2007年04月12日


J.S.バッハ:《トッカータとフーガ》 ニ短調 BWV565

トッカータとフーガ / バッハ : オルガン作品集
アラン(マリー=クレール)
ワーナーミュージック・ジャパン(2000-06-21)
おすすめ度の平均: 5.0
5現代最高の人気を誇るオルガン音楽の名匠!!
5ディズニー映画「ファンタジア」での一曲目!
5世界最高オルガニストの偉大さ!
4繊細なオルガン音

♪鮮烈な冒頭が印象的なオルガン曲

現代はラップの流行など音楽がリズム主体に
なっていますが、バッハの時代の音楽の主役は旋律でした。

主題としての旋律が幾重にも重なって展開していくのが
フーガであり、トッカータとは速く短い試し弾き的な即興をいいます。
今回の「トッカータとフーガ」の場合、
前半2:32までがトッカータ、その後がフーガです。

バッハの作品としてあまりに有名なこの曲ですが、
オルガンの奏法的には容易であり、
バッハの他のフーガと比べると内容が薄いため、
他者の作品とする向きもあるようです。
ですが印象的な冒頭とシンプルで分かりやすい内容から、
バロック時代の音楽を一般に伝える名曲のひとつとして
親しまれていくことに変わりはないでしょう。

スポンサードリンク


ちなみにドラマ版「のだめカンタービレ」の主役、
上野樹里さんがNHKの特番で訪れた英国の大聖堂で、
オルガンで奏でられたのがこの曲です。




J.S.Bach: Toccata and Fugue in D minor, BWV 565
J.S.バッハ:トッカータとフーガ.mp3



ブログパーツ
posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 06:33 | 器楽曲 (Instrumental) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする