2007年02月11日


マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 第4楽章 -アダージェット-

マーラー:交響曲第5番
バーンスタイン/ウィーンフィル
ポリドール(1992-10-01)
おすすめ度の平均: 4.5
5マーラー指揮の理想形のひとつ
3感情移入
4アダージェットの評価
5神懸かり的に心情を表出した圧倒的銘盤
5圧倒的なライブ

♪甘美な旋律に乗せた愛の告白

指揮者として成功を収め、41歳という脂の乗りきった時期に
マーラーは、自分よりも19歳も年下の娘と出会い恋をします。
後に彼の妻となるアルマ・シンドラーです。

便箋20枚にも及ぶ熱烈な手紙をアルマに送り、出会ってから
1月で婚約、更にその3ヶ月後には結婚してしまいました。

交響曲第5番はその最中に作曲され、
特に第4楽章は“アルマへの調べ”として書かれました。
交響曲全体のスコア表紙にも、
第5番を彼女に捧げる旨が記されています。

言葉なき愛の告白であるこの第4楽章アダージェットは、
その美しさから単独で演奏されることも多い、マーラーの代名詞的音楽です。





G.Mahler:Symphony No.5 in C# minor, 4. Adagietto
マーラー:交響曲第5番 4.アダージェット.mp3



ブログパーツ
posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 01:16 | 交響曲 (Symphony) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。