cavalleria Rusticana :Intermezzo Sinfonico


https://classical-sound.up.seesaa.net/Mascagni-Cavalleria-Rusticana.mp3



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ヘンデル:歌劇《クセルクセス》から アリア「オンブラ・マイ・フ」


ヘンデル:アリア集~オンブラ・マイ・フ
ルネ・フレミング
ユニバーサル ミュージック クラシック(2004-09-22)
おすすめ度の平均: 4.0
4安心して聞けるヘンデルです


♪ヘンデルのラルゴとしても有名なアリア

ヘンデルはバッハとほぼ同時代を生きたバロック時代の作曲家です。
ドイツで生まれ、やがて英国に帰化しそこで一生を終えています。

「音楽の父」と呼ばれるバッハが主に教会音楽に力を注いだのに対し、
「音楽の母」とも呼ばれるヘンデルは、オペラやオラトリオなどの劇場音楽で名作を残しました。

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「ヘンデルのラルゴ」としても知られるこの曲は、歌劇「クセルクセス」の中で
カストラートによって歌われたアリア「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」です。

現在ではオペラはほとんど上演されず、このアリアだけが様々な編曲で演奏されています。

今回は主旋律がヴァイオリンによる演奏でお届けします。




ヘンデル:歌劇《クセルクセス》から アリア「オンブラ・マイ・フ」
George Frideric Handel:"Ombra mai fu" from Serse, Xerxes


http://classical-music.aki.gs/Handel-Ombra-mai-fu.mp3



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