2007年12月06日


J.S.バッハ:マタイ受難曲 第39番 「憐れみたまえ、わが神よ」 BWV244

バッハ:マタイ受難曲 全曲
鈴木雅明
キングレコード(1999-10-22)
おすすめ度の平均: 5.0
5間違いなく世界最高水準の演奏
5とても美しい演奏
5端正で美しい名演
5音楽の不思議
4適度の陰りと湿り気が心地よい。

♪西洋音楽の最高峰ともいわれる傑作

新約聖書“マタイによる福音書”に基づくこの作品は、
クラシック音楽の最高峰との呼び声も高い、
バッハ生涯最大の傑作です。

全曲で2時間半を越える長大な演奏を通して、
キリストが捕らわれてから十字架に張り付けられるまでを、
音楽劇の形で刻々と描いていきます。

受難曲は8世紀ごろに姿を現し、
バッハによってその頂点を極めるに至りました。

そのような傑作の「マタイ受難曲」ですが、
発表されてから100年もの間、まったく顧みられることはありませんでした。
それを発掘し蘇演したのが、その時若干20歳だったメンデルスゾーンです。
バッハ再認識のきっかけを作ったこの演奏会は、
作曲と並ぶメンデルスゾーンの大きな功績とされています。

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第39番「憐れみたまえ、わが神よ」は、
預言通りイエスと共にいたことを三度否認してしまった、
ペテロの悲しみが表現されたアリアで、全曲中でも特に知られる名作です。








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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 05:49 | 声楽曲 (Vocal music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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