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2017年01月04日


ビゼー:歌劇 《カルメン》 前奏曲 - 闘牛士 [新録音2017]

ビゼー:「カルメン」第1組曲、「アルルの女」第1組曲&第2組曲
価格:
カラヤン(ヘルベルト・フォン)
ユニバーサル ミュージック(2014-03-11)
売り上げランキング: 137

♪スペインを舞台に自由奔放に生きる女"カルメン"を描いた傑作オペラ

ビゼーが生きた19世紀半ばのフランスオペラは、オッフェンバックに代表されるような、
肩肘張らずに気軽に楽しめるオペレッタ(喜歌劇)が主流でした。

ウィーンではワルツ王ヨハン・シュトラウス二世が喜歌劇界に転向しようかという時期に、
ビゼーが着手したオペラが、後の名作として名高い「カルメン」でした。

1872年にパリのオペラコミック劇場から新作の依頼を受けたビゼーは、
当時のパリのオペラ界に新風を呼ぶ、革新的な作品を作ろうと考えました。
そこで題材として選んだのが、フランスの文豪メリメの「カルメン」でした。

メリメの書いた物語は、人殺しや密輸入が登場するリアルで血生臭い話でした。
これにはオペラコミックの支配人ルーヴァンが猛反対しました。
家族そろって楽しめる劇場として、とても出せる話ではないと考えたのです。

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そこでビゼーは台本作家と相談し、原作にはない人物を登場させたり、
設定を変更するなどして、ようやくと支配人の納得する作品として完成させました。

しかし、美しいヒロインが登場するきれいな舞台を期待した観客は、
「カルメン」で描かれる薄汚れたタバコ工場や、そこで働く女工といった
あまりに現実的な内容に失望し、75年の初演は惨憺たる結果に終わってしまいました。

結局ビゼーは「カルメン」の成功を見ぬまま、初演から3か月後に亡くなってしまいました。
しかし、パリでの初演は不評だったものの、その後、ウィーンを始めヨーロッパ中で火がつき、
後にはチャイコフスキーやサン=サーンスも認める、不動の地位を手に入れるに至りました。
ヒロインの生き方に惚れ込んだというニーチェは、「カルメン」を20回は観たと記述しています。


* 2007年1月以来、ちょうど10年ぶりの録音となります。
演奏自体はテンポを速め、よりメリハリがきくよう心がけました。




ビゼー:歌劇 《カルメン》 前奏曲 [2017]
Georges Bizet:"Carmen" Suite No.1 "Prelude - Le Toreadors" [2:18]

http://classical.seesaa.net/Bizet-CarmenSuite-No1-Prelude-Le-Toreadors.mp3



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posted by アンドウトワ at 12:19 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月23日


モーツァルト:歌劇 《フィガロの結婚》 序曲 K.492 [新録音2016]




♪陽光のきらめきを思わせる軽やかで踊るような序曲

歌劇「フィガロの結婚」はフランスの作家ボーマルシェの戯曲が原作です。
モーツァルトがパリに滞在した際、大評判のこの物語を原語で読み、
その時から歌劇にすることを考えていたといいます。

のちにダ・ポンテがこれを台本にしたことを受け、
モーツァルトは歌劇「フィガロの結婚」の作曲に取り掛かりました。
そして完成した作品は、1786年のウィーンで初演されました。

「フィガロの結婚」はロッシーニの「セビリャの理髪師」の続編的内容ですが、
作曲は当然のことながら、モーツァルトの方が先ということになります。

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ボーマルシェの戯曲は当時の支配階級の堕落を批判した内容で、
これが1789年のフランス革命へつながったとの見方もされています。

序曲は単独でもよく演奏される有名曲で、
流れるような旋律が淀みなく続く、モーツァルトならではの傑作です。


* 9年前の録音ではテンポを落として巨匠風を装いましたが、
今回はよりスピーディーに、原曲の軽やかさを引き出すよう心がけました。




モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》序曲 K.492 [新録音2016]
W.A.Mozart:Le Nozze di Figaro Overture K.492 [4:13]


http://classical-seesaa.net/Mozart-Marriage-of-Figaro-Overture-2016.mp3



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posted by アンドウトワ at 10:05 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日


マスカーニ:歌劇 《カヴァレリア・ルスティカーナ》 間奏曲


マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ 全曲
セラフィン(トゥリオ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2004-11-26)
おすすめ度の平均: 4.5
5歌手、オケ、録音と三拍子揃った名演奏
4豪華なカヴァレリア・ルスティカーナ


♪歌劇の幕間に奏される天上的調べの間奏曲

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」はマスカーニの出世作にして代表作です。

1889年、ミラノの音楽出版者ソンツォーニョは、一幕ものの歌劇を募集しました。
当時は旅芸団の興行や、市立楽団の指揮者で生活していたマスカーニでしたが、
歌劇募集の話に、わずか8日間で「カヴァレリア・ルスティカーナ」を書き上げ、見事入選。
26歳にして名声は世界的なものとなりました。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」は一幕ものですが、長いので二場に別れています。
その間で演奏されるのが美しい間奏曲です。

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序奏の天上的な響きは特に印象的で、こちらをメインと考えてもいいぐらいです。

実はこの間奏曲は歌劇の創作以前に、すでにピアノ譜ができあがっていたらしく、
それだけに楽曲自体の魅力からか、現在では歌劇とは関係なく
独立した演目として演奏されることも多い作品です。

また「アヴェ・マリア」として歌詞がつけられた歌曲版もとても親しまれています。




マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲
Pietro Mascagni:Cavalleria Rusticana :Intermezzo Sinfonico


http://classical-sound.up.seesaa.net/Mascagni-Cavalleria-Rusticana.mp3



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posted by アンドウトワ at 12:31 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヘンデル:歌劇《クセルクセス》から アリア「オンブラ・マイ・フ」


ヘンデル:アリア集~オンブラ・マイ・フ
ルネ・フレミング
ユニバーサル ミュージック クラシック(2004-09-22)
おすすめ度の平均: 4.0
4安心して聞けるヘンデルです


♪ヘンデルのラルゴとしても有名なアリア

ヘンデルはバッハとほぼ同時代を生きたバロック時代の作曲家です。
ドイツで生まれ、やがて英国に帰化しそこで一生を終えています。

「音楽の父」と呼ばれるバッハが主に教会音楽に力を注いだのに対し、
「音楽の母」とも呼ばれるヘンデルは、オペラやオラトリオなどの劇場音楽で名作を残しました。

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「ヘンデルのラルゴ」としても知られるこの曲は、歌劇「クセルクセス」の中で
カストラートによって歌われたアリア「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」です。

現在ではオペラはほとんど上演されず、このアリアだけが様々な編曲で演奏されています。

今回は主旋律がヴァイオリンによる演奏でお届けします。




ヘンデル:歌劇《クセルクセス》から アリア「オンブラ・マイ・フ」
George Frideric Handel:"Ombra mai fu" from Serse, Xerxes


http://classical-music.aki.gs/Handel-Ombra-mai-fu.mp3



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posted by アンドウトワ at 11:57 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月26日


プッチーニ:歌劇 「トゥーランドット」より アリア「誰も寝てはならぬ」


3大テノール 世紀の競演
ルチアーノ・パヴァロッティ 他
ポリドール(1994-09-21)
おすすめ度の平均: 5.0
5さようならパバロッティ
5気持いい!
5人間のすばらしさに涙
3歌声はすばらしいが
5人の歌声・人間味の凄み♪


♪トリノ五輪フィギュアスケートの金メダリスト荒川静香さんで有名

歌い継がれる優れたオペラ・アリアは数ありますが、
およそテノールといえばまずこの曲は外せません。
それぐらいの歌劇の代名詞的作品と言えるでしょう。

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トリノ五輪のフィギュアスケート 女子フリーでは、
金メダリストをとった荒川静香さんが使用した
オーケストラとヴァイオリンによる演奏が印象的でしたが、
本来は主役のテノール歌手によって朗々と歌い上げられます。

プッチーニはヴェルディと並ぶイタリアの代表的な歌劇作曲家です。
「トゥーランドット」の他にも、日本の芸者をヒロインにした「蝶々夫人」など、
名作とされる歌劇が数多くあります。

抒情的で流れるような旋律の魅力で、多くの人の心をつかんでいます。




プッチーニ:歌劇 「トゥーランドット」より アリア「誰も寝てはならぬ」
Giacomo Puccini:Turandot "Nessun Dorma"


http://classical-sound.up.seesaa.net/Puccini-Turandot.mp3



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posted by アンドウトワ at 16:56 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日


プッチーニ:歌劇 《蝶々夫人》より 「ある晴れた日に」 [KARAOKE付き]


ある晴れた日に
ある晴れた日に
posted with あまなつ on 2015.10.02
価格:
キャサリン・ジェンキンス
ユニバーサル ミュージック クラシック(2012-07-24)
売り上げランキング: 42912


♪日本伝統の旋律を取り入れた異国情緒あふれる歌劇

明治の長崎を舞台に、まだ15歳のうら若き芸者だった蝶々さんと、
アメリカ海軍士官ピンカートンの悲恋を描いた「蝶々夫人」は、
時にヴェルディの「椿姫」やビゼーの「カルメン」と共に
“3大オペラ”と評されることもあるプッチーニの代表作です。

原作は明治20年頃にジョン・ルーサー・ロングによって書かれた小説で、
異国趣味の流行を背景に記録的な売れ行きを示したといわれています。

プッチーニは舞台化されたこの小説をロンドンで観劇し、
すぐさまオペラ化を思いつくと、台本の手配などにあたりました。
また自身はイタリアの日本大使館に依頼して、
日本の名高い旋律を採譜し、オペラの中に用いたとされています。

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一時の浮気心で蝶々さんと結婚し、そのままアメリカへ帰ってしまったピンカートン。
そんな彼を一途に愛し信じて、帰りを待ち続ける蝶々さんが歌うのが、
ソプラノの名アリアとして知らぬ者のいない「ある晴れた日に」です。

3年後、ピンカートンはアメリカで正式に結婚した妻を連れて再び日本に帰って来ます。
すべてを察した蝶々さんは、ピンカートンとの間に生まれた子供を彼らに託し、
父から譲り受けた守り刀で自らの命を絶つのでした。


*過去掲載分で和声に大きなミスがあったのを改めました。
またカラオケもありますので、ご自由にお楽しみください。

*この曲はフィギュアスケート浅田真央選手の2015-2016のフリー新曲です。



プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》より 「ある晴れた日に」 [5:03]
Giacomo Puccini:Madame Butterfly "One fine day we shall see"


http://classical-sound.up/Puccini-Madame-Butterfly-2015.mp3

KARAOKE


http://classical-sound.up/Puccini-Madame-Butterfly-2015-KARAOKE.mp3



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posted by アンドウトワ at 16:39 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月22日


ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》序曲 [新録音2013]

ウェーバー:魔弾の射手 全曲
新品最安価格:10%OFF ¥ 3,631 (4店出品)

5.0点 序曲は超有名なのに作曲者は?
4.0点 台詞が別人なのが・・
5.0点 “クライバー”が世界を震撼させた一曲!
発売日:1998-05-13
メーカー:ポリドール
クリエーター:クライバー(カルロス)(指揮) ドレスデン国立管弦楽団

♪ドイツ・ロマン派オペラを確立させた金字塔

カール・マリア・フォン・ウェーバーは1786年11月18日、ドイツ北西部に生まれました。
母はオペラ歌手、父は音楽家兼、興行主という環境で早くから音楽教育を受け、
家族と共に各国都市を興行で回りながら、体でオペラを吸収していきました。
そのため15歳にして早くも最初のオペラ『ペーター・シュモール』を書いています。

成人してからのウェーバーも、一座を率いてドイツを中心に各地を巡演しながら、
そのかたわら、作品の数々を書き上げるというのが作曲の基本スタイルでした。
巡演中の1823年10月5日、バーデンにいたベートーヴェンを訪ねたこともありました。

ウェーバーの時代、ドイツオペラは肩身が狭く、イタリアのロッシーニや
スポンティーニといった作曲家たちの人気ぶりに圧倒されていました。
イタリアオペラでなければオペラではない、とまでいわれたほどです。

そんな最中、ウェーバーは真のドイツ国民オペラの樹立を念願しました。
そうして3年がかりでやっと書き上げたのが、代表作である歌劇『魔弾の射手』です。
このオペラは中世から伝わるドイツの森林の伝説を背景にしています。
そしてドイツ語による台本、ドイツ民謡の採用、またドイツ古来の歌芝居の形式など、
あらゆる意味でドイツ精神に基づいた、最初のドイツ国民歌劇になりました。

演奏会で単独で取り上げられることも多い、このオペラの有名な序曲は、
当時としては斬新な交響詩風の構成で作られています。
劇中の様々な主題や旋律が次々と立ち現れ、神秘的なドイツの森の幻想性、
狩猟人たちの平和な生活ぶり、悪魔ザミールの不気味さ、主人公のふたりである
マックスとアガーテの希望に満ちた様子などが描かれていきます。
そして最後は輝かしく力強い愛の勝利をもって終結するのです。

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晩年のウェーバーは英国ロンドンへ興行のために渡り、歌劇『オベロン』を作曲。
1826年6月5日にその地で40年の短い生涯を閉じました。
ロマン派の開祖とも呼ばれるウェーバーは、オペラの作曲に生涯の多くを捧げ、
ドイツのロマンティック歌劇を確立、後のワーグナーへの道標となりました。

また手の大きかった彼はピアニストとしても、当時一流の評価を得ていました。
ピアノ作品ではベルリオーズの管弦楽版でも名高い『舞踏への勧誘』を作曲。
音楽の中に対話や物語を盛り込み、後のロマン派表題音楽の先駆となりました。

全4楽章からなる唯一のピアノ協奏曲では、1楽章ごとに情景を言葉で示し、
その抒情的な作風はメンデルスゾーンやリストの先駆けともなりました。





ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》序曲 [新録音2013] [11:48]
Carl Maria von Weber:"Der Freischütz" Overture



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posted by アンドウトワ at 17:31 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする