2008年10月05日


J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988 から 2. アリア

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)
グールド(グレン)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(2004-11-17)
おすすめ度の平均: 4.5
4グールドの鼻歌が気になる
520世紀最高にして最後のピアニスト
5心の中の一番奥にしまわれる
5スタンダード中のスタンダード♪
5天才グールド究極の名演奏!

♪不眠症の伯爵のために書かれた変奏曲

ロシア大使としてドレスデンに滞在していたカイザーリンク伯爵は、
病気がちなこともあって眠れぬ夜を過ごしていました。

伯爵はお抱えチェンバリストとして演奏させていた、
バッハの弟子である当時14歳のゴールドベルクに、
ゆったりと眠りにつけるような明るく穏やかな曲を、
バッハに作ってもらえるように頼んで欲しいと伝えました。

これを受けて作曲されたとされるのが
「アリアと様々の変奏曲からなるチェンバロのための練習曲」
弟子の名を採った通称「ゴールドベルク変奏曲」です。

妻であるアンナ・マクダレーナ・バッハに捧げられた曲集の中の、
フランス風サラバンドに題を得たアリアを基に、その後30に及ぶ変奏が並び、
再びアリアに帰って閉じるという長大な変奏曲です。

スポンサードリンク


長らくチェンバロ曲としてあまり日の目を見なかったこの曲を、
一気に表舞台に引き出したのはカナダのピアニスト グレン・グールドです。
グールドの2度に渡る録音は最早伝説のように語られ、聴き継がれています。




J.S.Bach:Goldberg Variations BWV988
2. Aria

http://classical-music.aki.gs/095-Bach-Goldberg-Variationen-Aria.mp3



ブログパーツ
posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 03:54 | 器楽曲 (Instrumental) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする