2023年06月20日


エルガー:愛のあいさつ Op.12 (Violin) [2023] / Edward Elgar:Salut d'amour Op.12

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♪第16話:【サトレアのプレシャスタイム 第1回】風華レアと永井美里がクラシック小品の名曲をご紹介

こんにちは。
CMSLシンフォニックオーケストラのコンサートマスターの風華レアと… ピアニストの永井美里です。

レア:今日からこの二人でお送りする新しいプログラムがスタートします。

美里:タイトルは「サトレアのプレシャスタイム」です。

レア:普段、みなさんにご紹介している音源はオーケストラのコンサートのライブ録音ですが、クラシックにはもっと様々な演奏スタイルがあります。

美里:オーケストラでは取り上げられないような小品の名曲もたくさんあるので、ここではそうした小規模な作品にスポットをあてていく予定です。

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レア:ヴァイオリンの私とピアノの美里さんがいるので、ヴァイオリンの小品を中心に歌曲などもご紹介したいと思っています。

美里:音源は毎回のプログラムのために、私たち二人で新たにレコーディングしたものをお届けします。

レア:記念すべき第1回にどの曲がいいかと二人で考えました。

美里:色々と候補はあったけど、レアちゃんが「愛のあいさつ」が弾きたいと言ったので、私も好きだしそれに決めました。

レア:この曲は元々ピアノ曲なんですけど、ヴァイオリン独奏や管弦楽など様々にアレンジされて親しまれています。

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美里:ヴァイオリン版は今も人気のドラマ「花より男子」で小栗旬さんが役の上で弾いていたことでも知られています。

レア:私はリアルタイムではないですけど、あとからDVDでドラマを観てすごくいいと思いました。

美里:うん、私も後追いで観て、あらためて綺麗な曲だなと思いました。名曲はどんなアレンジでもいいよね。

レア:はい、私は原曲がピアノ曲とは知らなくて、本当にヴァイオリンにぴったりな曲だと思ってました。

美里:「愛のあいさつ」は作曲したエルガーが1888年に、当時ピアノの教え子だった奥様のキャロラインさんにプレゼントした曲なんだって。知ってた?

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レア:知りませんでした。こんな曲を贈られたら奥様もうれしかったでしょうね〜。

美里:それで翌年の1889年にエルガーとキャロラインさんは結婚したんだって。

レア:それじゃ、「愛のあいさつ」はエルガーから奥様への音楽のプロポーズだったんですか?

美里:そういうことになるね。普通の人にはできないことだよね。作曲家の特権だわ〜。

レア:うらやましい、私もそんなプレゼントを受け取ってみたいです。

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美里:そういう作曲の背景を思いながら聴くと、またひと味違って聴こえそうだね。

レア:全然違いますよ〜。どうりでロマンティックな曲だと思いました。

美里:最高のプロポーズだよね。



エルガー:愛のあいさつ Op.12 (Violin) [2023]
Edward Elgar:Salut d'amour Op.12 [2:52]



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▼オーケストラを構成する楽団員たち
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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 12:51 | 器楽曲 (Instrumental) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする