2012年09月29日


モーツァルト:踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ KV.165 3. アレルヤ

エクスルターテ・ユビラーテ/モーツァルト:モテット集
定価:¥ 1,800
新品最安価格:¥ 4,500 (4店出品)
5.0点 耳に爽やか
発売日:2008-09-17
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:エンシェント室内管弦楽団 カークビー(エマ)&ホグウッド(クリストファー) カークビー(エマ) ウェストミンスター大聖堂少年聖歌隊 エンシェント室内合唱団

♪聖母マリアを讃える喜びあふれるモテット

モテットの元来の意味は12世紀から近代の教会合唱音楽のことですが、
その後意味合いは多様化し、独唱曲、器楽またはオーケストラ伴奏曲、
そして世俗的なものなど定義が難しくなっています。
ですからひとくちにモテットと表記する場合は、
概ねミサ曲以外の宗教的な声楽曲全般を指しています。

モーツァルトのモテットではレクイエムの頃の最晩年の傑作、
アヴェ・ヴェルム・コルプス」と十代の若き日の名作、「エクスルターテ・ユビラーテ
(踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ)」の2曲がよく知られています。

後者は1773年、モーツァルトが17歳の時の作品。
前年の秋からモーツァルトは三度目のイタリア旅行に出向き、
ミラノで彼の音楽劇「ルチオ・シルラ」の主役を歌った歌手、
ラウツィーニから楽曲の提供を依頼されました。
ラウツィーニは当時持て囃されたカストラート(去勢の男性歌手)でした。

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こうして完成したモテットは聖母マリアを讃えるラテン語の歌詞を持ち、
ソプラノ独唱とオーケストラの編成で書かれています。
宗教曲ではあるものの、独唱と管弦楽の協奏曲とも言える内容で、
コロラトゥーラ的な技巧を発揮する見せ場も用意されています。
ですからミラノの教会で行われた初演では、ラウツィーニが独唱を務めました。

このモテットで最も有名なのは、第3楽章のアレルヤです。
映画「オーケストラの少女」で主演のディアナ・ダービンがうたってから、
日本でも広く知られるようになり、単独でもよくうたわれています。





モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ〜踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ KV.165
Wolfgang Amadeus Mozart:Exsultate, Jubilate KV.165 (158a)
3. Allegro

3. Allegro (KARAOKE)



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 17:31 | 宗教曲 (Religious songs) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする