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2009年07月19日


ビゼー:交響曲 第1番 ハ長調 第2楽章

ビゼー:交響曲第1番
ビゼー:交響曲第1番
posted with あまなつ on 2009.07.19
ビーチャム(トーマス)
EMIミュージック・ジャパン(2004-12-08)

♪情感豊かに旋律を歌い上げる第2楽章

「カンタービレ」という楽譜上の発想記号があります。
演奏に際して「歌うように」を意味する音楽用語ですが、
この「カンタービレ」という言葉がぴったりの曲が第2楽章です。

こんな話があります。
オペラ作曲家になることを目指し、他のジャンルには
目もくれなかったビゼーに対してサン=サーンスが言いました。
「あなたは才能があるのだからもっと純音楽も作曲してみては?」
これに対するビゼーの答えはこうです。
「私の音楽的性分はオペラにこそ向いているのです。」

実際ビゼーの作品の大半は、30曲以上になる舞台作品に集中しています。
そして若い頃から彼の中には常に“歌”がありました。
それはこの第2楽章 2:57からの約2分間を聴けばはっきりとわかります。

交響曲というジャンルの中でこれほど旋律を豊かに歌い上げているのも珍しいと思います。
全体に古典派の交響曲を模範とした作風にあって、
この歌心はビゼーならではの特色と言えるでしょう。

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同じく旋律美に満ちた交響曲を書いたチャイコフスキーが、
第5番などでフランスのシャンソンを規範としたのに対して、
ビゼーの音楽からは明らかにイタリアのオペラやカンツォーネの風情が伝わってきます。
また、この楽章では一方で対を成す、オーボエが奏でる
ややエキゾチックで哀しげな旋律も大きな魅力のひとつになっています。




G.Bizet:Symphony in C 2. Adagio

http://classical-music.aki.gs/Bizet-Symphony-in-C-2nd.mp3


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posted by アンドウトワ at 17:39 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする