♪流れるようなアルペジオが美しい初期の名作
ローマ大賞受賞後のイタリア留学から帰ってすぐに作曲された、
ドビュッシーが26,7歳頃のごく初期のピアノ作品です。
当時パリではアラベスクという唐草模様が流行していました。
この言葉やイメージは音楽やバレエなどの芸術にも取り入れられ、
アラベスクという名の作品を多く生み出しました。
ドビュッシーはアラベスクと名のつく曲を2曲作っています。
それらは「2つのアラベスク」として1891年に出版されました。
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2曲とも唐草模様の様に音が絡み合いながら展開していきますが、
トリル風のフレーズが主体の活発な2番に比べて第1番は、
流れるようなアルペジオの伴奏の上を、
優しい旋律が寄り添うように漂っていきます。
いかにもフランス印象派、ドビュッシーという感じの作品です。
アラベスクというタイトルなものの、
聴く人によって様々なイメージが広がるような多面性を感じさせます。
C.Debussy:Arabesque No.1
ドビュッシー:アラベスク 第1番.mp3





