2008年05月13日


チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》から 第4曲 トレパーク(ロシアの踊り) Op.71a

チャイコフスキー : 3大バレエ名曲集
ボリショイ交響楽団
ワーナーミュージック・ジャパン (2000-06-21)
おすすめ度の平均: 4.0
4 くるみ割りは言うことなし
4 躍動するバレー音楽

♪組曲中の数少ないフル・オーケストラ曲

「くるみ割り人形」は1893年に亡くなったチャイコフスキー最晩年の、
1891年から92年にかけて書かれた作品です。

この時期は長年の支援者であったフォン・メック夫人との
突然の別れもあり、精神的にとても不安定な状態にありました。
作者の激しい胸の内を吐露した交響曲第6番「悲愴」も
ほぼ同じ頃に作曲されています。

にもかかわらず「くるみ割り人形」には、
そうした背景を感じさせない夢のようなのどかさが漂っています。

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「厳しい現実世界においては芸術だけが救いです」
と語っていたチャイコフスキーは、
せめてこのメルヘンチックなバレエ音楽の中では、
すべてを忘れて童心に遊びたいと考えたのかもしれません。

トレパークとは2拍子の激しいロシア農民の踊りです。
バレエの中では男女3名のダンサーによるチョコレートの精が、
夢のお城で踊るシーンで流れます。





P.I.Tchaikovsky:The Nutcracker Suite 4. "Trepak"



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2007年12月22日


チャイコフスキー:バレエ組曲《くるみ割り人形》 Op.71a から 「花のワルツ」

チャイコフスキー:3大バレエ
カラヤン(ヘルベルト・フォン)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-11-08)
おすすめ度の平均: 4.0
4花のワルツのラスト
4弦の響きが美しい

♪クリスマスの夜の夢のような物語

あるクリスマスイヴのできごとです。
大きなツリーを囲んだホームパーティーの席で、
クララは大好きなドロッセルマイヤーおじさんから、
くるみ割り人形をプレゼントされました。

そしてその夜、12時になると
くるみ割り人形はひとりの美しい王子に変身。
クララを楽しいお菓子の国へと誘います。

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お菓子の国ではチョコレートやコーヒー、お茶といった
様々な妖精たちが踊ってクララを歓迎します。
組曲中でも最も人気の高い「花のワルツ」は、
デコレーションクリームの精たちが踊る場面で流れます。

舞台ではこのままお菓子の国の世界で終演する演出と、
すべてはクララの見た夢でしたとする演出があります。





Tchaikovsky:The Nutcracker Ballet suite op.71
8. Waltz of the Flowers



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2007年10月05日


チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》 第2幕 「情景」

チャイコフスキー:白鳥の湖(抜粋)
オーマンディ
BMG JAPAN(2003-12-17)
おすすめ度の平均: 5.0
5豊かな響きの「白鳥の湖」

♪中世ドイツの伝説に基づいた珠玉のバレエ音楽

『王妃を決める舞踏会の前夜、白鳥狩りに出かけた湖で王子ジークフリートは、
群れの中でも一際目を引く一羽の美しい白鳥に心奪われます。
その白鳥は悪魔ロッドバルトの魔法によって、白鳥に姿を変えられた王女オデットでした。

夜の間だけ人間に戻れるオデットにジークフリートは、
明日の夜の舞踏会で彼女を王妃に選ぶことを誓います。
しかしロッドバルトに送り込まれた、オデットになりすました黒鳥オディールと、
ジークフリートが婚約したことにオデットは傷心します。
それに気づき駆けつけたジークフリートはオデットと力を合わせ、
悪魔ロッドバルトにとどめを刺すのですが、
これによって魔法は永遠に解けなくなり、悲嘆した王女は湖に身を投げます。

後を追うジークフリート王子。
すると魔法は解け、王女をはじめすべての白鳥が人間に戻り、
ジークフリートとオデットは天国で永遠に結ばれたのでした・・・。』

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中世ドイツの伝説に題材を得た「白鳥の湖」は、
チャイコフスキーの3大バレエ音楽の筆頭に上げられるだけではなく、
すべてのバレエ音楽の中でも最も有名な作品です。
「白鳥の湖」以前のバレエ音楽は、既成の舞踊曲を寄せ集めて、
無関連の一場一場にあてがったようなレベルでしたが、
この作品によって初めて物語としての一貫性や交響的構想を持った、
高度な芸術性を伴うようになりました。

「情景」は第2幕「月光に照る湖のほとり」の前奏曲です。
王冠をいただいた一羽の白鳥にひきいられ、すべるように湖水を渡る白鳥の群れ。
オーボエで奏でられる有名な旋律は、
全曲を通して王女オデットの登場の場面で流れる主要な動機になっています。




P.I.Tchaikovsky:SwanLake act2 "Seane"



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2007年08月29日


チャイコフスキー:バレエ組曲《くるみ割り人形》 作品71a -2.「行進曲」

チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲
アシュケナージ
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-05-16)
おすすめ度の平均: 4.5
5美しい!
4ロマンあふれる『くるみ割り人形』がおすすめ
5明るく描かれた「冬の描写」は魅力いっぱいです

♪あふれる旋律の宝庫はチャイコフスキーならでは

ビートルズのアルバムを聴くと、次から次へとキャッチーな曲が並び、
その抜かりの無さに驚きますが、ちょうど同じようなことが
言えるのがこの組曲「くるみ割り人形」です。

バレエ音楽として作曲していた頃チャイコフスキーは、
自作を指揮する演奏会を開く予定でしたが、あいにく
そのための新作が間に合わず、取り急ぎバレエ用音楽の中から
8曲を選び、演奏会用組曲の「作品71a」としたのでした。

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「行進曲」は運動会などでもおなじみの組曲の顔です。
この後「花のワルツ」まで息も付かせず親しみやすい旋律が続きます。

「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」といったその他のバレエ音楽も素晴らしいですが、
やはりその密度の濃さでは「くるみ割り人形」が一歩越えていると言っていいでしょう。





Tchaikovsky:Ballet suite "The Nutcracker" Op. 71a, 2. March



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2007年05月04日


チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》Op.71aより 第7曲“あし笛の踊り”

チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全曲)
プレヴィン(アンドレ) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
東芝EMI (2002/03/06)
おすすめ度の平均: 5.0
5 「くるみ割り人形」の全曲は珍しい!
5 いいバレエ音楽
5 珠玉の名演です。

♪チャイコフスキー3大バレエ中の傑作

「くるみ割り人形」はチャイコフスキーが書いた
3つのバレエ音楽の中でも、最も優れた旋律の宝庫
といわれる、最晩年52歳の時の作品です。
バレエのストーリーはこんな感じです。

“クリスマスの夜にクララはくるみ割り人形をプレゼントされました。
その人形は夜12時を越えると立派な王子さまに変身。
ふたりはお菓子の国で冒険を繰り広げますが、
それはすべてクララが見た夢だったのでした・・・。”

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「あし笛の踊り」は2本のフルートによる旋律が愛らしい、
組曲の中でも特に印象的な作品のひとつです。
現在、何かと話題のソフトバンクの
新しいテレビCM曲としても放映されています。





Peter Ilyich Tchaikovsky:The NutCracker Suite Op.71a
7. "Dance of the Reed-Pipes"



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