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2009年06月22日


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 第3楽章

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ラフマニノフ
EMIミュージック・ジャパン(2006-02-22)
おすすめ度の平均: 4.0
4ピアノの音が聴こえない・・・
5カラヤンにとっても満足な演奏だったのでは?
4ラフマニノフの演奏自体は最高なのだが
4カラヤンの「英雄の生涯的なラフマニノフ」

♪英国映画「逢びき」でも有名な第2主題

ラフマニノフが活躍した20世紀前半のクラシック音楽界は
既に調性も崩壊し、いわゆる現代音楽の時代に入っていました。
ですからラフマニノフのように伝統的で旋律も確かな音楽は、
時代錯誤、後進的と非難する批評家も少なくありませんでした。

しかしラフマニノフ自身は「私は自分の心の中に鳴っている
音楽を形にしているだけです。作曲の音楽的な傾向について
意識的に努力したことはありません。」というように語っていました。

ラフマニノフは彼が尊敬したチャイコフスキーの、間違いなく最大の後継者です。
チャイコフスキーも同時代の他のロシア作曲家たちとは一線を画し、
西洋伝統音楽に基づいた独自の音楽を貫いた人です。
そして何よりその旋律は美しく、親しみやすいものでした。

ラフマニノフはその上により増幅されたロマンティシズムと、
自身の神経症から来る陰うつさを加味し、それらを音楽の中で見事に昇華させました。
それが元来ピーカンより影のあるものを好み、
鬱も多い現代日本人の心情によくマッチしているのかもしれません。

彼の代表作であるこの曲は各主題が明快で美しいこともあってか、
普段クラシックをほとんど聴かない人にもとても人気があります。
随分と以前のことですがローリング・ストーンズしか聴かない知人が、
しみじみとこの曲のCDに耳を傾けていた姿が今も鮮明に脳裏に残っています。

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第3楽章は第2主題が特に有名で映画「逢びき」で使われたり、
最近でもゴスペラーズが歌うなど繰り返し取り上げられ親しまれています。

* 第3楽章は今まで後半のみの抜粋版を公開していましたが、
今回の再掲載にあたり前半を補完すると共に、後半にも修正を加え完全版としました。




Sergey Vasilievich Rakhmaninov: Piano Concerto No.2 in C minor, Op.18
3. Allegro scherzando

http://classical-music.aki.gs/Rachmaninov-Piano-Concerto-No2-3rd.mp3





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2009年01月19日


モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第1楽章

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番
グルダ(フリードリヒ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2001-10-24)
おすすめ度の平均: 5.0
5端正でありながら華麗
5グルダの求心力に脱帽。
3美しいけれど...
5オーソドックスな20番
5寄せ集めた旋律を

♪ベートーヴェンも愛したピアノ協奏曲の名作

ひとりの人間としてのモーツァルトが大衆のためにではなく、
自己の内面の孤独や悲哀を初めて露にするかのように書き上げた、
彼のピアノ協奏曲中の最高傑作とも言われる作品です。

当時の音楽界では協奏曲やオペラのアリアは、
演奏家や歌手の技巧を示すための華やかなものが主流で、
聴衆である貴族や裕福な層もそれ以上を望んでいませんでした。

ですからこの曲が持つ重苦しさは当然理解されず、
その後の演奏会では聴衆が激減してしまうほどでした。

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しかし、モーツァルトの作品の中でも特にこの曲を熱愛し、
カデンツァさえ書いてしまった作曲家がいます。
ベートーヴェンです。

ある日、貴族の屋敷の前を通りかかったベートーヴェンは偶然この曲を耳にし
「なんという美しい曲だ。私にはとてもあのような美しい音楽は書けない!」
と感嘆の声を上げたということです。

今回はそのベートーヴェン作によるカデンツァでお送りします。




W.A.Mozart:Piano Concerto No.20 in D-minor, K.466 1. Allegro

http://classical-music.aki.gs/180-Mozart-Piano-Concerto-No20-1st.mp3



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posted by アンドウトワ at 05:46 | 協奏曲 (Concerto) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月01日


メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 第2楽章

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
アバド(クラウディオ) ミルシテイン(ナタン)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2006-11-08)
おすすめ度の平均: 5.0
5 ヴァイオリンの貴公子
5 格調高く美しい
5 完璧なるミルシテインの技巧と音色!
5 バイオリンを弾いてみたくなります

♪美しい旋律の歌にあふれる第2楽章

1835年からの5年間、メンデルスゾーンはライプチヒの
ケヴァントハウス管弦楽団の指揮者として活躍し、
自作曲のほかバッハやモーツァルト、ベートーヴェンなどの、
埋もれた作品の演奏と紹介に力を入れていました。

このオーケストラのコンサート・マスターを努めていた
フェルディナント・ダヴィッドはメンデルスゾーンよりひとつ年下の、
ヨーロッパ中に名の知れたヴァイオリンの名手でした。

1838年にメンデルスゾーンは、ホ短調のヴァイオリン協奏曲を
書いてみたいとの意向をダヴィッドに伝えました。
しかしその後、ベルリンで芸術総合アカデミーの音楽部主任になるなど、
あまりの多忙から6年間、作曲に取りかかることはありませんでした。

ようやくと重い腰を上げたメンデルスゾーンは、
ダヴィッドに細かい部分まで助言を求めながら協奏曲作曲の筆を進めました。
ダヴィッドもヴァイオリニストとしての立場からの協力を惜しみませんでした。

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こうして完成したヴァイオリン協奏曲はダヴィッドの独奏で初演され、
その親しみやすい旋律と演奏者を引き立たせる技巧性により、
当時の音楽界に旋風を巻き起こす大成功を収めました。

この協奏曲の特徴は全3楽章が切れ目なく演奏される点で、
メンデルスゾーンはそのことを通して曲全体に統一感をもたらそうと考えたのです。

激しく情熱的な第1楽章から一転、第2楽章は夢見るような
穏やかな旋律が、心ゆくまで歌い上げられます。





Felix Mendelssohn:Violin Concerto in E minor, Op.64
2. Andante
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 第2楽章.mp3



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2008年07月24日


チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23 第2楽章

チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲
ワイセンベルク(アレクシス)
EMIミュージック・ジャパン (2001-12-06)
おすすめ度の平均: 4.5
5 文句なしの超名演!
5 再起にかけるラフマニノフを情熱的に…
4 壮大で、気持ちいいです。
4 パリ管
5 凄い! 凄い!

♪華やかな楽章間にひっそりと佇む静かな音楽

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番というとどうしても、
第1楽章冒頭のあの勇壮なホルンやその後に続く、
ストリングスが奏でる流麗な旋律の印象があまりに強く、
同じく華やかな第3楽章との狭間にあって
静かな佇まいの第2楽章は見過ごされがちです。

でも、この可憐な第2楽章にはいかにも
チャイコフスキーという“らしさ”が詰まっています。

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特に第1主題。歌詞をつければそのまま歌になりそうな、
親しみやすく流れるような旋律はいつもながらですが、
メロディーとしてのキャッチーさは交響曲第5番第2楽章の2つの主題や
「悲愴」の有名な旋律などにも引けをとらない、
チャイコフスキー作品の中でも指折りのものだと思います。

普段あまりクラシックを聴かないような方にも、
ショパンやチャイコフスキーが受け入れられやすいのは、
こうしたわかりやすく美しい旋律が随所に散りばめられているからでしょう。





Tchaikovsky:Piano Concerto No.1 in B flat minor Op.23,
2. Andantino semplice



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2008年06月08日


ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 第1楽章

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
シェリング(ヘンリク) シュミット=イッセルシュテット
ユニバーサル ミュージック クラシック (2005-06-22)
おすすめ度の平均: 4.5
5 孤高の美学
5 崇高なる演奏
1 どこが素晴らしいのか
5 幸福感に包まれる
5 音楽は己の偉大さを誇示する手段ではない

♪風格とロマンチシズムをあわせ持つVn協奏曲の頂点

所謂「傑作の森」と呼ばれる後世に名を残す名曲を、
次々と生み出した中期の絶頂期の作品です。

メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーと共に
4大ヴァイオリン協奏曲に数えられることも多いですが、
作品の持つ気品、風格、スケール感などからすれば、
王者の名にふさわしいのはやはりこの曲でしょう。

第2主題が短調に転じるあたり(2:00)のロマン性と、
オーケストラが全合奏する時の威厳などは、
まさにベートーヴェンならではの音楽と言えます。

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しかし今でこそ名曲と仰がれるこの曲も、
初演当初は反響も芳しくなく、その後40年ほどの間は
ほとんど忘れられた状態だったといいます。

それを甦らせたのが当時13歳で演奏した名手ヨアヒム。
指揮はバッハのマタイ受難曲も蘇演させたメンデルスゾーンでした。

作曲当時のベートーヴェンはヨゼフィーネという女性に恋をしていて、
そうした心情が切ない旋律やはつらつとした曲調によく表れています。

*カデンツァはベートーヴェン自身が書いていないためカットしています。






L.V.Beethoven:Violin Concerto in D major, Op.61
1. Allegro ma non troppo
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 第1楽章.mp3



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2008年03月03日


モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314 第1楽章


♪フルート奏者必須のレパートリー

意外なことなんですが、モーツァルトはフルートという楽器が
そんなに好きではなかったようです。
だからというのではありませんが、モーツァルトが作曲した
管楽器のための協奏曲はほとんどが、誰かに頼まれて仕事として
作ったもので、自ら進んで作曲したというものではないんですね。

今回のフルート協奏曲第2番も第1番とあわせて、
商人でフルート愛好家のフェルディナン・ド・ジャンという
人物の注文を受けて作曲されました。

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でも実はこの第2番は、期限に間に合いそうもないので、
前年に作ったオーボエ協奏曲ハ長調のKeyを、
1音上げて少し手を加えただけのものなのです。
これが依頼主のド・ジャンに知られてしまい、
結局報酬は半分以下しかもらえなかったそうです。

そのためこの第2番を録音しない指揮者も多いのですが、
フルート奏者にとっては欠くことのできないレパートリーのひとつですし、
大体、第1番と第2番はCDではカップリングで発売されていることが多いです。





W.A.Mozart:Flute Concerto No.2 in D major, K.314 1. Allegro aperto
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 第1楽章.mp3



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2008年02月05日


ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》から 「夏」 第3楽章 Op.8-2

ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季  / 調和の幻想 第6・8・10番
ミケルッチ(ロベルト)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2005-06-22)
売り上げランキング: 3618
おすすめ度の平均: 5.0
5四季のベスト盤
5ヴィヴァルディへの入門としては現在のベスト

♪夏の嵐を描いた激しい音楽

夏の音楽というと何が思い浮かぶでしょうか?

ポップスならサザンやチューブ、洋楽ならビーチボーイズ、
もっと古ければパーシー・フェイスの「夏の日の恋」など、
どれも明るく開放的なものばかりですが、
ヴィヴァルディの場合は少し傾向が違います。

協奏曲集「四季」の第2番にあたる「夏」は、
3つの楽章どれもがどこかどんよりと重たく、
抜け切らない印象をもっています。
これはヨーロッパ特有の気候のせいかとも思いますが、
それにしても・・・という感じです。

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中でも第3楽章は夏というよりむしろ冬に近いのではないか
というぐらい峻厳な雰囲気が漂っています。
「四季」の全12楽章にあって、「冬」の第1楽章と並ぶ激しく厳しい音楽です。

この楽章につけられたソネットは次の通りです。

“わるい予感があたったかのように恐ろしい稲妻、
雷鳴がとどろき、霰さえ降り出す。
せっかく実った作物も叩きつけられてしまう”






A.Vivaldi:Violin Concerto "4 Seasons" Op.8-2
"Summer" 3rd movement



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2008年01月25日


ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 第1楽章

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
デュ・プレ(ジャクリーヌ)
EMIミュージック・ジャパン(2008-01-23)

♪アメリカ時代に生まれたチェロ協奏曲の傑作

ニューヨークに新設されたナショナル音楽院の学院長として
招かれたドヴォルザークですが、元来純朴で田舎好きな彼は、
次第にアメリカでの生活にストレスを感じるようになり、
ついにはまだ契約途中であるにも関わらず、
音楽院を去り故郷のボヘミアへ帰ってしまいます。
チェロ協奏曲はその直前に書かれました。

アメリカ時代のドヴォルザークは他に交響曲「新世界より」、
弦楽四重奏曲「アメリカ」といった彼を代表する作品を残しています。
ハイドンやシューマン、サン=サーンスなども書いたチェロ協奏曲ですが、
内容を総合的に見てまず筆頭にあげられるのが、ドヴォルザークのチェロ協奏曲です。
この曲はチェロ協奏曲の枠を越えて、チャイコフスキーのピアノ協奏曲や
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と並んで、
大きく「3大協奏曲」としてコンサートで取り上げられることもあります。

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師匠のブラームスは最晩年、この曲を聴くと
「チェロでこんな曲が作れると知っていたなら、
私もとっくに書いていただろうに」と悔やんだといいます。

第1楽章はチェロ独奏の登場まで4分近くあるほど、
伴奏のオーケストラが充実しています。
ホルンが奏でる牧歌的な第2主題の部分は、全曲中でも特に印象的なシーンです。





A.Dvorak:Cello Concerto in B minor, Op.104 1. Allegro
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 第1楽章.mp3



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2008年01月22日


ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21 第1楽章

ラロ:スペイン交響曲
ヴェンゲーロフ(マキシム)
EMIミュージック・ジャパン(2003-11-12)
おすすめ度の平均: 4.0
4グリュミオーに匹敵。
4ロシア男がラテンに!?

♪スペイン情緒あふれる華やかなヴァイオリン曲

エドゥアール・ラロはフランスで生まれ活動した
作曲家、ヴァイオリン&ヴィオラ奏者です。

20代には作曲家として、歌曲や室内楽などを発表しますが
よい結果は得られず、しばらく作曲から遠ざかってしまいます。
30代には友人と結成した弦楽四重奏団で
ヴィオラを弾いていましたが、40代になってアルト歌手の
妻を得たことで発奮、再び作曲活動を始めます。

そして50代に入り、ヴァイオリンの名手サラサーテに捧げられ、
その手で初演された「ヴァイオリン協奏曲第1番」や
「スペイン交響曲」の成功により、ようやく作曲家として世に認められたのでした。

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「スペイン交響曲」は実質は「ヴァイオリン協奏曲第2番」で、
重厚なオーケストラ伴奏にのって、華やかなヴァイオリン独奏が繰り広げられます。
ラロは祖父の代までスペイン人だったので、
その血が色濃く出たような音楽内容になっています。

パリでこの曲を演奏するサラサーテを見たチャイコフスキーは、
自らもヴァイオリン協奏曲を作曲しようと決意したのでした。





Lalo:Violin Concerto No.2 in D minor, Op.21
"Spanish Symphony" 1. Allegro non troppo
ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 第1楽章.mp3



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2008年01月17日


チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 第3楽章

チャイコフスキー:VN協奏曲
諏訪内晶子
ワーナーミュージック・ジャパン(2000-06-21)
おすすめ度の平均: 5.0
5世界最高の水準の高さ、納得させてくれる名演。
4本選の演奏と同じと思わない方がいいです
5待ちわびたチャイコフスキー
51ページ目

♪ロシアの農民舞踊を取り入れた快活な楽章

チャイコフスキーは初演によくつまづいた作曲家であることは
お伝えしていますが、この曲もその例にもれず、
初演の結果は散々で批評家のハンスクリックにも
特に第3楽章を指して「安物のウォッカの匂いがする」
とまで言われたのは有名な話です。

しかし、そうして初演に失敗した「悲愴」「白鳥の湖」
そしてこの「ヴァイオリン協奏曲」といった作品が、
後々チャイコフスキーを代表する名曲となっていった事実は、
チャイコフスキーのセンスが常に時代の一歩先を行っていたことを
物語るものかもしれません。

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第3楽章の第1主題はロシア農民の舞踊曲である
トレパークに題材を得た、明るくリズミカルな音楽です。
先輩であるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の
同じく第3楽章、第1主題とリズムがよく似ているのも特徴で、
初めてヴァイオリン協奏曲を書くにあたって
先人の名曲を意識したのは間違いないと思います。

触発されたサラサーテの妙技の影響が、わかりやすく表れているのも第3楽章です。





Tchaikovsky:Violin Concerto in D Op.35, 3rd movement



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posted by アンドウトワ at 06:00 | 協奏曲 (Concerto) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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