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2010年01月16日


デュカス:交響詩 《魔法使いの弟子》

デュカス:魔法使いの弟子
フルネ(ジャン)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
コロムビアミュージックエンタテインメント(2004-03-24)
おすすめ度の平均: 5.0
5ファンタジアの三曲目といえばやっぱりこれでしょう!
5壮麗・豪華な異国趣味の傑作オーケストラ作品

♪ゲーテ作のバラードを華麗な管弦楽で見事に表現

ポール・デュカスは19〜20世紀に活動したフランスの作曲家です。
14歳で独学で音楽の勉強を始め、17歳でパリ音楽院に入学。
その後は地道な音楽活動を続け、パリ音楽院の教授も務めました。

デュカスは孤独を愛した完全主義者で、元来多作家ではない上に、
1920年代には大半の自作曲を納得いかずに破棄してしまいました。
そうして残ったのは、わずかに13曲ほどだといいます。

そんな自信作のひとつが交響的スケルツォ「魔法使いの弟子」です。
ゲーテの同名のバラードの仏語訳を原典としています。

…ある日のことです。
老いた魔法使いが雑用を弟子に言い残して旅立ってしまいました。
残された弟子は言い付けられた水汲みに飽き、
箒に魔法をかけて代わりに仕事をさせますが、
未熟な弟子の魔法のため床は水浸しに。

魔法を解く呪文を知らない弟子は困り果て、鉈で箒を真二つに割ってしまいます。
ところが今度は箒が2本となって、更にすごい勢いで水を汲み出し、
辺りは洪水のようになってしまいました。
そこへ師の魔法使いが帰ってきて、たちまちこれを鎮め、
弟子を叱りつける…という物語です。

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デュカスの交響詩はこれに沿って、音楽で情景を描写していきます。
フランクに学び、同世代のドビュッシーらの影響も受けた彼の音楽は、
伝統的な構築性とフランス的な色彩感が融合した独特の世界をもっています。

「魔法使いの弟子」といえば、ミッキーマウスが弟子に扮した、
ディズニー映画「ファンタジア」での使用が特に有名です。
ディズニーは映画化にあたり、当時の名指揮者ストコフスキーに直接話を持ちかけ、
数曲のクラシック曲を選んで映像化しました。

映画での「魔法使いの弟子」は、ストコフスキーによるオリジナル編曲です。
冒頭のピチカートを省略したほか、随所に手が加えられています。

*本ファイルはデュカスの原典版です。




P.Dukas:The Sorcerer's Apprentice

http://classical-music.aki.gs/077-Dukas-Sorcerers-Apprentice.mp3



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posted by アンドウトワ at 15:49 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする