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2012年01月02日


モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調 『グラン・パルティータ』 K.361 (370a) 第3楽章

モーツァルト:グラン・パルティータ
新品最安価格:17%OFF ¥ 865 (8店出品)
レビュー平均: 5.0点 (1人がレビュー投稿)
5.0点 3楽章以外も聴いて
発売日:2002-01-23
メーカー:ワーナーミュージック・ジャパン
アーティスト:アーノンクール(ニコラウス)

♪管楽器による音楽の最高峰に立つ傑作


このジャンル全体の頂点とみなされるものである。
これに続くものは後世にも出ていない。
                                ― A.アインシュタイン

映画や舞台で有名な『アマデウス』で、サリエリが初めてモーツァルトを知る場面。
セレナーデ第10番第3楽章の妙なる調べが彼の心を捉え、陶酔へと誘っていきます。

「それは私の耳にしっかりとついて離れず、胸を刺し貫き、息が詰まるほどだった。
やがて、心を和らげるようなクラリネットの音色が響いてきた。
うっとりとするその調和、私は歓びに全身が震えた。」(第一幕第五場)

あたかも天からの音のように響くモーツァルトの天才の響きに、
サリエリはかつてない感動を覚え、それがやがて嫉妬へと変貌していくのです。
モーツァルトを最も憎んだ人間が、実はモーツァルトを最も理解していたという筋です。

セレナーデ第10番は『グラン・パルティータ』(大組曲)の名でも知られています。
これは後世につけられたものですが、曲の特徴を捉えていることから定着しています。
当時ウィーンでは「ハルモニー」または「ハルモニームジーク」と呼ばれる、
管楽合奏が流行していて、第10番はその演奏のために書かれました。

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大組曲と呼ばれるように楽器編成も演奏時間も大規模で、
通常の八重奏に管楽器4本とコントラバス1台を加えた13人の合奏で、
全7楽章が50分近くかけて演奏される、当時としては異例の作品でした。

モーツァルト自身は低音にコントラバスを指定していますが、
管楽器のみの演奏用に低音をコントラ・ファゴットで代用することもあります。
そのため一様に「13管楽器のためのセレナーデ」とも呼ばれています。

1784年3月23日のブルク劇場での初演には、次のような評伝が残されています。
「モーツァルト氏による4楽章からなる作品で、輝かしく崇高なものであった。
それは13の楽器、すなわち、ホルン4、オーボエ2、ファゴット2、クラリネット2、
バセット・ホルン2、コントラバスからなる編成で、どの楽器をも名手が担当していた。
その効果のなんと素晴らしかったことか。輝かしく壮大で、高雅かつ崇高であった。」





モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調 『グラン・パルティータ』 K.361 (370a) 第3楽章 Wolfgang Amadeus Mozart:Serenade No.10 for winds in B flat major
K.361/370a 3. Adagio


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posted by アンドウトワ at 07:21 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする