♪第22話:K-POPガールズグループの話題を中心に語る「泉真佐子の"マサにココから"」がスタート
みなさん、こんにちは。
CMSLシンフォニックオーケストラのフルート主席奏者の泉真佐子です。
そしてこちらが… はじめまして、2ndヴァイオリン奏者の山田サチと… ヴィオラ奏者の石黒敬子です。
真佐子:この集まりが一体何かと言うと、実は3人ともかなり熱心なK-POPガールズグループのファンなんです。
サチ:いつもプライベートで集まって、3人でK-POP談義をワチャワチャやってるよね。
敬子:うん、ヨジャグル(ガールズグループ)のことばかりね。最近、ヨジャグル熱いから。
真佐子:ということで、今回からわたくし泉真佐子が一応、進行役になってK-POPガールズグループの話題を中心に語る「泉真佐子の"マサにココから"」が始まることになりました。
実はクラシックの演奏家にはK-POPファンは案外多くて、CMSLのオケにも私たちのようなK-POPファンが何人かいます。
サチ:それでせっかくだから、そういう人たちであれこれトークするプログラムがあったら面白いんじゃないか、ということになりました。
敬子:ガロ理事長がなんか、突拍子もないことを考えてるんだよね?
真佐子:そうなの。実は私、ガロ理事長から「ダンス&ボーカルのガールズグループを作ってみないか?」と頼まれてるの。
前回の新山妙子さんとのトークのあとに、夏らしく水着姿のモデルたちが何人か登場したでしょ? あのメンバーは実は私が面接とかスカウトで集めた子たちなのよ。
敬子:なんか最近、モデル専門の子たちも集めてるよね?
真佐子:あの子たちはまた違う部門で、楽器もダンスもボーカルもなにもできないけれど、とりあえずビジュアルとキャラクター優先で集めてるの。
でも、うちのオーディションに来るぐらいだから、楽器はそこそこ習ったりしてできる子もいるよ。今どきはダンス経験者も多い。
サチ:だから一応はモデル専門で採っても、様子を見てガールズグループ候補に移す可能性もあるってわけね。
真佐子:そう、めったにいないだろうけど、そのあたりの風通しはよくしておこうと思って。
敬子:今は水着の子たちだけがグループ候補の練習生なの?
真佐子:今はね。でも今後まだ時間がかかるだろうから、かなり変動はあると思うよ。実はまだ最終デビューの人数も決めてないから。
サチ:だけど、いくら熱心なファンだからって、そう簡単にガールズグループなんて作れるものなの?
真佐子:ほんとだよね。第一、その道の専門家がうちには誰もいないじゃん。プロデューサーとかダンスやボーカルのトレーナーとか。
敬子:業界の人たちから見たら、クラシック畑の人たちがなんの冷やかしですか?といい笑いものだろうね。
真佐子:そう思う。まあ、誰にも相手にされないだろうね。だからほんとに実現するかどうかはまったく不明。
サチ:どんなグループにしたいとかイメージはあるの?
真佐子:これがね、困ってるのよ。最近、XGちゃんたちがアメリカでも反響呼んですごいでしょ?
サチ:ヤバいね。あれはほんとにヤバい。
真佐子:あんなように思いっきりK-POPスタイルに振り切ったグルにするか、NiziUちゃんたちみたいに日本的なテイストも大事にするグルにするか?
敬子:活動は日本でするんでしょ? だったらNiziUとかKep1erとかの線が妥当でしょ。
サチ:今度やる日プ3(PRODUCE 101 JAPAN Season3)とかどうなるんだろうね。やっぱNiziUスタイルを目指すのかな?
真佐子:だけど、JO1とかINIとか見てると、やっぱ土台は韓国のプデュなんだなって思う。だからそこまで日本向けにはならないと思うよ。
サチ:私は最近、XGにドはまりしててさ、あんなヨジャグルが全員日本人で生まれるなんて考えてもみなかったし、英語で歌って最初からアメリカと世界を目指してるでしょ。こんなのいなかったよ。
真佐子:同じ日本人として誇らしいよね。みんな可愛くて好きだけど、ジュリンちゃん、雰囲気あるよね〜。
サチ:今に世界に知られると思う。「世界」って顔してる。
敬子:意味不だけどわかる気がする。最初にティザーで観た時「ナニコレ、何者?」って目見開いたもん。
サチ:あと、ジュリアもいい味出してるのよ。やっぱ、ああいう子が一人いると日本人としてはホッとするところもある。
真佐子:ボーカルも澄んだ綺麗な声でいいよね。ビジュアルも愛らしい。
サチ:まあでも、うちの事務所からXGみたいなグループが出るには100年くらいかかりそうだから、現実も見ながら色々考えつつってとこだね。
真佐子:そうね、ほんと、まだまだどうなるのかさっぱりわからない状態。具体的なお話ができるには、もうしばらく時間が必要かな。
敬子:じゃあ、その時が来るまでは、私らで好き勝手にK-POPのことを話すとしますか。
サチ:それしかなさそうだね。
真佐子:うん、じゃあ次回からは毎回ひとつのヨジャグルにスポットを当ててトークすることにしましょう。え〜と、今日ご紹介する楽曲は…。
サチ:ホルストの「ジュピター」だね。もうあまりに有名で、あらためてお話しすることもないよね。
敬子:でも簡単にご紹介すると、ホルストは1874年にイギリスで生まれた作曲家で、女学校の音楽教師をしながら作曲活動を続けたんだって。主に合唱曲を中心に作曲してたんだけど、それとは違う管弦楽のために書かれた『惑星』だけが特に有名だよね。
真佐子:『惑星』は占星術をモチーフにした組曲で、地球以外の太陽系の七つの惑星が、水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星の順で登場します。
サチ:たしか、冥王星がないのは作曲された1910年代当時、まだ発見されてなかったからだよね。
真佐子:「ジュピター(木星)」はとにかく、歌にもなった有名なあの主題が感動的です。
敬子:CMSLのオケとしては初めてほぼ全員がそろった大所帯の曲で、そこから生まれる壮大なオーケストラサウンドをお楽しみください。
ホルスト:組曲『惑星』 Op.32:第4曲 木星 - 快楽をもたらす者 [2023]
Gustav Holst:The Planets Op.32
IV. Jupiter, the Bringer of Jollity [8:14]
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Holst-ThePlanets-Jupiter-2023.mp3
▼CMSL 専属モデル
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