![]() | 新品最安価格:35%OFF ¥ 1,968 (13店出品) 中古最安価格:52%OFF ¥ 1,439 (7店出品) 発売日:2007-03-21 メーカー:ビクターエンタテインメント カテゴリー:CD アーティスト:川畠成道 時間:57(分) |
♪若き日のドビュッシーによる甘美な歌曲
シューベルトやショパンのように、ピアノ曲の大家のイメージが強いドビュッシー。
しかし、初期の作曲の中心は、意外にも歌曲でした。
最後に書いた歌曲は自身で詩を書いたほどで、
ドビュッシーの歌に対する思い入れの強さが伺えます。
「美しい夕暮れ」は1880年、ドビュッシーが18歳の時の作品です。
ポール・シェルジェの夕暮れを歌った詩に作曲したもので、
フランス歌曲としてはフォーレの「月の光」などと共に、代表的な作品のひとつです。
夕暮れどきの美しい情景や、それに対する心情を描きながらも、
人生の無常や儚さを感じさせる詩を、ドビュッシーらしい音楽で彩っています。
とても18歳の作品とは思えない早熟ぶりです。
主にソプラノやバリトンで歌唱されることが多いこの曲ですが、
ヴァイオリンやヴィオラなど、器楽曲用に編曲したものも頻繁に演奏されます。
中でもハイフェッツ編曲によるヴァイオリン版は、よく知られています。
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人によって好みの分かれるところかもしれませんが、
この曲にはバリトンのような低音があっている気がします。
そこで今回は、通常よりオクターブ低い演奏にしてみました。
そしてこれはソプラノですが、岩谷時子さんが詞をつけたものを本田美奈子さんが、
ア・カペラのコーラスをバックに歌った録音もユニークで美しいです。
名曲はどのようにアレンジしても名曲なのだと感じさせてくれます。
