ベルリオーズ:幻想交響曲
posted with あまなつ on 2009.01.25
ミュンシュ(シャルル)
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)(2007-06-20)
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)(2007-06-20)
おすすめ度の平均: 

異様な熱気溢れる名演
幻想交響曲と言えばまずこの盤でしょう
ゴッホの絵を思わせる、強烈な色彩が渦巻く演奏♪ロマン派の扉を開いた表題交響曲のさきがけ
ベートーヴェンが亡くなった1827年、ベルリオーズ24歳の時です。
パリでイギリスの劇団によるシェークスピア劇「ハムレット」や
「ロメオとジュリエット」の公演がありました。
この「ハムレット」のオフィーリアを演じた劇団の花形女優、
ハリエット・スミスソンにベルリオーズは熱烈な恋心を抱きます。
最初はスミスソンへの手紙から始まり、次いで毎夜の楽屋通い。
果ては彼女の向かいのアパートに引越し、そこから注視するという、
現代で言えばストーカーのような度を越えた行動に至りました。
スミスソンに拒絶されたベルリオーズは雪のパリの街を狂ったように彷徨い、
友人のリストとショパンが一晩中探し続けたという話もあります。
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しかしこの一連のできごとが交響曲の歴史を変え、
その後のロマン派の時代の扉を大きく開いた稀代の名曲
「幻想交響曲」を生み出すきっかけとなったのです。
6:15で登場するスミスソンを示す《恋人の主題》は
「固定観念」(イデー・フィクス)と呼ばれ、
各楽章に手を変え品を変え再登場することで、
楽曲全体にひとつの統一感をもたらしています。
初演から3年後、落ちぶれて飛び込んで来たスミスソンとベルリオーズは結婚しますが、
彼女に幻滅を感じたベルリオーズはついには離婚に踏み切ってしまうのでした。
Louis Hector Berlioz:Symphonie Fantastique Op.14
1. Largo-Allegro agitato e appassionate assai
http://classical-music.aki.gs/Berlioz-Symphonie-Fantastique-1st.mp3




