ドヴォルザーク:交響曲第8番&第9番「新世界」posted with あまなつ on 2008.10.13ドヴォルザーク
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-09-05)おすすめ度の平均:新世界という楽曲は…
ベストバイの一つ
いい時代になった
♪遠く離れたふるさとを懐かしむ望郷の歌
1891年、ドヴォルザークは新設されたニューヨーク・ナショナル音楽院の創立者、
ジャネット・サーバー理事長から招聘を受け、音楽院院長として渡米しました。
その地で耳にした黒人音楽は彼の作風に大きな影響を与えます。
具体的にはペンタトニックという五音音階のスケールを
多く用いるようになり、それは「新世界より」、弦楽四重奏曲「アメリカ」、
「ユーモレスク」など代表的な有名曲にもはっきり表れています。
ペンタトニックはわかりやすくいうとピアノの黒鍵だけの音階で、
ドレミファソラシドから四度と七度のファとシの音を外すので
俗に“四七抜き(よなぬき)”ともいわれます。
どこか土臭い、懐かしい香りが漂うのが特徴で、民謡や演歌などにも多く見られます。
この音階が「新世界より」の大きなポイントになっているのは言うまでもありません。
スポンサードリンク
第2楽章は「家路」「遠き山に日は落ちて」など歌にもなっている有名曲です。
遠く離れたアメリカから故郷ボヘミアを想うドヴォルザークの心境が
滲み出ていますが、それは同時にすべての人の心の奥深くにある、
懐かしい故郷の原風景の記憶に訴えかけ、呼び起こすかのようです。
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」 第2楽章
A.Dvorak:Symphony No.9 in E minor, Op.95
"From the New World" 2. Largo
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
https://classical-sound.up.seesaa.net/Dvorak-Symphony-No9-2nd.mp3
スポンサードリンク
【関連する記事】
- ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」 第4楽章
- ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 Op.95 《新世界より》 第4楽章 [..
- ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」 第1楽章 [20..
- ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」第1楽章 [2024 ..
- ラフマニノフ:交響曲 第2番 第3楽章(冒頭) [2024] / Sergei ..
- ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 第3楽章 [2024] / Anton Br..
- ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 第1楽章 [2024] / Anton Br..
- シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.97 「ライン」 第1楽章 [2024..
- ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125 第3楽章・第4楽章 [2023..
- ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125 第1楽章・第2楽章 [2023..
- ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 第1楽章 [2023] / Anton B..
- ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op92 第2楽章 [2022] / L..