2024年01月15日


グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲 [2024] / Mikhail Glinka:"Ruslan and Ludmilla" Overture

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♪第64話:トワ・レア・美里・アンヌが新年のごあいさつ「今年もどうぞよろしくお願い致します」

明けましておめでとうございます!

大変遅くなりましたが新年のごあいさつをさせていただきます。
CMSLシンフォニックオーケストラ、首席指揮者のアンドウトワ、コンサートマスターの風華レア、ピアニストの永井美里です。

トワ・レア・美里:今年もどうぞよろしくお願い致します。

トワ:年末年始はどうしてた? 私は久しぶりにパチンコ三昧… といきたいところだったけど、元旦から大変なことが起きてそんな気分になれなかったわ。

レア:私もですね。テレビをつけるとどうしてもニュースが目に入ってきますし、今も避難所で苦しい生活を強いられている方々のことを思うと中々心が晴れません。

美里:私も同じ感覚です。薬も飲めない、水や電気ガスもままならないのはとても苦しい状況だと思います。避難先の確保など一時でも早く被害に遭った方々の環境が改善されるといいです。

トワ:本当ですね。CMSLの楽団員及びスタッフ一同、事態がより良い方向に向かうことを心より願っています。さて、今回は新年に相応しくスペシャルゲストをお呼びしています。私たちの新しい仲間です!

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アンヌ:こんにちは、この度CMSLからソロ歌手としてデビューすることになりましたアンヌです。どうぞよろしくお願い致します!

トワ:私たちは少し前に4人でイメージフィルムを撮りに行ったから会ってるけど、ほとんどの方は前回の真佐子さんの紹介で初めて知っただろうね。私は従妹だからもちろん会ってたけど。

美里:私も実は映像編集の都合上、アンヌさんとはMV撮影現場も含めて何度も会ってましたよね。もうすっかり打ち解けてる感じです。

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レア:私は4人のイメージフィルムを撮影した時だけお会いしてるから、まだこれからおたがいを知っていこうってところですね。

トワ:イメージフィルムの話が続いたところで、まずはそれをご覧いただきましょうか?

レア・美里・アンヌ:ハイっ!



トワ:これ観ると笑っちゃうんだけど、アンヌちゃんはいつも通りで様になってるけど、他の3人はいかにもとってつけたみたいなポーズでおぼつかないよね。

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美里:私だけお子ちゃまみたいで恥ずかしいです。アンヌさんは特にスタイルもいいから、私に続いて登場すると差がハッキリして尚のこと「あぁ…」ってなります。

レア:でもなんでトワさんは従妹とは言えアンヌさんをCMSLに紹介したんですか?アンヌさんはロックボーカルだから、クラシック音楽事務所のCMSLにつながる発想が出ないと思うんですが。

トワ:今まで話したことなかったけど実は私、ロックも結構好きなのよ。パパが若い頃にビートルズとかローリングストーンズとかのイギリスのロックをバンドでコピーしてたから、家にもその手のCDが山ほどあったのね。それで私も小さい頃からなんとはなしに60年代の英国ロックを自然と聴いてたの。ツェッペリンとかザ・フー、パープル、クリムゾン、フロイドなんかも好きだわ。クイーンもそこに加わるかしら。

アンヌ:だから私たちがドイツにいた頃、よく会ってはそういうU.Kロックの話をしてましたよね。やっぱこの時代のロックが最高だよねって。

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トワ:それでアンヌちゃんは逆にベートーヴェンはすごく好きだとか言うのよ。第5や第9はロックだって。なんだっけ?コリオランが一番好きとか言ってなかった?

アンヌ:コリオラン序曲はどんなロックバンドも太刀打ちできないほどの超ハードロックだと思います。あの曲だけはいつか私も指揮してみたい。

トワ:ねっ?こんな感じだからアンヌちゃんがCMSLに来ても違和感ないと思ったのよ。ちょうどその頃、理事長と真佐子さんがガールズグループ・プロジェクトの構想を言い出してたから、それなら本格的な女性ロックシンガーがいたっていいでしょと思ったわけ。それでアンヌちゃんにも話してみて、そこから理事長・真佐子さんも含めて話が一気に進んでいったのよ。ほんと、自然な流れだった。

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アンヌ:でも、一緒にイメージフィルムを撮ったり、こうして番組でご一緒することになるとは思ってませんでした。ジャンルも違うしご迷惑になるんじゃないかと思ったぐらいで…。

トワ:ジャンルが違うからこそ、アンヌちゃんがCMSLに新風を吹き込んでくれそうな気がしたのよ。実際、4人のイメージフィルムだって今までとは違うテイストのものが撮れたし、型通りになりがちなクラシック側の者にとっては、考えもしなかったものが生まれそうな気がしてワクワクしてるとこもあるのよ。

アンヌ:そうなんですか?だとしたらいいんですけど…。

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美里:本音を言うと私は最近、映像編集にドはまりしてるから、「早くアンヌさんの次の新曲出ないかなぁ、そうすればまた編集できるのに」って思ってるくらいです。私のシリーズ「月夜のダンス」もダンスをお見せしたいんじゃなくて、あれを撮ればまた編集作業ができるからと思って、次々新作を公開してるんです。実は今は縦撮りに凝っていて、次に公開予定の映像は初めての縦フレームの作品になる予定です。今はその作業中です。

アンヌ:レアさんはコンマスの立場でどうですか?私がいたらお邪魔じゃないですか?

レア:う〜ん、でもよく考えたら実際の演奏活動はそれぞれコンサートホールとライブハウスとか別々だし、こうしてトークをご一緒したりするのはまったく問題ないと思いますね。イメージフィルムの撮影も楽しかったですよ。なんだか自分がいつもと違う顔の表情していて「私にもこんな顔があるんだぁ」って完成した映像を観てました。音楽をする上でもきっとおたがいにいい刺激になるんじゃないかと思います。

アンヌ:ありがとうございます!私もそうなれたらいいなと思っています。そうやって良い関係を築けていけたらいいです。



トワ:まあそういうことでアンヌちゃん、これからもCMSLの仲間としてひとつよろしくお願いします。

アンヌ:こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!

トワ:じゃあレア、新年1曲目のグリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲についても少しお話ししましょうか?

レア:はい、グリンカはロシア国民楽派の礎を築いた作曲家で、民族主義を提唱した彼の精神は、のちのロシア5人組に影響を与え受け継がれていきました。

美里:5人組っていうのは、バラキレフ、キュイ、ボロディン、リムスキー=コルサコフ、ムソルグスキーのことだよね。音楽界に影響を与えた有名な作曲家ばかり。

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トワ:グリンカはロシアの国民歌劇を完成させた作曲家とも言われるけど、その代表作が彼の二作目の歌劇「ルスランとリュドミラ」。当時はイタリア歌劇が大人気で上演は失敗だったらしいけど、序曲は演奏会用のプログラムに盛んに取り上げられてるよね。新年に相応しい華やかさがあると思って、今年の第1曲目にこの序曲を選びました。

美里:映像編集にもこだわりました。今までになく細かくカット割りして臨場感が出るように努めました。とても楽しかったです。

レア:初めて映る楽団員もたくさんいてすごくよかったです。みんな喜んでましたよ。

トワ:オーケストラらしい映像に仕上がってるよね。楽団員は入れ替わりが多くて、ご紹介しようと思うともういなかったりするので、こうして映像に残して活動の痕跡を記していけるのはとてもいいことだと思ってます。今年はオーケストラのパフォーマンスが音源だけではなく、映像を通じてもお伝えできる一年になればいいです。編集の美里さんは大変だけどね。

美里:私は編集が楽しくて仕方ないので全然大変だなんて思ってません。「ルスランとリュドミラ」序曲でやっとそれらしい映像ができたので、今年はそれをもっと極めていきたいです。

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レア:美里さん、本業のピアノも忘れないでくださいね!!

美里:ええ、もちろん!今年はピアノも映像編集も全力で取り組む一年にしたいと思っています!

レア:それでは今年最初の曲紹介にいきましょう。アンドウトワ指揮、CMSLシンフォニックオーケストラの演奏でグリンカ作曲の歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲です。

全員:どうぞ!!

グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲 [2024] / Mikhail Glinka:"Ruslan and Ludmilla" Overture - CMSL SYMPHONIC ORCHESTRA / TOWA ANDO




グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲 [2024]
Mikhail Glinka:"Ruslan and Ludmilla" Overture [5:45]




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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 12:11 | 管弦楽曲 (Orchestral) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする