2011年11月15日


ブリテン:シンプル・シンフォニー Op.4 第3楽章:センチメンタル・サラバンド

弦楽のためのイギリス作品集
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発売日:2006-09-27
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:ブリテン(ベンジャミン)
時間:58(分)

♪エルガー、ホルストと並ぶ20世紀英国を代表する作曲家

学校の音楽室には必ずと言っていいほど、大作曲家たちの肖像が並んでいます。
バロック期のヴィヴァルディ、バッハに始まり、古典派、ロマン派…と進んで、
最後の現代音楽の締めくくりに登場することも多いのが、
20世紀の英国が生んだ作曲家、ベンジャミン・ブリテンです。

ブリテンは1913年11月22日、イングランドの港町ローストフトに生まれました。
合唱協会の幹事でアマチュア歌手だった、母の影響もあってか、
ブリテンは5歳で歌を書き始め、9歳で初めての弦楽四重奏曲を作曲しています。

その後、12歳から本格的に作曲を学び、16歳でロンドンの王立音楽大学に入学。
すでに基本的な教育を終了していた彼は、大学きっての秀才と称えられました。

プロとしてのブリテンは、公私共に渡るパートナーだった盟友のテノール歌手、
ピーター・ピアーズと共に、代表作となる歌劇・声楽曲を生み出していきました。
すなわち、「ピーター・グライムズ」「戦争レクイエム」等がそれですが、
これらはピアーズの演奏を前提に書かれ、初演もピアーズによりました。

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またブリテンは平和主義者としての一面も持っています。
反戦的内容の「戦争レクイエム」も、その表れのひとつと言えます。
兵役拒否の意味合いで一時アメリカに移住したこともある彼は、
帰国後に「良心的兵役拒否」として法廷の承認を受け、
純粋な芸術家としての立場を守りました。

シンプル・シンフォニーはブリテンが1933年から1934年にかけて作曲した、
弦楽オーケストラまたは弦楽四重奏のための、4楽章から成る楽曲です。
1923年から1926年に書かれた、習作的なピアノ曲をもとに作られています。




ブリテン:シンプル・シンフォニー Op.4 第3楽章:センチメンタル・サラバンド
Benjamin Britten:Simple Symphony, Op.4
3. Sentimental Sarabande
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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 15:06 | 弦楽合奏曲 (String ensemble) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする