バッハ:イギリス組曲第2番・第3番
posted with あまなつ on 2010.11.13
ポゴレリチ(イーヴォ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2010-04-21)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2010-04-21)
♪愛する新妻のために作曲された世俗音楽の名作
32歳でケーテンの宮廷楽師長に就任したバッハは、
その地で過ごした6年間に、数々の世俗音楽の傑作を残しました。
そしてこの間にひとり目の妻との死別の後、
妻となったアンナ・マグダレーナ・バッハのために、
2冊からなるクラヴィーア小曲集を書いています。
この曲集には「イギリス組曲」の他、よく対で比較される
「フランス組曲」そしてパルティータが含まれています。
「イギリス組曲」という題名はバッハ自身ではなく
後年になってつけられた通称ですが、
ヨハン・ニコラウス・フォルケルが著したバッハ初の伝記に
「(イギリス組曲は)あるイギリスの貴人のために作曲した」
と書かれていることに由来しているようです。
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「イギリス組曲」の特徴は各組曲とも、
長大で立派なプレリュード(前奏曲)を持っている点で、
特に第2番のプレリュードは印象的で人気も高い1曲です。

J.S.Bach:English Suite No.2 A-minor, BWV807 1.Prelude
J.S.バッハ:イギリス組曲 1.プレリュード.mp3