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2014年12月31日


ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 第3楽章 [リスト編 2台ピアノ版]

リスト:ピアノ曲全集 28 - ベートーヴェン:交響曲第9番(2台ピアノ編)
価格:
ベートーヴェン
Naxos(2008-07-15)
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♪ベートーヴェンを敬愛し、ピアノ編曲にも力を注いだリスト

リストとベートーヴェンの関係の始まりは、リストがまだ12歳の少年だった頃に遡ります。

ハンガリーで天才ピアノ少年として名を馳せていたリストは、
わずか9歳ばかりにして、貴族たちから6年間の奨学金の申し出を受けるほどでした。

宮廷音楽団で合唱を歌ったり、チェロを弾くなど音楽好きだった父アダムは、
わが子リストの才能を伸ばすことに心血を注ぎました。
ですから、奨学金を受けるとすぐに、地元ライディングを引き払い、
音楽の都ウィーンへと、一家をあげて向かったのでした。

そこでリストは、ベートーヴェンの弟子で有能なピアノ教師である、
カール・ツェルニーにつき、本格的にピアノ奏法を学んだのでした。

我流だった演奏もめざましく上達し、教えるツェルニーを大変よろこばせました。

「こんなに才能があって、よく勉強する弟子は初めて」

と感激と共に書かれたものが残っています。

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ツェルニーはピアノのみならず、生活全般にわたってリスト一家の面倒をみました。
また、謝礼は一切受け取らず、ただ教えることによろこびを感じていたといいます。
こうしたツェルニーのあたたかい行為をリストは一生忘れず、恩人として敬愛しました。

ウィーンでの公演はデビュー以来、大成功が続き、ある日の公演に訪れた
ベートーヴェンは演奏が終わると、リストの額にキスをして褒めたといわれています。
これがまだ12歳のリスト少年と大家ベートーヴェンとの出会いでした。

それから幾年もの月日が流れ、自身も大音楽家となったリストは、
ベートーヴェンの音楽の偉大さを誰より理解し、尊敬する人間となっていました。

リストはピアノ・トランスクリプションとして、当時やそれ以前の作曲家たちの
優れた管弦楽作品などを、ピアノ編曲したものを多く残しています。
シューベルトからワーグナーまで、時代や作風は様々ですが、
中でも最も力を入れたのが、ベートーヴェンの九つの交響曲のピアノ編曲です。

トランスクリプションの場合、ただの編曲ではなく、ピアノだけで聴いても
遜色ないように音の補充などが行われ、ある意味新たな作曲と言える部分もあります。
もし、これを才能のない者が行えば、原曲の良さが損なわれるかもしれません。

その点、リストの場合、自身の才能の確かさ、そしてベートーヴェンに対する
理解や愛情の深さから、ピアノ作品としても充分に鑑賞に堪えうる内容になっています。
ベートーヴェンの壮大なオーケストラ作品を、ピアノだけで表現しようという、
強い意気込みと情熱が結晶化しています。

ベートーヴェンが亡くなった後、彼の故郷ボンに銅像を建てる上で、
資金の工面など、最も尽力を惜しまなかったのはリストその人でした。





ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 第3楽章 [リスト編 2台ピアノ版]
L.V.Beethoven:Symphony No.9 in D minor Op.125
3. Adagio molto cantabile [15:18] (Arr. by Liszt)


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posted by アンドウトワ at 06:53 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする