アンダンテ・カンタービレ〜ロシアへの誘い
posted with あまなつ on 2008.10.14
ボロディン四重奏団
ワーナーミュージック・ジャパン(2000-06-21)
ワーナーミュージック・ジャパン(2000-06-21)
♪メロディーメイカー・ボロディンを代表する名旋律
ボロディンは本職が化学者であるにもかかわらず、
忙しい合間を縫っての日曜作曲家的創作活動ながら、
印象的な作品を数多く残しました。
そして実はボロディンもチャイコフスキーや
ラフマニノフを生み出したロシアならではの、
優れたメロディーメイカーといえます。
「ダッタン人の踊り」でのオーボエによる郷愁を誘う旋律を始め、
弦楽四重奏曲第2番と同時期に作曲された交響詩
「中央アジアの草原にて」でも、胸の奥深くに
響くような旋律が次々登場します。
そして今回お届けする「ノクターン」も、
ボロディンならではの親しみやすく美しい旋律から、
単独でよく取り上げられる名作です。
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和音進行は「中央アジアの草原にて」にも通じる
ベースの半音下降ですが、これはベートーヴェン
交響曲第7番 第1楽章の序奏でも同じ調で見られますね。
さて演奏ですが本来は弦楽四重奏曲ですが、
今回はポピュラーなアレンジである
ストリングス・オーケストラ版でお送りします。
Alexander Borodin:Quartet for 2 Violins, Viola and Violoncello
in D major 3. Nocturne
ボロディン:ノクターン.mp3
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