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2009年06月20日


リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S244-2

シルヴァー・ジュビリー・コンサート・ライヴ1953
ホロヴィッツ(ウラディミール)
BMG JAPAN(2001-12-19)
おすすめ度の平均: 5.0
5シューベルトとハンガリー狂詩曲がすばらしい

♪民俗音楽をベースにした華やかなピアノ曲

華やかなウィーンの楽壇で活躍するイメージの強いリストですが、
実はハンガリーの農村ライディングがその出生地です。
ですから一家をあげてリスト少年の才能を伸ばすために
パリに移住してからも、彼の心から故郷ハンガリーへの想いが
消えることはありませんでした。

1830年のハンガリー大洪水の際には逸早く、
ウィーンで難民救済の慈善コンサートを開いています。

そんなリストが再びハンガリーの地を訪れたのは、
パリへ旅立ってから16年後の1838年のことでした。
この翌年から数年にわたり「ハンガリー民族的旋律集」と題した
4巻24曲からなる曲集を出版しています。
また、1840年からは約10年をかけて後の代表作となる
「ハンガリー狂詩曲」全19曲を作曲しています。

当時ハンガリーではジプシー音楽と東洋系異民族の音楽が混ざり合ってできた
チャルダッシュ(チャールダーシュ)という音楽が流行していました。
この音楽は遅いテンポで哀切あるラッサンと、一転して速いテンポで疾走する
フリスカという部分から構成されているのが特徴で、
リストは「ハンガリー狂詩曲」でもこれをふんだんに取り入れています。

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特にリストが最も作曲に力を入れ、魅力的な10の主題が次々と現れる第2番には、
チャルダッシュやその前身のヴェルブンコシュ
(異なるテンポの複数の楽節をもつ音楽)の要素が強く見られ、
旋律の親しみやすさもあって現在でも高い人気を博しています。

また第2番はリストの弟子で「ハンガリー田園幻想曲」の作曲で知られる
ドップラーとの共同作業で、後に管弦楽にも編曲されこちらも大変親しまれています。




F.Liszt:Hungarian Rhapsodies No.2 cis-moll

http://classical-music.aki.gs/Liszt-Hungarian-Rhapsodies-No2.mp3



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posted by アンドウトワ at 06:17 | 器楽曲・ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする