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2012年10月05日


ビゼー:アルルの女 第2組曲 第4曲 ファランドール [新録音2012]

ビゼー:カルメン
新品最安価格:¥ 2,590 (3店出品)
中古最安価格:16%OFF ¥ 1,000 (8店出品)
5.0点 Igor Markevitch, 1912-1983
5.0点 とびきりの名演
発売日:2006-08-23
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:マルケヴィッチ(イーゴル)

♪ビゼーの親友ギローの手によって完成した「アルルの女」第2組曲

1872年のこと、パリのボードヴィル座の支配人カヴァロは、
新作舞台劇のための付随音楽の作曲をビゼーに依頼しました。
カヴァロがパリのリリック座の支配人だった時から二人は旧知の仲で、
歌劇「真珠採り」や「美しいパースの娘」などもカヴァロがビゼーに依頼した作品です。
ビゼーの実力を知るカヴァロは、新作でも迷わずビゼーを起用したのです。

「アルルの女」はフランスの文豪ドーテが書いた短編集「風者小屋だより」の一編を、
ドーテ自身が三幕からなる戯曲に脚色した作品です。
フランスのプロヴァンス地方のアルルという町に近い農村が舞台で、
カマルグというこの村の旧家の長男フレデリの悲恋の物語です。

妖艶なアルルの女である少女に恋をしたフレデリは、周囲の反対もあって、
彼を慕っていた隣村のヴィヴェットという少女と結婚することを決意します。
しかし、フレデリとヴィヴェットの婚約の祝いの日に、
牧場番のミティフィオが、アルルの女とその日の夜に駆け落ちすると聞き、
フレデリは急にアルルの女への恋情から飛び出し、
嫉妬にかられて穀物倉庫の屋根から飛び降りて死んでしまうのです。

ビゼーはこの悲劇のために27曲の劇付随音楽を作曲しました。
劇は不評だったものの音楽は好評で、自信を持っていたビゼーは、
中から4曲を選んで演奏会用の組曲としました。
これが「アルルの女」第1組曲。
彼の死後、親友のエルネスト・ギローが4曲を選んでまとめたのが第2組曲です。

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有名な「メヌエット」と「ファランドール」を含む第2組曲は、
ギローの手腕によって今日の地位を得ているとも言えます。
まずフルートの旋律も美しい「メヌエット」は「アルルの女」の曲ではありません。
「美しいパースの娘」の二重唱のバックで流れる、
伴奏の旋律を抜き出して編曲し、第2組曲に転用しています。

また「ファランドール」はプロヴァンス民謡「3人の王の行進」に基づく旋律と、
民謡「馬のダンス」に基づく旋律が巧みに組み合わされています。
管弦楽法に長けたギローの力量が存分に発揮された「アルルの女」第2組曲。
このすばらしい組曲を語る際、彼の名はもっと前面に出るべきかもしれません。

(「3人の王」とは新約聖書に登場する、イエス・キリストが誕生したときに
彼のもとにやって来たとされる「東方の三博士」を指します。
したがってこの歌は、フランスではクリスマスの歌として知られています。)

*演奏と音響を改めた新たな録音音源です。





ビゼー:アルルの女 第2組曲 第4曲 ファランドール [新録音2012] [3:53]
Georges Bizet:L'Arlésienne Suite No.2 4. Farandole


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posted by アンドウトワ at 01:47 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする