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2007年10月16日


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」 第1楽章 [完全版]

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第5番
ベネデッティ=ミケランジェリ(アルトゥーロ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-11-08)
おすすめ度の平均: 5.0
4ミケランジェリ開眼
5信じがたいまでに素晴らしい、完璧な演奏
5「皇帝」の名に相応しい演奏
5貴族的完ぺき主義の使徒の珠玉の名演

♪壮麗にして豪華なピアノ協奏曲の頂点

チャイコフスキー、ラフマニノフ、グリーグ・・・。
ピアノ協奏曲の名曲は数ありますが、その壮大さ、気高さ、
気品などにおいて郡を抜いた存在として燦然と輝く名作です。
ベートーヴェンは全部で5曲のピアノ協奏曲を残していますが、
その中でも間違いなくベストと言えるでしょう。

この曲を作曲した頃のベートーヴェンはすでに交響曲
「運命」や「田園」といった大曲を書き上げていた、
押しもおされぬ大作曲家でした。
にもかかわらず、ベートーヴェンは知人に頼んで
バッハやハイドン、モーツァルトなどの全総譜を取り寄せ、
一から研究し直しています。
時は1809年、ベートーヴェンのいるウィーンが、
ナポレオン率いるフランス軍の占領下になった時期です。

弟カールの家の地下室で身を潜めながら、
過去の大家の研究と同時に「皇帝」の構想は着々とすすめられていました。
ですからこの作品にはそうした研究の成果と、
ナポレオンの弾圧には決してひるまないぞという、
強靭な意思表明のようなものが表れています。

「皇帝」というタイトルはベートーヴェン自身によるものではありません。
その曲調から想起されるイメージによって、後からつけられたものです。
その名の通り男性的で力強く、ピアノを伴った交響曲
ともいえるような充実した内容を誇っています。

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第1楽章は冒頭のカデンツァからして豪華さの極みで、
その後も一瞬の隙もないような密度の濃い音楽が、
堂々たる格調を携えて進行していきます。
まさにそれは何事にも屈しない強靭な“皇帝”の姿そのものです。

尚、この楽章は以前にも前半10分ほどの省略版を公開していましたが、
今回は装いも新たにピアノの音色もより良いものに差し替え、
演奏も20分強の、当ブログ最長のフルバージョンでお届けします。





L.V.Beethoven:Piano Concerto No.5 in E flat major, Op.73 "Emperor"
1. Allegro
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 皇帝 第1楽章.mp3



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posted by アンドウトワ at 18:11 | 協奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする