2008年04月19日


モーツァルト:自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K.608

アフラートゥス・クァルテット / ベートーヴェン・モーツァルト作品 木管四重奏版
アフラートゥス・クァルテット
オクタヴィアレコード (2005-03-24)
おすすめ度の平均: 4.0
4 幸せな音色

♪自動演奏のオルガンのために作曲された晩年の作品

種類も様々なオルゴール類を集めた“ミュラー芸術館”の
運営で生計を立てていたダイム・フォン・シュトリテッツ伯爵は、
1790年7月14日に亡くなったロウドン元帥を記念する
霊堂を建設するにあたり、モーツァルトに
時計用自動オルガンのための作品を依頼しました。

こうした仕事は彼にとって決して本意ではなかったものの、
当時の経済状況を考えれば断る理由もなかったのは事実です。

モーツァルトは3年ほどをかけて数曲の作品を作曲し、その内5曲が現存しています。

スポンサードリンク


1791年に作曲された「自動オルガンのための幻想曲」は、
そうした一連の作品の中でも特に深い音楽性を持ち、
後にピアノ連弾用に編曲された他、
ベートーヴェンも写譜するなどして研究したと伝えられています。





W.A.Mozart:Fantasia for Mechanical Organ in F minor, K.608
モーツァルト:自動オルガンのための幻想曲.mp3



ブログパーツ
posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 23:15 | 器楽曲 (Instrumental) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする