2007年05月13日


レスピーギ:《リュートのための古風な舞曲とアリア》 第3組曲より “シチリアーナ”

レスピーギ : リュートのための古風な舞曲とアリア イ・ムジチ合奏団
 イ・ムジチ合奏団
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント(1993-09-05)
おすすめ度の平均: 4.0
4ロータの曲もいいですよ

♪気品と香気が漂ういにしえのシチリア舞曲

レスピーギは「ローマ3部作」などで知られるイタリアの作曲家です。
ロシアでR.コルサコフに管弦楽法を学び、それが作品の中で
壮麗なオーケストレーションとなって開花しました。

また、同時代の作曲家たちの流れに逆らって、
オーソドックスなスタイルを保った稀有な存在ともいえます。

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「リュートのための古風な舞曲とアリア」は
レスピーギが図書館で発見した15,6世紀のリュート曲を
元に編曲を施した3つの組曲です。
わけても第3組曲「シチリアーナ」は特に人気が高く、
単独でも演奏される機会の多い作品です。
CMでも頻繁に使用され、また最近では平原綾香さんが
アルバムでカバーしたことでも話題になりました。

レスピーギは、この曲について「原曲のもつ気品と香気を失うことなく、
原曲の時代と性格に適した和声を配し、管弦楽の衣を着せた」と語っています。





O.Respighi:Antiche danze ed arie per liuto No.3
3. Siciliana
レスピーギ:シチリアーナ.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 03:20 | 弦楽合奏曲 (String ensemble) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする