2016年02月05日


ビル・コンティ:映画「ロッキー」から 「ロード・ワーク」

7325920.jpg♪テーマ曲と並び愛される映画「ロッキー」の名曲

映画の主人公ロッキー・バルモアは、フィラデルフィアに暮らす無名のボクサーでした。
才能がありながらもそれを活かそうともせず、4回戦ボーイとして日銭を稼ぐ日々。
これといった目的も持たず、ただ自堕落に過ごすだけの生活でした。

そんな彼にあるチャンスが舞い込みます。
それは無敵の王者アポロが無名の選手を相手にしたイベント試合を行うというもので、
その相手として何人かの候補の中からロッキーが選ばれたのです。

最初はこれを拒否するロッキーでしたが、周囲の勧めや愛するエイドリアンのため、
そして何より自分自身のために、この無謀な試合に挑むことを決意します。
それまでとは打って変わって過酷なトレーニングにも耐え、
自分の人生をかけた闘いに正面から向き合うロッキー。

しかし、はなからアポロに勝てるはずがないとわかっていたロッキーは、
とにかく最終15ラウンドまで闘いぬくことを目標とし、それをエイドリアンに告げます。
試合ではアポロに激しいパンチを浴び、腫れ上がった顔でフラフラしながらも、
ついにロッキーは王者アポロを相手に、互角の試合で全ラウンドを成し遂げます。

判定にもつれ込んだ試合は結果として僅差でアポロの勝利となりましたが、
そんなことには構わず、ロッキーはひたすらエイドリアンの名を叫ぶのでした…。

映画「ロッキー」は全世界で大ヒットし、スタローンは一躍スターに駆け上がりました。
最近でも最も好きなスポーツ映画に選ばれるなど、その人気は衰えません。


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「ロッキー」はその後パート6までシリーズ化されましたが、
やはり最初の作品が最もすばらしく、一口に「ロッキー」といえば第一作を指します。
それは主人公のロッキーとスタローンの人生がオーヴァーラップするためで、
この映画にかけるスタローンの意気込みが、そのまま作品に表れているからです。

映画「ロッキー」はビル・コンティによる音楽のよさも見逃せません。
「ロッキーのテーマ」としてあまりにも有名な「Gonna Fly Now」はもちろんのこと、
映画の中で特に感動的なシーンで流れる「ロード・ワーク」は胸に響きます。

音楽も含めてこの映画が語りかけてくるものはあまりに大きいのです。


ザ・ベスト・オブ・ロッキー「ロッキー・ザ・ファイナル」サウンドトラック
サントラ ロバート・テッパー ジョン・キャファティー スリー・6・マフィア ナタリー・ワイルド ディエッタ・リトル サバイバー ジェームス・ブラウン ネルソン・ピグフォード
EMIミュージック・ジャパン (2007-04-04)
売り上げランキング: 16,731


ビル・コンティ:映画「ロッキー」から 「ロード・ワーク」
Bill Conti:Going the Distance from "ROCKY"


*楽曲の著作権が継続中のため音源はストリーミング再生のみです



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 16:15 | 映画音楽・ミュージカル・ポピュラー (Soundtrack/Musical/Pops) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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