2007年08月15日


ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 Op.50

ツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
ハイフェッツ(ヤッシャ)
BMG JAPAN (2007-11-07)
おすすめ度の平均: 5.0
5 ヴァイオリンの詰め合わせですね。

♪穏やかでやさしい旋律に心洗われるヴァイオリン曲

ベートーヴェンは「第1番ト長調」と「第2番ヘ長調」の
2曲のロマンスを残していますが、そのどちらもが
いつもの激しいベートーヴェンとは違う、
強奏、強打のまったくない優しく穏やかな音楽です。

作曲順では「第2番」の方が先で、旋律の際立った美しさからも
一般には「第2番」の方がより広く親しまれています。

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どこかヴァイオリンソナタ「春」の第1楽章、第1主題を
思い起こさせますが、「ロマンス第1番」は
ヴァイオリン協奏曲の第2楽章と似た雰囲気があります。
ベートーヴェンはこうした流れるような旋律を、好んでヴァイオリン曲に用いました。

ロマンスの2曲はどちらも小規模のオーケストラ編成で、
フルートやホルンといった音色のやわらかい楽器を前面に出しています。





L.V.Beethoven:Romance No.2 in F major, Op.50
ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 08:03 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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