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2012年09月06日


J.S.バッハ:カンタータ 第146番 1. シンフォニア BWV.146

バッハ:カンタータ全集(8)
中古最安価格:19%OFF ¥ 7,600 (3店出品)
4.0点 あの名手も参加しています。
4.0点 この巻の聴きどころ
発売日:2001-06-20
メーカー:ワーナーミュージック・ジャパン
クリエーター:アーノンクール(ニコラウス)(指揮) レオンハルト(グスタフ)(指揮) ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(演奏) レオンハルト合奏団(演奏)
時間:403(分)

♪チェンバロ協奏曲を用いた荘厳なシンフォニア

カンターター交声曲には、大きく分けて二種類の形態があります。
ひとつはルーテル派の礼拝の説教の前後に演奏された教会カンタータ。
これはその日に朗読する聖書の部分を歌詞で説明しています。

もうひとつは世俗カンタータと呼ばれる宗教とは無関係のもの。
これは主に領主や貴族の慶事の際に演奏されていました。
バッハで有名なものにコーヒーカンタータなどがあります。

しかしバッハに限って言えば、その作曲数の差は歴然としていて、
教会カンタータが二百曲以上に対して、世俗は二十曲程度です。
これにはバッハが長年、教会のオルガニストとして音楽を作り、
演奏も指導していたことが、大きく影響しているのは間違いありません。
また、バッハ自身が大変信仰に厚い人物だったことも、もちろん理由のひとつです。

二百に上る教会カンタータの内、百七十曲近くの作品が、
1723年以降のライプツィヒ時代に書かれていると言われています。
「目覚めよと呼ぶ声あり」のコラール「シオンは物見らが歌うのを聴く」や、
主よ、人の望みの喜びよ」を含むBWV147なども、
皆こうした多くの教会カンタータの中の一作品です。

BWV146にはある事実が潜んでいます。
それは第1曲と第2曲が、自身のチェンバロ協奏曲からの引用だということです。
チェンバロがオルガンに差し替えられ(オルガンはおそらくバッハ自身が演奏)、
第2曲にはカンタータらしく合唱が加えられています。
どちらがいいとは一概には言えませんが、
カンタータの方が奥行きや荘厳さが増しているようにも感じます。
バッハが引用したのも、そうした狙いがあったからかもしれません。

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ところで最近、日本のロックバンド、サカナクションの、
「バッハの旋律を夜に聴いたせいなんです。」という楽曲が、
YouTube動画などでも大変話題になっています。
ここで言う“バッハの旋律”とはどの曲なのか?についてですが、
歌詞にはチェロというワードがあるので、
これは無伴奏チェロ組曲などを想起させます。

そしてもうひとつの手がかりとして、1コーラスの終了後に、
チェンバロ(ピアノ)協奏曲第1番第1楽章のカデンツァが、
ピアノソロによって奏でられる場面があります。
実際のところどうなのかは不明ですが、サカナクションのファンの方は、
そのあたりにも想いを馳せて聴かれると、より面白いかもしれません。
尚、そのカデンツァは今回のシンフォニアの4:08頃にも登場します。





J.S.バッハ:カンタータ 第146番 1. シンフォニア BWV.146
J.S.Bach:Cantata No.146 Wir mussen durch viel Trubsal, BWV 146
1. Sinfonia


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posted by アンドウトワ at 17:19 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする