ハイドン:交響曲第94番「驚愕」、100番「軍隊」、101番「時計」
posted with あまなつ on 2014.04.01
価格: 
カラヤン/ベルリンフィル
ユニバーサル ミュージック クラシック(2012-05-08)
売り上げランキング: 748
ユニバーサル ミュージック クラシック(2012-05-08)
売り上げランキング: 748
♪フォルテッシモはパパ・ハイドンの壮大な遊び心
クラシックの歴史をたどる上で、
どうしても外すことのできない重要な人物がいます。
“パパ・ハイドン”と呼ばれモーツァルトからも
とても敬愛された“交響曲・弦楽四重奏曲の父”−ハイドンです。
彼がいなければその後のモーツァルトもベートーヴェンも
なかったかもしれないと言えるほど、
古典音楽の形式を確立させた功績は絶大です。
ハイドンは親しみやすい人柄で愛されていましたが、
音楽にもウィットや遊び心があふれています。
そんな作風を象徴する作品のひとつが、
今日お届けする「驚愕(びっくり)交響曲」です。
スポンサードリンク
出だしはピチカートで静かに演奏された後、
いきなりフォルテッシモの全合奏(0:31)がとどろき渡ります。
これは当時、コンサートで緩徐楽章になると
うたた寝をはじめる貴婦人たちを起こすために、
ハイドンがこうしたお遊びを仕込んだといわれています。
ハイドンには長年仕えたエステルハージ家を
解雇された後に傑作が多く、「驚愕」もそうした時期の
“ザロモン・セット”と呼ばれる名作交響曲群の中のひとつです。

スポンサードリンク
【関連する記事】
- バルトーク:《管弦楽のための協奏曲》 第4楽章 「中断された間奏曲」
- ショパン:エチュード Op.10-3 ホ長調 「別れの曲」
- 瀧廉太郎:荒城の月 (2016年1月1日よりパブリックドメイン)
- ショパン:ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1 《子犬のワルツ》
- バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 1. 棒踊り
- チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》Op.71aより 第7曲“あし笛の踊り”..
- モーツァルト:ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331 第3楽章 「トルコ行進..
- サン=サーンス:死の舞踏 Op.40 (リスト編曲 S.555)
- ドビュッシー:《ベルガマスク組曲》より 3. 月の光 [2018]
- シューベルト:魔王 Op.1 [ リスト編曲 ]
- プロコフィエフ:『ロミオとジュリエット』組曲第2番 Op.64ter "モンタギ..
- オンライン特別プログラム - モルダウ/クラシック名曲集 Vol.1 バーチャル..