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2012年04月12日


クラーク:トランペット・ヴォランタリー (デンマーク王子の行進曲)

クラシック・ウイントン~ベスト・アルバム~
新品最安価格:20%OFF ¥ 1,340 (10店出品)
レビュー平均: 4.5点 (2人がレビュー投稿)
5.0点 ゴキゲンです
4.0点 聖グレゴリウスの祈り
発売日:2004-11-17
メーカー:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
アーティスト:マルサリス(ウイントン)

♪結婚式でもおなじみの優雅なトランペット曲

この曲は長らくイギリスの大作曲家ヘンリー・パーセルの作とされてきました。
しかし実際は同じくイギリスのバロック期の作曲家ジェレマイア・クラークの作品です。

クラークは1674年にロンドンで生まれたとされています。
セント・ポール大聖堂でジョン・ブロウに師事。
後に王室礼拝堂のオルガン奏者となり、同時に作曲活動を続けました。
身分が上の美しい女性に恋した彼は、銃で自らの命を絶ったということです。

《トランペット・ヴォランタリー》として、結婚式でもよく聴かれるこの曲は、
クラークが「ハープシコードのためのエア選曲集」という当時の曲集に寄せた、
《デンマーク王子の行進曲 - The Prince of Denmark's March》という曲が原曲です。

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チェンバロ用の鍵盤曲だったこの曲を、1900年頃の指揮者ヘンリー・ウッドが、
トランペットとオルガン用に編曲した際、「パーセルのトランペット・ヴォランタリー」
と紹介したことが、その後に続いた作曲者の誤解を招いてしまったようです。

ウッドが使用したらしい、19世紀のオルガン用編曲版にはパーセル原曲と記され、
また、パーセルの作品群の資料中に、作者不明としてこの曲が混入していたことが、
ウッド自身にも誤解を生じさせたともみられています。

《デンマーク王子の行進曲》はクラーク作曲の管楽器のための組曲にも含まれ、
このことから原曲は、トランペットと管楽器のアンサンブルだった可能性もあります。

「ヴォランタリー」は教会の礼拝前後と、その合間に演奏されるオルガン曲です。
華やかな曲調から、結婚式の退場の際に用いられることもあります。

余談ですがこの曲には日本の唱歌「お正月」「春が来た」に聴こえる部分があります。
またビートルズの「It's all too much」の後半で、この曲の冒頭フレーズが登場しています。





クラーク:トランペット・ヴォランタリー (デンマーク王子の行進曲)
Jeremiah Clarke:Trumpet Voluntary - The Prince of Denmark's March


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posted by アンドウトワ at 15:02 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする