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2011年12月07日


ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 第4楽章 「断頭台への行進」

ベルリオーズ:幻想交響曲
新品最安価格:17%OFF ¥ 826 (8店出品)
レビュー平均: 4.9点 (7人がレビュー投稿)
5.0点 アバドの名演
5.0点 ドラマチックな名演奏
4.0点 いやーこれも安いね
発売日:2006-11-08
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:アバド(クラウディオ)

♪フランスロマン派の黎明期を飾った稀代の傑作

まず最初に驚くべきは、ベルリオーズが生まれたのは、ロマン派の中心である
メンデルスゾーン、ショパン、シューマンやリストたちより6年以上早く、
シューベルトの生誕ともさほど変わらない、1803年のことであるという事実です。

代表作のひとつである幻想交響曲は、1830年(27歳)の作曲ですが、
その作風は当時の20〜30年先を行っていたとも言われ、
ベルリオーズの才能がいかに時代を先取りしていたかを示す傑作です。

しかしその先進性から、保守的なフランスの楽壇からは異端児扱いで、
ベルリオーズは長年に渡って、頑迷な楽壇にひとり挑み続けたのでした。
彼の音楽に先に理解を示したのは、むしろ本国以外のヨーロッパ諸国でした。

1842年の最初の演奏旅行では、ドイツ各地で熱狂的な歓迎を受け、
翌年も同じくドイツで成功を収め、ロシア、イギリスと名声は広まっていきました。
ベルリオーズはヨーロッパ各地の楽団で指揮者を務め、
同時に作曲はもちろん、音楽評論家としても活発に活動を続けました。

そしてようやくフランスの楽壇が彼の才能を認めた時には、
残念なことに既にベルリオーズはこの世の人ではありませんでした。
しかし「近代オーケストレーションの父」として、後の評価は絶対的なものになり、
フランスロマン派の黎明期を語る上で、欠くことのできない存在となっています。

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英国の女優ハリエット・スミスソンへの激情が生み出した稀代の傑作は、
「幻想交響曲」の題名に「一芸術家のエピソード」という副題がついています。
交響曲でありつつも、青年の心理を巧みに描写した標題音楽でもあるのです。

曲全体の標題のほか、各楽章にもそれを説明する標題がついていて、
第4楽章「断頭台への行進」には、次のような標題がつけられています。


若い芸術家は愛人を殺し、死刑を宣告され、刑場へ引かれる夢を見る
刑場への行進は荒々しく憂鬱なものかと思えば、明るく賑やかになっていく
最後の一瞬、恋人の幻が頭をよぎる
恋の思い出が死に直面した瞬間にも、強く作用している






ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 第4楽章 「断頭台への行進」
Hector Berlioz:Symphonie Fantastique Op.14
4. Allegretto non troppo (Marche au supplice)



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posted by アンドウトワ at 17:05 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする