ベートーヴェン:交響曲第6番
posted with あまなつ on 2009.07.09
クレンペラー(オットー)
EMIミュージック・ジャパン(2004-06-23)
EMIミュージック・ジャパン(2004-06-23)
♪数少ないバレエ音楽の序曲は演奏会の定番
ベートーヴェンにバレエ音楽のイメージは薄いかもしれませんが、
まだボンにいた時代の作品である「騎士のバレエ」と
その10年後の1800年〜01にかけて作曲された
「プロメテウスの創造物」のふたつが作品として残されています。
ベートーヴェンは舞台音楽にも意欲的な作曲家だったと言えます。
歌劇には「フィデリオ」という立派な作品がありますし、
劇付随音楽としても「エグモント」「ステファン王」
「アテネの廃墟」などの有名作が挙げられます。
「プロメテウスの創造物」はイタリアのバレエダンサーで
振付師のサルヴァトーレ・ヴィガーノが、
ベートーヴェンに新作バレエ用音楽の依頼をしたことから作曲されました。
交響曲第1番を完成させ「これから」という意気盛んな頃です。
ベートーヴェンはこのバレエに演劇、舞踏、音楽が一体となった、
総合芸術的な意味合いを持たせようとしていたようです。
この感覚はとても近代的と言えるかもしれません。
「プロメテウスの創造物」は初演から1年間に20回以上も再演された
人気作であったにも関わらず、バレエ自体は次第に忘れられていき、
今ではほとんど序曲のみが演奏されています。
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しかし第16番フィナーレの主題は「英雄交響曲」や
「エロイカ変奏曲」にも流用されているので、
むしろそちらの方で馴染み深いものになっているでしょう。
序曲には後の大曲「献堂式序曲」へと発展していく音楽的な布石も感じられます。
L.V.Beethoven:The Creatures of Prometheus Overture Op.43
http://classical-music.aki.gs/Beethoven-Prometheus-Overture.mp3




