2015年05月30日


ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 第3楽章 [リスト編/ハープ音源]




♪天上的な響きの第3楽章をハープの音色で...

ベートーヴェンの交響曲第9番は、人類規模の長大な第4楽章を除いて、
他の三つの楽章はいずれも個人の内面世界を描いています。

激しい葛藤と精神的な闘いを表した第1,2楽章に対し、
第3楽章はあたかも天上界のようなやすらかな境地が奏でられています。

晩年の弦楽四重奏曲にも通じるような崇高な静謐さです。
インド哲学にも精通していたベートーヴェンの心境の高さがうかがえます。

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この美しい楽章の天国的な響きを、ハープの音色に置き換えてみました。
元になっているのはリストによる2台ピアノ編曲版です。

ハープ(琴)は旧約聖書や日本の古典にも多くの場面で登場する楽器で、
人体にも影響があると考えられ、心身を整える目的で古くから用いられてきました。

ベートーヴェンの最も美しい音楽を、ハープの柔らかなサウンドでお楽しみください。



ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 第3楽章 [リスト編 2台ピアノ版/ハープ音源]
L.V.Beethoven:Symphony No.9 in D minor Op.125
3. Adagio molto cantabile [15:18]


http://classical-sound.up/Beethoven-Symphony-No9-3rd-HARP.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 07:38 | 交響曲 (Symphony) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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