モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492
カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演
1980年 [DVD]posted with あまなつ on 2016.07.21価格:NHKエンタープライズ(2007-06-22)
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♪陽光のきらめきを思わせる軽やかで踊るような序曲
歌劇「フィガロの結婚」はフランスの作家ボーマルシェの戯曲が原作です。
モーツァルトがパリに滞在した際、大評判のこの物語を原語で読み、
その時から歌劇にすることを考えていたといいます。
のちにダ・ポンテがこれを台本にしたことを受け、
モーツァルトは歌劇「フィガロの結婚」の作曲に取り掛かりました。
そして完成した作品は、1786年のウィーンで初演されました。
「フィガロの結婚」はロッシーニの「セビリャの理髪師」の続編的内容ですが、
作曲は当然のことながら、モーツァルトの方が先ということになります。
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ボーマルシェの戯曲は当時の支配階級の堕落を批判した内容で、
これが1789年のフランス革命へつながったとの見方もされています。
序曲は単独でもよく演奏される有名曲で、
流れるような旋律が淀みなく続く、モーツァルトならではの傑作です。
* 9年前の録音ではテンポを落として巨匠風を装いましたが、
今回はよりスピーディーに、原曲の軽やかさを引き出すよう心がけました。
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》序曲 K.492 [新録音2016]
W.A.Mozart:Le Nozze di Figaro Overture K.492 [4:13]
http://classical-seesaa.net/Mozart-Marriage-of-Figaro-Overture-2016.mp3