2016年08月15日


グリンカ:歌劇 《ルスランとリュドミラ》 序曲 [新録音2016]


モルダウ、ロメオとジュリエット、ルスランとリュドミラ、はげ山の一夜
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♪ロシア国民音楽を提唱し、後の国民楽派への潮流を生む

グリンカは作曲家としてロシアで初めて国外でも認められた
“近代ロシア音楽の父”ともいわれる人物です。

生まれたのはメンデルスゾーンやベルリオーズとほぼ同じ頃の1804年。
そしてロマン派と呼ばれる時代の真ん中を生きました。
13歳でジョン・フィールドにピアノを習い、19歳で作曲を始めています。

西洋の影響下を離れた、ロシア独自の音楽の創作というグリンカが築いた礎は、
後のリムスキー=コルサコフをはじめとするロシア5人組へと受け継がれ、
やがてはロシア音楽全体の興隆につながっていきます。

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ロシア最大の詩人プーシキン原作の台本による歌劇「ルスランとリュドミラ」は、
グリンカが1842年に作曲した2つ目のオペラです。
その年に上演されるも、イタリア歌劇に夢中な当時の大衆には迎合されませんでした。

しかし、オープニングを飾る華やかな序曲は次第に知られるようになり、
現在では歌劇の上演はないものの、序曲のみが演奏会で単独で取り上げられています。


* 9年前の録音では遅めのテンポで、ややもっさりしていましたが、
PCのスペック向上もあり、よりきびきびしたシャープな演奏になりました。




グリンカ:歌劇 《ルスランとリュドミラ》 序曲 [新録音2016]
Mikhail Glinka:"Ruslan and Ludmilla" Overture
http://classical.seesaa.net/Glinka-Ruslan-and-Ludmilla-Overture-2016.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 17:22 | 管弦楽曲 (Orchestral) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする