2011年07月25日


ドリーブ:バレエ《コッペリア》 第1幕 2. ワルツ (スワニルダのワルツ)

ドリーブ  :  バレエ組曲「コッペリア」
新品最安価格:16%OFF ¥ 1,025 (5店出品)
レビュー平均: 4.5点 (2人がレビュー投稿)
5.0点 バレエを振るカラヤン
4.0点 カラヤンの名盤
発売日:1996-12-02
メーカー:ポリドール
アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

♪自動のからくり人形コッペリアを中心に展開する物語

“フランス・バレエ音楽の父”と呼ばれる、クレマン・フィリベール・レオ・ドリーブは、
1836年2月21日に、フランスのサン・ジェルマン・デュ・ヴァルに生まれました。

12歳にしてパリ国立高等音楽・舞踊学校(パリ音楽院)に入学。
バレエ『ジゼル』で知られるアダンに師事し、作曲を学びました。

卒業後はリリック劇場の伴奏者や、教会堂のオルガン奏者を務めましたが、
19歳から作曲を始めた歌劇は、その後10年間で20曲に及び、
29歳でグランド・オペラの合唱団次長に就任しています。

ドリーブを有名にしたのは『ナイラ』『コッペリア』『シルヴィア』のバレエ音楽で、
1881年にはパリ音楽院の作曲家教授になっています。
また1884年にはマスネの後を継いで、アカデミー会員に推されました。

代表作のひとつ『コッペリア』は、パリ・オペラ座で1870年5月25日に初演されました。
物語はE.T.A.ホフマンの『砂男』にヒントを得ています。

人形作り職人のコッペリウスが製作した一体の美しい人形コッペリアを中心に、
『砂男』とは正反対の、陽気で明るい喜劇が展開するこの作品。
劇中でも特に知られるのが、第1幕の『スワニルダのワルツ』です。

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主役のスワニルダは、コッペリアを恋してしまう青年フランツの恋人で、
『スワニルダのワルツ』は第1幕で登場する彼女によって踊られる曲です。
流れるように優雅な旋律はとりわけ有名で、
バレエ名シーンのひとつの象徴のような音楽にもなっています。

バレエ音楽は後に、5曲からなる組曲にもなっています。





ドリーブ:バレエ《コッペリア》 第1幕 2. ワルツ (スワニルダのワルツ)
L.Delibes:Coppélia act1 2. Waltz



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2010年02月25日


チャイコフスキー:バレエ音楽《くるみ割り人形》から 第14曲 パ・ド・ドゥ

グラン・パ・ド・ドゥ(プリマ・ バレリーナの芸術)
ロンドン交響楽団
ポリドール(1995-11-01)
おすすめ度の平均: 4.5
5名曲ぞろいで踊りたくなるような気分になります
4パ・ド・ドゥ
5プリマの踊りが目に浮かぶ

♪クリスマスに少女クララが描いた一夜の夢

くるみ割り人形といえば花のワルツ、こんぺいとうの踊りといった
組曲からの作品の知名度が高く、広く人気も博していますが、
実は組曲からもれた作品の中にも不朽の名作があります。

第2幕後半で花のワルツの後に演じられる舞台の見せ場パ・ド・ドゥ。
4曲からなるセットのトップを飾る旋律美豊かなアダージュがそれです。

チャイコフスキーはバレエに先立ち、自ら8曲を選んで組曲としました。
そのどれもが親しみやすく楽しい名曲ぞろいですが、
実は一見華やかなこのバレエの物語があわせもつ、
少し切ない側面を表しているのがパ・ド・ドゥのアダージュという気がします。

ご存知のようにくるみ割り人形の物語は、
クリスマスの夜にクララが見た夢の中のできごとです。
美しい王子もお菓子たちの楽しい踊りも、すべては夢の中の幻。
そんな刹那なできごとだからこそ、子供向けのようなこの物語が、
時に愛しくも魅力的にも感じられるのだと思います。

私は勝手に更にイメージを膨らませます。
クララは裕福な家のお嬢様などではなく、
両親をなくした身寄りのない淋しい少女であると。
クリスマスの夜もひとりぼっちで、お母さんの形見のくるみ割り人形を胸に、
せめて夢の中でだけでも楽しく幸せなひと時を過ごします。
そして満ち足りた気持ちのままでクララは天に召されていくのです。

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パ・ド・ドゥのアダージュを聴いていると、なぜかそんなイメージが湧いてきます。

手を伸ばすけれども届かない、憧れるけれどもどうにもならない…。
そんな切なさがチャイコフスキーの音楽の底には
いつも流れている気がするのです。

*オリンピック フィギュアスケートにちなんでの新録音です。
*舞台によっては夢の中の話としない演出もあります。




P.I.Tchaikovsky:The Nutcracker Act2 14. Pas de Deux -Adage

https://classical-sound.up.seesaa.net/Tchaikovsky-Nutcracker-PasdeDeux-Adage.mp3



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2009年12月02日


チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》から 第ニ幕 「四羽の白鳥の踊り」

チャイコフスキー:白鳥の湖(全曲)
チャイコフスキー
EMIミュージック・ジャパン(2008-01-23)
おすすめ度の平均: 5.0
5全曲を聴くことで理解できる白鳥の湖
5「白鳥の湖」の本当の姿に触れることができる

♪白鳥たちが湖の畔で軽快に舞う名シーン

1971年の夏、チャイコフスキーは妹アレクサンドラの家にいました。
そして妹の子供たちのために小さなバレエ曲を作曲しました。
白鳥の女王の物語を題材にした、ドイツの伝説に基づく音楽です。

モスクワのボリショイ劇場から新作バレエの依頼を受けた際、
チャイコフスキーの脳裏に浮かんだのはこの時のドイツの伝説です。
4年後、彼はバレエ「白鳥の湖」の作曲に正式に着手し、
翌年にはすべてのスコアを完成させています。

しかし初演から数回を経ても、この作品の評判は上がらず、
やがてボリショイ劇場のレパートリーからも外されてしまいました。
彼の死後、新たな振り付けが施されたペテルブルグのマリンスキー劇場での上演で、
ようやく成功を収め日の目を見たのです。

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「四羽の白鳥の踊り」はチャイコフスキー自身も組曲用に選んだ、
このバレエの中でも特によく知られた作品です。
第二幕、白鳥狩りに来た王子の前で、
四羽一組となった白鳥たちが軽快なリズムにあわせて踊る短い音楽です。

弓を引こうと構える王子の前で、一羽の白鳥が美しい乙女に姿を変えます。
悪魔ロットバルトによって白鳥の姿に変えられた王女オデット姫たちも、
夜の間だけはもとの人間にかえることができるのでした。




Tchaikovsky:SwanLake act2 "Dance of 4Swans"

https://classical-sound.up.seesaa.net/Tchaikovsky-SwanLake-Dance-of-4Swans.mp3



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2009年05月02日


ハチャトゥリアン:バレエ音楽《ガイーヌ》から 「剣の舞」

ハチャトゥリャン: 管弦楽作品集 ~剣の舞
ラザレフ(アレクサンドル)
ワーナーミュージック・ジャパン(2002-01-23)
おすすめ度の平均: 5.0
5本場ロシアの音色
5暮れになるとクラシックが聴きたくなる
5未知の世界もいいものです
5ハチャトリアン: 管弦楽作品集~剣ノ舞い
5代表作厳選アルバム!

♪民族性を前面に打ち出した激しいリズム

1991年の12月、旧ソ連の解体により独立したアルメニア共和国。
神秘思想家のグルジェフなど様々な著名人を輩出していますが、
その中のひとりに作曲家、指揮者として国際的に名声を博した
トリビシ生まれのアラム・ハチャトゥリアンがいます。

大作曲家であるプロコフィエフ、ショスタコーヴィチと共に
ソヴィエト3巨匠のひとりとも称されました。
しかしハチャトゥリアンが彼らとは違ったのは、
アルメニア出身による民族色の強さが作風に出ていたことです。
モスクワ音楽院での教授時代、彼が生徒たちに打ち出した方針は
“それぞれ自分が属する民族のテーマを作品の中に展開せよ”というものでした。

そんな自らの教えの範を垂れたような作品が、
若いアルメニア人女性を主人公にしたバレエ「ガイーヌ」です。
このバレエの初演前日、新たに“クルド人が剣を持って戦いの踊りを踊る”
場面が追加されることになり、急遽作曲されたのが「剣の舞」です。
踊りにふさわしいリズムを机を叩きながら徹夜で考案した末に、
閃いたリズムから一挙に曲を作り上げたと伝えられています。

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後に彼が「ミスター剣の舞」とまで呼ばれる大ヒットになり、
ひとり歩きを始めたこの曲についてハチャトゥリアンが
「こんなことになるのを知っていれば書かなかったよ」
とぼやいていた姿が、弟子の寺原伸夫氏によって証言されています。




ハチャトゥリアン:剣の舞
Aram Il'ich Khachaturian:Gayne "Sabre Dance"


*楽曲の著作権が継続中のため音源はストリーミング再生のみです



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2008年12月19日


チャイコフスキー:バレエ音楽《眠れる森の美女》 Op.66 第1幕「ワルツ」

チャイコフスキー / バレエ 「眠りの森の美女」作品66 :全曲
アンセルメ(エルネスト)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2001-01-25)
おすすめ度の平均: 4.0
4満足のいく聴き応え
4踊るテンポ
4バレエ「眠りの森の美女」作品66: 全曲

♪名作童話を基にした壮大なバレエ音楽

1959年公開のディズニー映画「眠れる森の美女」の主題歌
「いつか夢で(Once Upon a Dream)」に使用され、
クラシック・ファン以外からも広く親しまれる旋律の曲です。

ディズニーは「ファンタジア」という映画の中でも
チャイコフスキー、ムソルグスキー、デュカスといった、
クラシック音楽の名曲を多数用いていますが、
そこに歌詞をつけ主題歌にまでしてしまったのは
おそらくこの「眠れる森の美女」のワルツぐらいだと思います。

「白鳥の湖」から12後の1888年(48歳)。
チャイコフスキーは新作バレエの依頼と共に1冊の台本を受け取ります。
それはペローの有名な童話「眠れる森の美女」に基づくものでした。

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この台本に感銘を受け、着想を得たチャイコフスキーは
間もなく作品を書き上げ、完成したのは縮小なしで4時間にも及ぶ超大作でした。

これは彼の3大バレエの中でも特に舞台装置も大掛かりで、最も大規模なものです。
そのため“眠れる森の美女を立派に上演できることが、
一流バレエ団の証”とまで言われています。




P.I.Tchaikovsky:The Sleeping Beauty Op.66 act1 "Valse"

https://classical-sound.up.seesaa.net/Tchaikovsky-SleepingBeauty-Waltz.mp3



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