2007年08月11日


ラヴェル:《水の戯れ-Jeux d'eau》

月の光~フランス・ピアノ名曲集
永野英樹 他
コロムビアミュージックエンタテインメント(2003-07-23)
おすすめ度の平均: 5.0
5手軽に楽しめる!

♪フランス印象主義音楽の訪れを告げるピアノ曲の傑作

「水の戯れ」はラヴェルが26歳、パリ音楽院在学中の作品で、
師事していた作曲家のフォーレに献呈されました。

リストの「エステ荘の噴水」に影響を受けているとも言われる
この曲は、フランス語の原題「Jeux d'eau=噴水」に表される通り、
一定の規律を保ちながらも様々に変化していく
水の多彩な表情を描き出しています。

見方によれば「水の戯れ」こそがフランス印象主義音楽の始まり
だという捉え方もある、ラヴェルにとって代表的なピアノ曲です。

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この曲の演奏についてラヴェルは、テンポは動かさずに
同じ速度で弾くように指示していたようです。

のだめがパリで開いた最初のコンサートのプログラム曲にもなっています。








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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 07:42 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする