2023年01月28日


エルガー:威風堂々 第1番 ニ長調 Op.39 [2023] / Edward William Elgar:Pomp and Circumstance March No.1 in D major, Op.39

Elgar-02.jpg♪第二の英国国歌として親しまれる格調高い行進曲

『威風堂々』は英国の作曲家エドワード・エルガーが作曲した管弦楽のための行進曲集。
エルガーが完成させたのは5曲で、21世紀初頭に未完の第6番が
補筆完成され追加されました。

第1番は1901年に作曲され、同年の10月19日にリヴァプールにて
アルフレッド・ロードウォルドの指揮で初演されました。
エルガーの友人でもあったロードウォルドと、リヴァプールの管弦楽団に捧げられました。

全6曲中、最も広く知られたこの曲は、初演から3日後の1901年10月22日、
ロンドンのクイーンズ・ホールでの演奏会では、
聴衆が2度にわたるアンコールを求めたことが逸話として伝えられています。

エドワード7世からの「歌詞をつけてほしい」という要望に従い、
翌年に国王のための『戴冠式頌歌』を作曲。
終曲「希望と栄光の国」にこの行進曲の中間部の旋律を用いました。

日本ではエルガーの『威風堂々』と言う場合、第1番あるいはその中間部の旋律を指すことが多く、
今や『威風堂々』のタイトルと第1番の中間部の旋律は切っても切れない関係になっています。



*ベルリンフィルハーモニー大ホールの舞台から20m付近の音響を使用しています。
テンポを全般に遅めにとり、「希望と栄光の国」の部分の低音弦を抑えました。
0:31からの部分は1拍、2拍を細かく刻み、3拍目を伸ばしました(過去は全て伸ばしていました)


エルガー:威風堂々 第1番 ニ長調 Op.39 [2023]
Edward William Elgar:Pomp and Circumstance March
No.1 in D major, Op.39 [7:00]



Elgar_Pomp_and_Circumstance_March_No1_2023.mp3



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posted by クラシック名曲サウンドライブラリー at 01:15 | 管弦楽曲 (Orchestral) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする