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2013年02月23日


チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23 第1楽章 [2013完全版]

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
価格:
リヒテル(スヴャトスラフ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-09-25)
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♪壮麗にして華やかなピアノ協奏曲の代名詞的な作品

交響曲第3番やバレエ『白鳥の湖』などを書き上げ、いよいよ円熟期に入ったこの頃、
チャイコフスキーは後に彼の代表作のひとつとなる名作に着手します。
それは1874年の弟モデストへの手紙で、初めて構想が示されました。

「ピアノ協奏曲に手をつけたいのだが、なぜか始められない。」

しかし同年の12月21日には、4手連弾の編曲で作品は完成していました。
チャイコフスキーは出来上がったばかりのピアノ協奏曲第1番を、
24日のクリスマスイヴの夜、ニコライ・ルービンシテインと
理論のグーベルト教授に、自らのピアノ演奏で初披露しました。

この曲はニコライに献呈され、彼が初演することを想定していましたが、
ニコライは喜ぶどころか大変立腹し、技術面において厳しく酷評しました。
あまりに難曲な上に、作曲にあたって何の相談もなかったのが気に障ったようです。

そこでチャイコフスキーはニコライへの献呈を取り下げ、
当時、ロシア音楽への理解の深かったドイツのピアニスト・指揮者である、
ハンス・フォン・ビューローに、あらためて作品を献呈しました。

ビューローは1860年代から80年代にかけて何度もロシアを訪れ、
チャイコフスキーを初めとするロシア音楽の、西洋への普及に貢献しました。
曲を受け取ったビューローはすぐにその真価を認め激賞し、
1875年10月25日、米国のボストンで自らのピアノ独奏により初演を行いました。

これが大成功を収め、その後の演奏会でもビューローはアンコールに応え、
演奏の度に第3楽章を繰り返さなければならなかったと、
チャイコフスキーに宛てた手紙の中で伝えています。

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「ビューローから私の協奏曲について書いてある、アメリカの新聞の切抜きが、
山のように入った手紙が届きました。」

チャイコフスキーはリムスキー=コルサコフへの手紙の中で、
ビューローから届いたこのうれしい知らせを紹介しています。
これがきっかけとなり彼の名声は世界へとひろがっていきました。

間もなくルービンシテインも曲のよさを認め、自らも演奏するようになりました。
ニコライの態度に不満を持っていたチャイコフスキーもやがて心を開き、
彼の意見を参考にして曲の改訂をしたといわれています。





チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23 第1楽章 [2013完全版] [20:17]
P.I.Tchaikovsky:Piano Concerto No.1 in B flat minor, Op.23
1. Allegro non troppo e molto maestoso - Allegro con spirito


http://classical-music.aki.gs/PianoConcerto-No1-1st-2013.mp3



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posted by アンドウトワ at 07:36 | 協奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月03日


コレッリ:クリスマス協奏曲 ト短調 Op.6-8 第6楽章

クリスマス・アダージョ・カラヤン
定価:¥ 2,039
中古最安価格:95%OFF ¥ 100 (11店出品)
4.0点 アダージョ・カラヤンの中でも秀逸
5.0点 これは良い!クリスマスを過ぎても聴ける。
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メーカー:ポリドール
アーティスト:カラヤン(ヘルベルト・フォン)

♪ヴィヴァルディ、J.S.バッハにも影響を与えたイタリアバロックの大家

アルカンジェロ・コレッリはイタリアのイモーラ出身のバロック時代の作曲家です。
生まれたのは1653年ですから、ヴィヴァルディや大バッハより20~30年上になります。
当時はまだ初期の楽器だったヴァイオリンの技法を開拓し、
ヴァイオリン曲を多数残し、後世の作曲家たちにも大きな影響を与えました。
大バッハがコレッリの研究に勤しんだことはよく知られています。

コレッリはヴァイオリンをバッサーニに、対位法をマッティオ・シモネリに学び、
ドイツを旅行した後、1672年にフランスはパリに出ました。
1685年にイタリアに帰りローマに居住、当時の法王に仕え、毎週演奏を行っていました。
またクリスチナ女王やモデナ公の宮廷に出入りし、音楽をもって奉仕していました。

音楽のみならず絵画にも見識があったコレッリは、名画の優れたコレクターでもあり、
没後にはその膨大なコレクションと共に、巨万の富が発見されました。
生前は質素な生活ぶりだったため、その資産に人々は驚いたといいます。

作曲家としてのコレッリは、自分の納得のいく作品以外は破棄したとみられ、
作品の数としては決して多い方とはいえません。
しかしそれだけに残された楽曲のどれもが、珠玉の輝きを放っています。
60曲のソナタは多くが2挺のヴァイオリンと1挺のチェロ、鍵盤楽器という編成です。

コレッリはソナタと共に合奏協奏曲の作曲家として名を残していますが、
中でも「クリスマス協奏曲」と呼ばれる作品6の8は特に有名です。
作品6の12曲は最初の8曲は教会用、あとの4曲は一般用の協奏曲です。

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教会用の第8番は第6楽章に「キリスト降誕の夜のために」と記されていることから、
これをとって楽曲全体が「クリスマス協奏曲」と呼ばれています。
第6楽章パストラールはシチリア地方の民謡を用いて有名で、
ベツレヘムの野に天使の舞う、キリスト降誕の夜を表したものとされています。
短調が多い全曲にあって、一気に晴れ渡るような明るさがあり、
リズムや旋律も親しみやすいことから、大変人気のある楽章です。





コレッリ:クリスマス協奏曲 ト短調 Op.6-8 第6楽章 [3:38]
Arcangelo Corelli:Concerto Grosso in G minor, Op.6-8
"Christmas Concerto" 6. Pastorale



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2012年10月30日


コレッリ:クリスマス協奏曲 ト短調 Op.6-8 第3楽章

コレッリ:合奏協奏曲集 作品6(全曲)
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5.0点 バロック音楽の先駆者コレッリの協奏曲集
発売日:2010-09-22
メーカー:日本コロムビア
アーティスト:イタリア合奏団
フォーマット:Blu-spec CD
ディスク数:2

♪親しみやすさと気品あふれるコレッリのクリスマス協奏曲

クリスマスに流れるクラシック音楽と言えば、何を思い出すでしょうか?
J.S.バッハ/グノーシューベルトG.カッチーニの3大アヴェ・マリアは定番です。
他にはその時々で様々な聖歌や讃美歌、またはパッヘルベルのカノンや、
マスネのタイスの瞑想曲のような、静かで旋律の美しい曲が選ばれたりしますが、
そうしたクリスマス音楽のラインナップに、ぜひ加わってほしい作品があります。
それはイタリアのバロックの作曲家コレッリのクリスマス協奏曲。
それも第3楽章のアダージョ−アレグロ−アダージョです。

コレッリのクリスマス協奏曲は12曲からなる、合奏協奏曲集Op.6の第8番で、
最終楽章に「キリスト降誕の夜のために」と記されているためこの名がついています。
従ってクリスマス協奏曲と言えば、この第6楽章パストラールが顔になっていて、
クリスマスのみならず、普段でもよく単独で演奏されています。

しかし、クリスマスを祭りではなく、キリストの誕生を厳かに祝い、
近しい人たちとの愛を、静かに確かめ合う日だとするならば、
むしろ穏やかなアダージョの方が、そうしたムードにぴったりかもしれません。
音楽的にも芳醇で、親しみやすい上に気品があります。

そしてこのアダージョの面白いのは、所謂“カノン進行”が登場することです。
それも締め括りではベースラインがバッハの「G線上のアリア」のように下降するので、
まるで現代のポップスを聴いているかのような感覚になります。

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実はコレッリは「カノン」で知られるパッヘルベルと同じ1653年の生まれで、
イタリアとドイツの違いはあれど、同じバロック期を生きた作曲家です。
クリスマス協奏曲を含む合奏協奏曲集Op.6は、パッヘルベルの死から8年後、
コレッリの死の翌年1714年に弟子のフォルナーリが校訂、編集し出版されました。
同じ時代にこの2曲が作曲されたことは、とても興味深い事実です。

クリスマス協奏曲のアダージョは基本的に高音がアルペジオ、低音が旋律です。
旋律部分に歌詞をつければ、いいクリスマスソングになりそうです。
そしてこのアダージョは、ラッセル・クロウ主演の2003年のアメリカ映画、
「マスター・アンド・コマンダー」のサントラ使用曲としても知られています。
ラッセルが演じるジャック・オーブリー艦長と軍医のスティーブン・マチュリンが、
ヴァイオリンとチェロによる二重奏を奏でるシーンで登場します。





コレッリ:クリスマス協奏曲 ト短調 Op.6-8 第3楽章 [3:02]
Arcangelo Corelli:Concerto Grosso in G minor, Op.6-8
"Christmas Concerto" 3. Adagio-Allegro-Adagio



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posted by アンドウトワ at 17:13 | 協奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日


モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 第2楽章

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 第24番
新品最安価格:23%OFF ¥ 2,145 (15店出品)
5.0点 芳醇旨口の強烈な逆襲
5.0点 内田光子の再録
5.0点 さらなるモーツァルト表現の高みへ
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メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
クリエーター:内田光子(演奏) クリーヴランド管弦楽団(演奏)

♪歌にもなった繊細で優美な緩徐楽章

モーツァルトは1781年(25歳)に故郷ザルツブルクからウィーンに拠点を移します。
そしてここからいよいよ、その天才ぶりが存分に発揮されていきます。
妻共々、金銭感覚に疎く、常に生活に苦しみ始めるのもこの頃からです。

暖をとるゆとりもなく、冬の晩に妻と踊り明かし、寒さを凌いだという話もあるほど。
しかし、その貧乏生活がモーツァルトに、驚異的な速度で作品を書かせました。
ウィーンの音楽好きの貴族たちは、金銭的な援助を一切しませんでした。
ですからモーツァルトはひたすら新作を書き、演奏会を開くしかなかったのです。

ピアノ協奏曲はそのいい例で、窮状を打開するために予約演奏会を催しては、
それに合わせてギリギリで作品を仕上げ、練習する間もなく本番に入っていました。
そして自ら演奏して収入を得て、なんとかその都度を凌いでいたのです。

ですが、そうした現実生活には関係なく、作品は深化をみせていきます。
この時期に書かれたピアノ協奏曲は特に傑作揃いで、
1785年の第20番ニ短調を筆頭に、死の直前に書かれた第27番変ロ長調まで、
駄曲はまったく無く、モーツァルトのキャリアの中でも重要な作品が並びます。

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1786年春の予約演奏会のために作曲された第23番イ長調は、
トランペットとティンパニという、華やかな楽器のない室内楽的な作品で、
当時まだ新しかったクラリネットを、オーボエの換わりに用いています。
こうした木管群の響きが第23番に、より落ち着いた雰囲気をもたらしています。

またこの曲の第1楽章では、モーツァルト自身がカデンツァを書き残しています。
第20番以降の作品でこの作業はほとんど見当たらず、
即興性の余地のない、完成したイメージが彼の中にあったことを思わせます。

第2楽章は8分の6拍子の、シチリアーノ風のアダージョです。
感傷的な旋律の深い趣きは、モーツァルトの緩徐楽章の中でも格別です。
80年代に薬師丸ひろ子さんがこの曲に歌詞をつけて、
「花のささやき」というタイトルで歌っていたことでも知られています。





モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 第2楽章 [6:30]
Wolfgang Amadeus Mozart:Piano Concerto No.23 in A major, K.488
2. Adagio



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2012年04月26日


ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》から 「春」 第1楽章 Op.8-1 [新録音2012]

ヴィヴァルディ:協奏曲集「和声と創意への試み」作品8の1~6<四季/海の嵐/喜び>
新品最安価格:14%OFF ¥ 1,802 (4店出品)
発売日:2009-07-22
メーカー:コロムビアミュージックエンタテインメント
アーティスト:イタリア合奏団
フォーマット:Limited Edition
時間:61(分)

♪演奏家によって様々な表情を見せるヴィヴァルディの『四季』

ヴィヴァルディの協奏曲集『四季』はイタリア・バロック期の音楽です。
この時代は演奏家にアドリブが許され、楽譜も極めて簡素に書かれていました。
ですから比較的、自由な表現が可能になり、演奏ごとに大きな違いが出ます。

例えば通奏低音のチェンバロなどは、奏者によって演奏がまったく違います。
もちろんヴァイオリン・ソロも、装飾音の付け方など人それぞれです。
また指揮者や楽団ごとに、別の曲かというぐらいに音にも表現にも個性が出ます。

「春」の第1楽章なども、冒頭から旋律を細かく切ってアクセントをつけたり、
音を伸ばし気味に緩やかにしたりと、色々な表現が聴けるのが面白いところです。
演奏家や録音ごとの違いを味わうのが、クラシックならではの楽しみ方。
それに慣れ親しんでいく上で、『四季』は最適な音楽のひとつと言えそうです。

ヴィヴァルディは本業として、ピエタという修道院の司祭を務めていました。
しかし喘息持ちで体が弱かったため、司祭の義務は免除され、
修道院の付属音楽院の孤児の女の子たちに、楽器や音楽を教えていました。
彼の多くの協奏曲は、この子たちのために書かれたとも言われています。

ヴィヴァルディにはオペラ作曲家の顔もあり、現在52曲の作品が残っています。
自作オペラの上演で各地を回り、ほとんど音楽院にいない時期もありました。
オペラ作曲家としての成功こそが、彼の本懐だったのかもしれません。

しかし、音楽院にとって彼は、余程に必要な存在だったのでしょう。
1723年7月にピエタ聖会議は、ヴィヴァルディに対してピエタのオーケストラのために、
協奏曲を月に2曲提供すること、旅行中は楽譜を郵送すること、
また、リハーサルを3回から4回ほど指導するよう要求しました。

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そしてこのことが、ヴィヴァルディを決して協奏曲の作曲から離れさせず、
結果として後の『四季』を含むヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』
などの作曲に、つながっていったとも言えるのです。

協奏曲なら技術のあるソリストが何人かいれば形になります。
当然、名手ヴィヴァルディ先生も、自らソロを弾きながら指揮もしたでしょう。
生徒の中にはもちろん、楽器は苦手という子もいたと思います。
でも大人数の伴奏の合奏に入れば、それもあまり目立ちません。
こうして子供たちは楽しく合奏しながら、音楽に親しむことができたのです。

*演奏と音響を刷新した新録音です。(ヴァイオリンソロの不協和音を改めました 5/17)





ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》から 「春」 第1楽章 Op.8-1 [新録音2012] [3:25]
Antonio Vivaldi:"The Four Seasons" Op.8-1 "Spring" 1. Allegro



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2012年01月22日


ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1 第3楽章

ハイドン:トランペット協奏曲
新品最安価格:17%OFF ¥ 870 (10店出品)
レビュー平均: 5.0点 (3人がレビュー投稿)
5.0点 これ以上は望めないスタンダードな演奏
5.0点 最高の名盤。
5.0点 アンドレ氏は『トランペットの神様』である!
発売日:2000-06-21
メーカー:ワーナーミュージック・ジャパン
アーティスト:アンドレ(モーリス)

♪トランペットの名手だった友人のために書いた輝かしい作品

トランペットの基本レパートリーにして、代表的な協奏曲であるハイドンの名作です。
クラシックのみならず、ジャズのウィントン・マルサリスなども取り上げています。

ハイドンの時代はナチュラル・トランペットと言って、音程を変えるバルブがなく、
トランペット奏者はマウスピースへの圧や、唇の形で音に変化をつけていました。
またこのトランペットは高音域の自然倍音に音域が集まっていました。

これを改良したのがハイドンの友人アントン・ヴァイディンガーです。
トランペット奏者だったヴァイディンガーは、1770年代にトランペットに穴を開け、
音程調節用のキーを取り付けた、新たなトランペットを生み出しました。
フルートのように音孔を穿ち、鍵盤を付けることで半音階も出せるタイプです。

ヴァイディンガーはハイドンやフンメルに協奏曲の作曲を依頼しました。
すでに主要な交響曲や協奏曲も書き終え、晩年に入っていたハイドンでしたが、
この新しいトランペットが刺激になったのか、充実した協奏曲を書き上げました。
それは有鍵トランペットの特性を活かし、半音階のフレーズや、
自由な転調を駆使した輝かしく、溌剌とした作品でした。

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1800年3月28日、ウィーンのブルグ劇場でのヴァイディンガー自身による初演は、
客の入りが少なく、共演のソプラノの不調で散々だったと言います。
それでも、1802年のライプチヒへの演奏旅行は大成功を収め、
ヴァイディンガーと新型トランペットは、一躍脚光を浴びることになりました。

しかし、1830年代には新たにバルブ式のトランペットが主流となり始め、
ヴァイディンガーの引退とともに、彼のトランペットも時代から消えていきました。
ヴァイディンガーの開発したEs管トランペットは、元々音質も良くなかったようです。
そしてそれに呼応するかのように、ハイドンの協奏曲も忘れられていったのです。

時は流れて20世紀、ブリュッセルで再発見されたこの協奏曲は、
トランペットのスタンダードとして、今では揺るぎない地位を得ています。
フンメルの協奏曲と共に古典派を代表するトランペット協奏曲です。





ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1 第3楽章
Franz Joseph Haydn:Trumpet Concerto in E flat major Hob.VIIe:1
3. Finale-Allegro (rondo)



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2011年10月31日


ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》から 「秋」 第1楽章 Op.8-3

ヴィヴァルディ:四季
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レビュー平均: 5.0点 (4人がレビュー投稿)
5.0点 新しく吹き込む風
5.0点 いまも漢江は凍りますか?
5.0点 いいですね。
発売日:2007-07-25
メーカー:TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
アーティスト:チョン・キョンファ

♪弦楽器の名工ストラディヴァリが影響を与えた

今日でもヴァイオリンを始めとする弦楽器の名器として君臨するストラディヴァリウス。
製作者の名工ストラディヴァリが、イタリア北西部のクレモナで活動したのは、
17世紀後半から18世紀初頭のことで、同時期にヴェニスで活躍したヴィヴァルディは、
ストラディヴァリが生み出す楽器の豊かな音に、大きく影響されたといいます。

ヴィヴァルディは生涯に79ものヴァイオリン協奏曲を書いています。
その代表作である協奏曲集『四季』は、およそ1720年ごろの作。
2011年にストラディバリウスの最高値がついた「レディ・ブラント」は1721年製ですから、
いかに両者の活躍した時期が、並行したものだったかがうかがえます。

アマティに師事し、更に独創性を加え、弦楽器に革命をもたらしたストラディヴァリ。
それに呼応するかのように、ヴィヴァルディも優れた作品を生み出していったのです。

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『四季』は作曲から約5年後の1725年に、オランダで出版されました。
そして比較的最近の、今から70年ほど前に再発見されたのです。

いつものように、各楽章につけられた、詠み人知らずのソネットを添えます。



秋 - ヘ長調 第1楽章

田園の詩。

農夫たちは収穫のよろこびを祝い、踊り、

酒を飲んで楽しんでいる。






ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》から 「秋」 第1楽章 Op.8-3
Antonio Vivaldi:The Four Seasons "Autumn" Op.8-3



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2011年02月27日


モーツァルト:フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 第1楽章

モーツァルト:フルート協奏曲
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レビュー平均: 5.0点 (2人がレビュー投稿)
5.0点 最近では、これが最高の演奏!
5.0点 歌うように美しく
発売日:2010-01-20
メーカー:エイベックス・マーケティング
アーティスト:オーケストラ・アンサンブル金沢 金聖響 高木綾子
フォーマット:Hybrid SACD

♪オランダの商人ド・ジャンの依頼で書かれたフルート音楽の傑作

モーツァルトはフルートという楽器があまり好きではなかったと伝えられます。
よく引き合いに出されるのが、モーツァルトが手紙に書いた次の言葉です。

「我慢できない楽器のために書かなくてはならない時は、いつも気が乗らなくなります」

当時のフルートはフルート・トラベルソというまだ未完の楽器でした。
現在のベーム式とは異なり、穴を指で直接ふさいで音を出すという方式だったので、
音程が定まらず、敏感だったモーツァルトにはそれが我慢ならなかったといいます。

しかし、この協奏曲を聴く限り、そうした事情はまったく感じられません。
むしろフルートの魅力を充分引き出し、自由で完成された音楽を生み出しています。
このことが状況や気分に左右されない、モーツァルトの天才を示しています。

2曲のフルート協奏曲を書いた頃のモーツァルトは、マンハイムで就活中でした。
この地に必要以上に留まったのは、想いを寄せる人、アロイジアがいたからです。
モーツァルトはアロイジアをソプラノ歌手として、イタリアで成功させようと考えていました。

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第2番が転用作のため、事実上、唯一のモーツァルトのフルート協奏曲である第1番には、
恋の只中だったモーツァルトの、高揚した気分が反映されているかのようです。
しかし父親のレオポルドは、恋愛に夢中の息子のことが心配でならず、
手紙で速くパリへと発つよう促したため、モーツァルトの想いは絶たれてしまいました。

アロイジアが結婚した後も、モーツァルトは彼女のために多くのアリアを作曲しました。
そして、アロイジアの妹こそがモーツァルトの妻となるコンスタンツェだったのです。
さらに二人の叔父はロマン派の開祖とされる、マリア・ウェーバーの父なのでした。





モーツァルト:フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 第1楽章
Wolfgang Amadeus Mozart:Flute Concerto No.1 in G major, K.313
1. Allegro maestoso



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2011年01月08日


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 OP.73 「皇帝」 第3楽章

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番「皇帝」
定価:¥ 1,680
新品最安価格:13%OFF ¥ 1,448 (3店出品)
中古最安価格:37%OFF ¥ 1,050 (3店出品)
レビュー平均: 4.5点 (2人がレビュー投稿)
発売日:2007-11-07
メーカー:BMG JAPAN
アーティスト:ルービンシュタイン(アルトゥール)

♪「皇帝」の名にふさわしい堂々たる傑作

天才モーツァルトと 楽聖ベートーヴェンは一度だけ出会いを果たしています。
それは1787年の春、モーツァルトが31歳、ベートーヴェンが17歳の時のことです。
故郷ボンを旅立ちウィーンに来たベートーヴェンは、モーツァルト宅を訪れました。

歌劇「ドン・ジョバンニ」の作曲中だったモーツァルトを前に、
ベートーヴェンは得意のピアノ即興演奏を披露します。

しかし興味を示さないモーツァルトの空気を察したベートーヴェンは、
歌劇の一節を主題として与えてもらうと、再び即興演奏を始めました。
しばらくするとモーツァルトは、隣部屋の友人たちに向かって驚嘆の声をあげました。

「諸君、この若者に注意したまえ! いつか彼の名は世界に知れ渡るだろう」

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ピアノ協奏曲というジャンルにおいて、数多くの名作を残したモーツァルト。
ベートーヴェンも数こそ少ないですが、どれもが名曲とされる5作品を書いています。
なかでも絢爛豪華な内容で圧倒的なのが、変ホ長調の第5番です。
そのあまりに煌びやかな曲想から、いつしか「皇帝」の名で呼ばれるようになりました。

この協奏曲を作曲中、ナポレオン率いるフランス軍がウィーンを侵攻していました。
ただでさえ調子の悪い耳をつんざくような砲撃の音を避け、
ベートーヴェンは地下室にこもり、黙々とこの曲の作曲に取り組んだといいます。

作曲にあたってハイドンやモーツァルトの作品を研究し直したという甲斐があり、
第5番は彼の偉大な交響曲にも比肩するような、完全無比な作品となりました。





ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 OP.73 「皇帝」 第3楽章
L.V.Beethoven:Piano Concerto No.5 in E flat major, Op.73
3. Rondo : Allegro



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posted by アンドウトワ at 06:04 | 協奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする