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2010年03月31日


J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第24番 ロ短調 BWV869

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 全曲
リヒテル(スヴャトスラフ)
BMG JAPAN(2002-08-21)
おすすめ度の平均: 4.5
5リヒテルの遺産
5究極のバッハ
5名演奏です!
5宇宙の音楽
5名盤です

♪12音と24の調性で解き明かされる大宇宙の神秘

音楽の旧約聖書と称されるバッハの平均律クラヴィーア曲集は、
巻頭の言葉通りに受け取るなら、若い学生達の有益な手引書、
また学習を終えた者には楽しみとしての作品集ということになります。

原題は“よく調律された”を意味し、必ずしも平均律とは限りません。
こうした事柄はこの作品を説明する上で避けられない話題ですが、
バッハが作品に込めた深い真意をもっと汲み取るべきかもしれません。

12平均律は一オクターブを12音に等分した調律法です。
これは厳密には音程にぶれが生じるなど問題がありながらも、
現代のポップスなどを始め多くの音楽で用いられる手法です。
ベートーヴェンもビートルズも美空ひばりも、
みなこの同じ約束の中で音楽が生み出されています。
これはよく考えればすごいことです。

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多少のぶれがあるとはいえ、なぜ音は12分割でほぼ収まるのでしょうか?
12音と24の調性が広く音楽の基本として成立するのは、
当たり前のようでいて不思議です。

バッハはこの不思議に神や宇宙の神秘を垣間見、
それを12音と24の調性で音楽によって表現、確証しようと試みたのかもしれません。
あるいは自身が信じた神を称えようとしたのかもしれません。

その思いは音楽家というより数学者のそれと言ってもいいほどです。
バッハが学者や知識人からも広く支持される理由は、
こんなところにあるとも言えると思います。




J.S.Bach:The Well Tempered Clavier No.1 in B minor, BWV869
24. Prelude&Fuga

http://classical-music.aki.gs/Bach-The-Well-Tempered-Clavier-1-24.mp3


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posted by アンドウトワ at 18:32 | 器楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする